見出し画像

オペブイに参加して新たに感じた事

昨日(9月2日)
OperationVRに初参加をさせてもらった!
https://www.operationvr.info/

企業ではなく、個人の同人サークルが会場を3Dで1から作ったというとんでもないイベントだ。

もちろん会場はギミック満載で、
自分の会場では和太鼓を鳴らし、宙を舞った。
イベントで空を飛べる…わくわくしかない。
控えめに言って夢のワンダーランドだった。

初めて空を飛んだ時の絵。
(掲載マズかったらすみません)

そんな昨日のオペブイ…
スーパー楽しかったんだけども、会場のギミック探したり、見に行くだけで楽しんだまま終わってしまい、実は何も買わなかったこと…
そこがどうしても自分の中で気になってしまった…。

一応同人誌イベントとは書いてあって、
即売会ではないのだけど、
見た目はバーチャルな即売会そのものだし、
参加したけど戦利品なしという状況に陥ったのだった。

会場で一瞬自分にクリティカルに刺さりそうなものもあったのだけれど、オールジャンルだったからだろうか…手が出ず…
そしてなかなかジャンル外で容易にわからないものも多かった。 

ちなみにガンダムが集まっている一画もあったが、
ウイングだけは未視聴で、主催者さんの情熱のある本も買えなかった。
(同卓にあったオペブイの出来た経緯の本ぐらいは買えばよかったな…)

他にも併催として鉱物オンリーがあったりして大変素晴らしくグッズも魅力的だったのだけど、
「わぁ〜きれい〜!!」と、写真撮影可能な部分の写真を撮らせていただいて、手元に収めただけで、まるで石そのものを手に入れたような気持ちになってしまい、
結果的にそこでもお金を落とさず戦利品ゼロになってしまった…😨

8月のピクスク漏洩を受けてオペブイ樣側が
150spに拡大してくださって初参加できたけどただ「会場楽しいーー!こんなのあるんだー!」というテンションで、
目についた展示しか見てなくて、 
金銭的な貢献なしで戦地から帰ってきてしまった。(これでええんやろうか…😵‍💫😵‍💫😵‍💫)
 
↑即売会に行ったらできれば何か買いたい&手元に行った証を残したい民なので、
(初回だったので様子見もあったけれど)本当にこれでいいのだろうか…?とずっとくすぶっている。
もし今後通い続ければ何か変わるだろうか…?



あと、ここからはオンリーイベントを自分でもやってて思う事なども踏まえて。

オンラインオンリーって本当に楽しくて、
「わぁ楽しいー!この空間がずっと続けばいいのにー!💞」と、毎度すごく思うんだけど

2Dのピクスクにしろ、
最近はどの会場も凝ってて、
ただ眼の前の大量の情報量に圧倒されたまま、
会場でお金を一銭も使わず現物も手にせず現実に帰って来る事がままあって…
けっこう割りと後味が不気味だったりする。

まるでアマチュアの労力で作ったゲームを
試遊してきただけなんじゃないか?と…

試食だけ食べて製品を何も買わない…
アリだけどそれをずっと続ける事が健康的に思えないのだ…

いま現在、オンラインイベントも、
主催者のデジタル作業負担だけが大きく(無償奉仕の場合も※)オンラインイベントに参加者として参加してきても、手元に何も残らないのが当たり前という感じなのもなんとも気になる😱

もしこれといってお目当てのサークルさんがなかったとしても、せめて主催者さんへ感謝の支援したければ寄付、
もしくは運営側で出しているグッズ購入という手もあるけど、
寄付やグッズより、できれば作品を出していらっしゃる場合、作品を応援して還元したいと個人的に思ってしまう。

作品にはその人の精神性が宿っている気がするからだ。
でもこちらがジャンル外だったり、こちらが門外漢だったり、本が高額だと手が出せない。
応援したいけど、できない。この辺のジレンマがある。
(追記!この記事を書き終えたのちにヨリシロ君グッズをBOOTHで買わせていただきました)


この主催者への還元とは別に、
サークル参加者について昨日ハッとした出来事があるのでそちらも書きたい。

オペブイに参加したサークル参加者たちについてなのだが、
専用タグを用いて一人ひとりが「◯◯日まで通販開けておきますね」というアフターケアアナウンスを欠かさないのを見たのだ。

「見落としていたけど、こんなサークルさんがあったのか」という感動もあった。
(操作に慣れないと、歩行でスルーする場合もけっこうある)
タグをたどると、会場は閉じてしまったのに、まだそこに現実のあたたかな延長線…影が伸びているのを感じたのだ。


バーチャル会場は言ってみれば
無料で入れてしまうので、
そこで見た事は一夜の夢になってしまう。
それが儚くていい…と思う向きもあるけれども、
戦利品を得ずに帰ってきたときは余計に何も残らない…という気持が強くなってしまう。

余韻はあるけど、
何も得られないからこそさらにそれが強くなってしまう。 

後日通販のアフターケアに際してまた一つ思い出した事がある。


そういえば前に自分のイベント主催後
イベントログの販売→(カタログ化を提案された事がある。

こういった後日販売方式は思い出アルバムとして考えればいいだろうか?
確かにこれは現実に残せる余地があるものだ。

今後、こういう「楽しかったあの思い出」みたいなのがログとして残せれば、
欲しい人には「あそこに確かに行ったんだ」という思い出になるとふと思った。

集合写真も、撮るだけ撮ってフォルダーの中に眠っているが、
これをネットプリントなど、どこかで形にする事はできないだろうか??
そうすれば「何の成果も得られませんでしたーー!」と嘆く事も減るのではないか。
などと思う。

今まで、自分が主催者となっても、
イベントはそこで終わり…ハイ次!
という流れの中で次々執り行ってきた。

しかし、その日の為に作り上げられた会場も一つの著作物とも考えられるし、
イベントの思い出そのものを今後はパッケージ化できないだろうか?そんな事を、
オペブイに参加した事で改めて自分のイベントに照らして考える。

そしてイベント思い出ログの他にも、
一般参加の人も交えて形にすること
(ピクスクは寄せ書き色紙のサービスを行っていたが)
何かそういう…ジャンルもカップリングも違うんだけど大勢によって形にする…
という行為はもっと今後具体的に出てこないか…
そんな事も思う。
できればそういうアイデアを自分のイベントでやってみたい。


たとえば前にネットプリントアンソロジーなどをやったりしたが、
あれも大勢の人の手が加わり、作品が手元に確かに残った。

サークルカットを集めただけのネットプリントでもいいだろう。

あるいは、
イベントのスクショにしても、
後日幼稚園や小学校の行事アルバムのように、
好きな写真の中から好きなものをピックアップして刷れるサービスなんかあれば
すごくいいんじゃないか…などと色々考える。

主催者への支援の話からズレてしまったかもしれないが、
主催者へのなんらかが叶わない場合、せめて何も残らない事への無力感の軽減にこれらが繋がる事はないか…などと考える次第だ。

金銭支援は寄付だけでなく、メッセージを送る精神支援だけでなく、
金銭+精神…
お金+気持ち+思い出…
これらトリプルいいとこ取りができるようにならないだろうか…??

※サークルカットパンフレットに関しては事前に解像度の呼びかけが必要だが…。

別にこれらの事はベストでもベターでもなく、
自分のイベントにしても、参加したけど何も残らない…というのがこれからも続くのかと思うと、
ちょっとどこかでこういった流れを回避するルートがないか考えてみたくなっただけだ。
(こう書くと主には自分の心の中の問題かもしれないが)


つらつらと長々書いてしまった。
とにかく昨夜は色々刺激を受けたイベントだった。何かが変えられるかもしれない。
それはもとより、まずはオペブイに関わる様々な人々へ心から感謝したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?