ニーチェに告ぐ
“最大のうぬぼれとは何か。
愛されたいという欲求だ。
そこには、自分は愛される価値があるのだという声高な主張がある。
そういう人は、自分を他の人々よりも高い場所にいる特別な存在だと思っている。
自分だけは特別に評価される資格があると思っている差別主義者だ。"
『人間的な、あまりにも人間的な』
ふざけんな。
愛されたいと願ってなにが悪い。
赤子は母親の笑みがなければ皆死んでしまう。
生物の共通性の一つに遺伝があるではないか。なにゆえ自分「ごとき」の情報を複製しようというのか。
要は人は生まれながらに傲慢なのだ。
だったら開き直ろうじゃないか。
愛されたいと思って何が悪い。その人にそばにいて欲しいと願って何の問題があろうか。
愛してしまったのだから。
愛するとは素晴らしいことだ。無償の愛は尊い。でも、相手に求めることが罪なのか。
いや、罪だと認めよう。傲慢だと。
ならばせめて、罪滅ぼしに、相手に何ができるかを考えよう。相手の幸せを願いこの身を捧げようではないか。
Kitty
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