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MIT式ハイリターン馬券の買い方

1.発想の大転換で競馬を楽しむ

①競馬は大人の娯楽です。昔は、馬券は競馬場か場外馬券売り場で買うしかありませんでしたが、電話での購入が可能になり、家に居ても馬券を購入することが出来るようになりました。さらに、インターネットでも買えるようになり、競馬を楽しむ人々の数は増加しました。

②昔、競馬好きの友人が、あるスポーツ紙に掲載されている予想通りに1年間馬券を買いました。結果は75%を少し超えるリターンを得ました。言い換えれば、馬券に投資した金額の約25%を負けたことになります。そもそも、競馬は売れた馬券の総額のうち25%を経費として徴収し、残りの75%が配当に回されますので、当然の結果であるわけです。なお、人気の高い馬に投票が集中し、レースの結果その馬が勝ち、配当が100円を切る場合があっても、特別の措置で100円の配当を払うこともありますので、年間を通した場合に、75%を少し超えることがあります。

③競馬の楽しみ方は多様です。競馬は、勝ち負けや損得ではなく、ロマンだと言う人もいます。自分が好きになった馬を応援して投票するのです。リターンが75%であることなどは全く意に介しません。また、常にオッズの高い馬券を買い、それが当たったときには数十倍、数百倍のリターンが得られることもあります。千円分を購入した馬券に対して、数万円、数十万円の払い戻しがある訳です。ある人は大穴を当てたときに、全身の血液が沸騰するような快感を覚えるそうです。トータルでは常にマイナスなのでしょうが、大穴的中の快感を味わいたく、常に大穴ねらいで馬券を買っているそうです。

④私はロマンを求めて馬券を買うのではなく、また、大穴の馬券を求めることもありません。私の関心はトータルで100%を超えるリターンを得る方法があるかないか、あるとしたらどのような方法かということです。その昔、私はボストンのMITに滞在していた時のある休日、チャールズリバーの河畔で、競馬において「勝つ馬を当てる」という発想を大きく変えて、ハイリターンを得られるような投票を行うという方法が浮かびました。そのときは構想のみを頭に記憶しておきました。今回紹介する方法の基本はMITに滞在中に生まれたものです。

⑤その後、帰国してから休日に、ボストンで考え付いた馬券の買う方法を進化させる検討を繰り返しました。その結果、現在は試験段階ですが、私はリターンで100%を超えてプラスになる競馬の馬券購入の方法を得ることが出来ました。そこで、皆様にその基本的な考え方を公開することになりました。全てを事細かく紹介しますと、皆が同じ方法を使用して、結局リターンでプラスにはならなくなることでしょう。ですから、ここでは考え方の基本を紹介します。

⑥試験段階とはいえ、折角リターンがプラスになる方法を見つけたのに、なぜ公開するのかという疑問を持たれる方もおられるかもしれません。ここで紹介することは、あくまでも私の考え方です。その考え方を参考にすれば、皆さんそれぞれが独自の方法を開発できることと思います。十人だと異なる十の方法が、百人だと百の方法が開発できることでしょう。私の方法と全く同一の方法にはまずならないと思います。富士山の絵を描いた場合、皆それぞれ異なる絵になるのと同じです。

⑦図は、本法によって得られたハイリターンが得られる領域を表した図です。縦軸はリターンの倍率を示します。現在模擬的に試しておりますが、年間で大体2~3倍のリターンが得られる結果が出ております。

MIT式ハイリターン馬券購入法

⑧なお、ここで紹介する方法は、勝ち馬を予測するものではありません。例えば、馬単の1着と2着を当てにいくものではありません。ある期間馬券を買った額に対して、トータルでそれ以上の配当を得ることを求めるものです。以下で、本法の新発想の馬券の買い方の基本的な考え方を述べます。パソコンを使い数値処理を行う必要がありますが、難しい専門知識や専門用語は極力使用せず、平易で簡潔に分かりやすく説明します。競馬を知り、エクセルを使える人には十分に理解してもらえると思います。

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