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恩師からの返信

(前の記事『先輩の報告』の続き。)

以下のような返信をくれた。


私は恐れ多いけれど、以下のような返信をもらって、、、

まるで恩師のさらに巨匠たちと交流しているような不思議な気持ちになると同時に、やっぱり私がやろうとしていることを止めたらだめだな。

となんとなく思わされたのだった。







私は解決法を与えたのではありません。

私が出来ることをエネルギーと時間を割いて

ひとつひとつ作業をしたのです。



それは私のボス

(現: 米国Cincinnati Children's Hospital教授 )


がなんにもわからない私に


一筆一筆、一枚一枚、罵詈雑言と怒鳴り声をあげながらも、日々やってくださったことです。


今の私は、ボスの期待したようなキャリアでも、立派な人間でもありませんが、


私がやってもらったことは

決して忘れずにいようとしていることでもあります。


ボスは私にことあるごとに言ってました。

師匠のかじろよしと先生、上代淑人先生(イラストレイテットハーパー生化学の著者)

と書きます、



なんにもわからない自分に

サイエンスってのはこうやってやるもんだ

と一つ一つ教えてくれた。


自分はそれを君にやると決めたからやってる、とね。


こんな綺麗な言葉では表せないほど、私は未熟で惨めなものでしたが、



もしもあなたが私から何かを学んだと仰ってくださるならば

それはボスのおかげです。

それは間違いない事実です。













この返信は自戒も込めてこの先もここに残しておきたいと思う。

困った時の何かしらの道標となるように。

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