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 先日の「京大見聞録」でも報告させて頂いたのですが、この度、私はネットラジオGERA放送局のプロジェクトをお手伝いさせていただくことになりました。経緯などは京大見聞録第39回や、そのアフタートークで話しているので、そちらも聞いていただければなと思います。
 自分が積極的に動いていたことがこのような出来事に繋がって嬉しく思うとともに、お役に立てるよう精進していこうと思います。

 自分が今回、このようなプロジェクトに参加させていただくにあたり、思っているのは「ラジオを盛り上げたい」という一心に尽きます。

 コロナの影響で多数のイベントが中止・延期になりました。自分も参加する予定にしていた星野源やback numberのファンクラブライブ、三四郎のラジオイベントが中止になり、とても悔しい思いをしました。
 そして、この季節と言えば改編。ラジオを聴きたいリスナーと、ラジオを続けたいパーソナリティがいるのに、番組が終わってしまうのは、不幸でしかありません。
 ラジオとラジオにまつわるエンタメを楽しむ中で、悔しい・悲しい思いをすることは、皆さんも経験したことがあると思います。少なくとも自分は、ラジオが、ライブが、エンタメがナメられているようで悔しいと思います。
 そんな悲しい思いをせずに、楽しいラジオを聴き続けるためには、もっともっとラジオが盛り上がることが必要です。

 ラジオの強みの1つは、内輪感の強さだと思います。パーソナリティーとスタッフ、リスナーが共犯になって、面白いことを共有する。一体感のワクワクが、他のコンテンツにはない強みだと思います。他のコンテンツに比べて、コアなファンが多いのも特徴の1つです。
 なので、コアなラジオ好きから、内側から盛り上げることが、ラジオ業界を盛り上げる有効な手段になると思います。

 GERA放送局のスタッフの方のツイッターに、
「ノーモアアルピーANN終了」
という言葉があったのを見ました。他にも、GERA放送局を取り上げたnoteのインタビュー記事に、「ハガキ職人をどんどん手助けしていく」「ハガキ職人がラジオ制作に関わっていく仕組みを作りたい」という話がありました。
 自分は元々ハガキ職人さんを尊敬していて、ここ数年で自分でネタを送るようになり、さらに有名なハガキ職人さんにも会って話をするようになりました。そんな自分が、数多くメールを採用されている職人さんのラジオにかける熱意と労力、凄さを知っていて、職人さんの才能を信じられると思っています。なので、皆さんと一緒になれば、より面白いラジオが作れると信じています。
 GERA放送局のプロジェクトでは、間違いなく、リスナーの皆さんに協力をお願いすることがあると思います。というと偉そうに聞こえますが、一緒にラジオを作るつもりで、手助けしていただきたいです。お願いします。

 将来的に、自分もラジオで飯を食っていきたいし、ラジオに携わることで生活を出来る人が増えてほしいと思っています。そのためには、ラジオ業界の規模がもっと大きくなる必要があると思うんです。
 自分が好きなラジオを仕事にするんだという覚悟を持ちつつ、ラジオが好きな自分の気持ちも大切にして、面白いラジオが続いていく世の中を作っていきたい。アルピーANNの終了を聞いたあの日の悔しさと虚しさを、感じなくて済む世界にしたい。そのために、自分の些細な力を使いたいと思っています。

 この先、どうなるかは分かりませんが、このような思いで積極的に動こうと思っているので、皆さん何卒よろしくお願いします。

ネットラジオ「京大見聞録」やってます。聞いてください。 https://www.youtube.com/channel/UCPoiWUMapwCJCUdLm6VVAKA