平成と10代の黄昏

 平成が終わる、そして僕の10代が終わる。そんな日だから、振り返ってみても良いかな。

 この1年は何事においても総まとめのような1年だった。大学に通って、ライブ行って、ラジオ聴いて、色々遊んで。ささーっと課題を済ませて、ゆるーっとバイトして、ラジオ聴きながら次の遊びの予定を立てて、ライブのチケット申し込んで。

 そして、気付いたら"アガリ"の感覚になってた。渡部さんにとっての「王様のブランチ」みたいな状態。上昇志向とか野心とかが消え去って、現状維持で満足している、完全に。

 怖い。

 ただ、それで当然なのかもしれない。10代の初めは学校生活に追われてて、山のようにある数学の予習に追われてて、余裕なんかなくて。「遊ぶように暮らしたい」って言って、好きなものばっかりして暮らしてたいと思ってて、実際そうなったんだから不満を持てるわけないんだよ。

 目標を叶えて、10代の初め頃に憧れていた対象になったはずなんだよな。「京大生」になって、ラジオで笑って、たまに笑ってもらえて、月に何本もライブに行けて。

 でも、10代の自分は何を残せたんだろうと思うと、怖くなる。今の自分は、何も産めてないんじゃないか。必要なこと以外何もできない人間に成り下がっているんじゃないか。

 この前、チュートリアルの4年ぶりの単独ライブツアー「奮発の黄昏」の大阪公演を見た。本編2時間のほぼ全部がネタで、相変わらず徳井さんの妄想全開の漫才は最高だった。あの2人がネタにかけても、これ以上得られるものはないだろうに、それでも全力出してる2人はカッコ良かった。

 自分もあんなカッコいい姿を目指すべきなんだろう。何かに熱中できる、「青さ」を取り戻さないといけない。でも何に対してもそんな感情が湧かない。今のままで十分幸せだと思ってる。今のままだと堕落していくだけな気がしてる。でもこれ以上なんてあるのか。現状維持のための努力をするのか。上を目指してこそ、やっとこ現状維持できるんじゃないか。どうしたらいいんだろ??

 完全に見失ってるので、こんな気持ち平成と10代に置いていきたいと思います。

 あーラジオパーク行きたかった。ノーパソのバッテリー壊れてて修理に出すの面倒だなー。

 次はネットラジオのこと書きます。令和と20代に向けて、無理やりにでもやる気を出そうという話です。

ネットラジオ「京大見聞録」やってます。聞いてください。 https://www.youtube.com/channel/UCPoiWUMapwCJCUdLm6VVAKA