2022年までの予想配信の自己分析と2023年の取り組み
2019年10月から2020年12月までの教えて!競馬民さんでの予想掲載、そして2020年12月末からの競馬予想GPでの予想配信と、3年3か月に渡り、少しづつ改善を重ねながらも毎週予想配信をしてきました。
過去にも定期的に予想を自己分析してきましたが、ここで再度徹底的に自己分析を実施し来年以降の配信がより精度の高いものとなるようまとめておきたいと思います。
※全編を通して2022/12末時点の成績と分析となります。
教えて!競馬民での配信内容
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競馬予想GPでの配信内容
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1.全体の振り返り
2019年10月からの狙い馬(本命馬)の戦績は以下となります。
2020年9月より堅軸推奨をしておりその分、勝率や連対率、複勝率は上がっている感じです。
狙い馬が圏内に来ないことには馬券の的中はないわけなので、ほぼ同数の推奨の中で、回収率をある程度維持し、勝率や複勝率を上げられているのは良い傾向ではないかと思います。
堅軸については、当初複勝率50%を目標とし挙げてきましたが結果としては想定以上のものとなっていると思います。2022年はオッズが低くても勝つ馬を意識して挙げる方向にしており、それも結果として出ている感じです。
参考ですが、堅軸については配信開始以降の印ベタ買いでも全券種でプラスになっており、実際は安すぎて買わない目等もありますが、悪くない数字と思います。
・馬連流し
・馬単1着固定流し
・ワイド流し
・3連複1頭軸流し
・3連単1着固定流し
2.予想結果分析
前回同様、いろいろな項目で得意条件、不得意条件をより明確にし精度の高い予想を出す目的で分析しました。
騎手
狙い馬の騎手成績勝利数TOP20は以下です。
また、シェア順でのTOP20は以下です。
上位は概ね想像通りですが、シェア順とした時に思いのほか単複回収率が低いパターンが特に伸びている若手騎手に多く、安易に騎手買いしてしまっているような気がするので注意すべき点と感じました。
騎手に関しては、もちろん買っていて安心感がある騎手から狙うのがベターですが、どちらかというと期待に応えてもらえない騎手を買わないというのが、狙い馬の好走率を高める、そして何よりも精神衛生上良いことと考えています。見た目の戦績もですが、見ていて微妙な騎乗が多いと感じた騎手を無理に買うことはないという感じです。
あくまで自分の予想の上ではありますが成績が振るわなかった騎手は以下で、今ではほぼ買わない騎手等も含まれますが参考に挙げておきます。
※10回以上推奨し複勝率下位20人
おおむね普段のイメージ通りの印象で、すでにほぼ買っていない騎手もいますが、基本的には少なくとも軸としては買わないという選択肢が正解ですね。ただし、この中でも川須騎手のダート1200や、表上にはないですが成長を見せる永島騎手等もいますし、基準は日々更新すべきかとは思います。2023年は、ほかに買い要素が満載でもダメなものはダメとよりドライにいきたいと考えています。
枠番
狙い馬の枠順別の戦績が以下です。
1枠と8枠が好成績となっており、特に8枠の成績がよく、これは最内枠、大外枠が有利と見て狙っているパターンがプラスになっているのではないかと考えます。
脚質
狙い馬の脚質別の戦績が以下です。
これはいつ集計してもほぼこうなるのですが、一般的な認識同様に、逃げ先行馬の数字が良いです。ここは予想をするうえで意識すべきところではあるのですが、振り切れていない現状ではありますね。
ちなみに同じ期間の全馬で集計しても以下のようにかなり極端な数値となります。未勝利戦等での後ろを回るだけの馬がいるとしてもこの数字は特筆できますね。
人気
狙い馬の人気別の成績が以下です。
基本的には人気通りに複勝率が良くなっていますが、回収率は似たような数値で推移しています。
出走全馬での統計が以下となります。多くは全馬統計と圏内率は同等、回収値は上とななっている感じです。
単勝オッズ
狙い馬の単勝オッズ別の成績が以下です。
トータルで見ると単勝オッズ2桁の中であれば回収率的には大きく下げずに出ている感はありますね。
参考に出走全馬での統計が以下となります。
クラス
狙い馬のクラス別の成績が以下です。
・芝
・ダート
芝、ダート別の戦績を見ると単適回値は3勝クラスまで好成績なので、ブレーキとなっているオープン特別、リステッドはやはり課題になりますね。
また、未勝利戦が一番推奨レース数がありながら相対的に数字が悪いです。未勝利戦を時期ごとに分けたものが以下となり、ハイレベル戦が買い要素となりやすい2歳戦は成績が良く、3歳シーズンは低調となるのはほかの要素が強かったりハイレベル経由の隠れた穴馬が少なくなるのが要因と考えています。また、3歳夏シーズンになると長期休養で穴を出すパターンが増え多少戻すイメージです。(中1週、2週を除くと好結果でした)
場所
狙い馬のコース別の成績が以下です。
・芝
・ダート
単複とも100%超えは小倉のみでした。
芝ダート別では芝では阪神、ダートでは函館札幌東京京都が好成績と言える結果でした。新潟は苦手意識がありますが、数字的にも出ている感じですし、そのほかの不得意条件も明確にしておきたいところです。
距離
狙い馬の距離別の成績が以下です。
・芝
・ダート
ザックリと距離別では以下のような感じでした。
・芝
得意条件
1200 1500 2000 2200
不得意条件
1000 1800 2400
・ダート
得意条件
1000 1400 1600 1700
不得意条件
1150 2100 2400
これらを踏まえ、3項でさらに場別にも詳細に分析していきます。
馬場状態
狙い馬の馬場状態別の成績が以下です。
機会は少ないとはいえ、芝の重不良の成績がかなり良くなっています。
重馬場での予想では重の巧拙は意識しているとはいえここまで差が出るのは意外でした。
間隔
狙い馬のレース間隔別の成績が以下です。
以前もそうだったのですが2週(中1週)の成績が凹んでおり、休み明け2戦目の中1週は積極的に買わない条件ではあるのですが、数字にも出ています。ここでも勝率が低いですが、期間内の全馬での集計でも中1週は単勝回収率が凹んでいました。
前走着順
狙い馬の前走着順別の成績が以下です。
また、期間内の全場の前走着順別の成績が以下です。
比較した感じでは基本的にはうまく拾えているとみていいとは思います。特に10着以下での数字が顕著で、あまり予想するうえで前走着順をマイナス要素にする必要はなさそうです。
前走着差
狙い馬の前走着差別の成績が以下です。
また、期間内の全場の前走着差別の成績が以下です。
比較した感じでは、圧勝馬の取捨がうまくいっている感じではあります。僅差負けは妙味薄な感じではありますが、着差同様全体的に気にする部分は少なそうです。
まとめ
振り返って見た感想としては、概ね想像通り、また、2年前に分析したころとも大きくは変わらないという感想です。よく言えば安定、悪く言えば現状維持といったところでしょうか。
2022/5/22からの印成績
2022/5/22から印をより明確化し、◎○▲△×消としました。
その2022年末までの結果が以下です。
◎○▲の数字が明確に△×よりよいという結果で、少点数での本線馬券を重視するという戦略とする根拠にもなりました。これを踏まえ、2023年はやや印の意義を変えつつ、引き続き計測していきたいと思っています。また、消し馬は人気を考えれば満足いく結果を出せたと思うので、今後も継続していきたいです。
3.場別分析による不得意条件の抽出
ここまでは、全体を見ての傾向を改めて振り返りました。
予想配信の成績向上のためには、徹底した不得意条件の抽出と、その条件を挙げないという鉄の意志が必要と常々感じており、これまでも例えばオープン特別は苦手なのを知りながらよく見えて挙げる等していたのですが、ここで宣言することにより徹底したいと思います。
ただし、ずっと買わないのでは進歩もないですし、昨年も苦手条件の認識だったダート1000でコツをつかめたのか成績向上したということもあり、この条件はチャレンジコースとし、予想はしつつ成績向上が見込めたら配信レース条件とするという取り組みにします。また、NG騎手も公開はしませんが明確にします。
全場での分析で明確にチャレンジコースとするのは以下となります。
・リステッド、オープン特別
・3歳1月~6月の3歳未勝利戦
※成績が良かったので4月以降は本推奨としました。(4/6追記)
あとは場別分析で不得意条件を設定します。ただし、堅軸については条件によらず安定して成績が出せていることもあり、この限りとしない場合もあります。
場別の結果分析
各場における得意条件、準得意条件、苦手条件を、各場の過去成績および全場の成績を踏まえ明確にします。主に複勝回収率での判定としています。
東京
得意条件
・芝2000
単勝回収率250% 複勝回収率149% (6-3-4-20/33)
・ダート1400
単勝回収率115% 複勝回収率125% (12-14-10-79/115)
・ダート1600
複勝回収率104% (11-8-16-67/122)
準得意条件
・芝1400
複勝回収率88% (5-4-3-33/45)
・芝1600
複勝回収率96% (4-7-7-46/64)
・ダート1300
複勝回収率90% (3-5-4-23/35)
苦手条件
・芝2400
複勝回収率0% (0-0-0-25/25)
・ダート2100
複勝回収率17% (1-1-0-31/33)
中山
得意条件
・芝2200
複勝回収率152% (0-2-4-15/21)
準得意条件
・ダート1200
複勝回収率90% (8-11-14-89/122)
・ダート1800
複勝回収率93% (8-8-11-80/107)
苦手条件
・芝1200
複勝回収率58% (2-2-1-34/39)
・芝1800
複勝回収率65% (1-4-1-35/41)
・芝2500
複勝回収率0% (0-0-0-10/10)
芝長距離基本不得意
・ダート2400
複勝回収率0% (0-0-0-4/4)
ダート長距離基本不得意
京都
※改修のため得意条件、不得意条件は定めないこととします。
改修前参考
単勝回収率102% 複勝回収率88% (12-9-13-113/147)
阪神
得意条件
・芝1400
単勝回収率138% 複勝回収率136% (4-4-8-37/53)
・芝2000
単勝回収率240% 複勝回収率125% (5-2-5-29/41)
・ダート1800
複勝回収率104% (10-9-15-73/107)
準得意条件
・芝1200
単勝回収率103% 複勝回収率86% (3-2-1-19/25)
苦手条件
・芝1800
複勝回収率60% (3-2-2-22/29)
中京
得意条件
・芝1200
複勝回収率107% (2-3-5-28/38)
・芝1600
複勝回収率114% (4-6-6-31/47)
準得意条件
・芝2000
単勝回収率191% 複勝回収率94% (8-3-4-34)
・ダート1400
単勝回収率100% 複勝回収率96% (6-5-10-54/75)
苦手条件
・芝2200
複勝回収率44% (1-1-2-14/18)
・ダート1200
複勝回収率65% (3-5-1-41/50)
・ダート1800
複勝回収率44% (6-4-4-46/60)
・ダート1900
複勝回収率65% (3-2-3-24/32)
小倉
得意条件
・芝1200
単勝回収率189% 複勝回収率141% (9-9-4-61/83)
・ダート1700
単勝回収率129% 複勝回収率101% (12-7-12-63/94)
苦手条件
・芝1800
複勝回収率71% (2-4-1-25/32)
・ダート1000
複勝回収率26% (1-1-0-18/20)
福島
得意条件
・ダート1700
複勝回収率108% (2-5-7-36/50)
準得意条件
・芝1200
単勝回収率93% 複勝回収率90% (4-4-5-36/49)
苦手条件
・芝1800
複勝回収率50% (2-2-1-16/21)
・ダート1150
複勝回収率24% (2-1-2-22/26)
新潟
準得意条件
・ダート1800
単勝回収率90% 複勝回収率88% (6-8-3-44/61)
苦手条件
・芝1000
複勝回収率24% (0-0-1-6/7) 当初より苦手条件のためほぼ推奨なし
・芝1400
複勝回収率20% (1-1-0-16/18)
・ダート1200
複勝回収率56% (3-2-6-43/54)
函館
得意条件
・ダート1000
単勝回収率212% 複勝回収率303% (2-2-1-4/9)
苦手条件
・芝1200
単勝回収率21% 複勝回収率39% (2-2-3-34/41)
・芝1800
単勝回収率20% 複勝回収率30% (1-1-0-16/18)
札幌
得意条件
・芝1200
複勝回収率100% (3-4-2-22/31)
・芝1500
単勝回収率142% 複勝回収率124% (4-1-2-15/22)
・ダート1700
複勝回収率175% (4-5-5-29/43)
苦手条件
・芝1800
単勝回収率0% 複勝回収率16% (0-0-1-9/10)
5.新馬戦予想について
2021年のシーズンからTwitterで「本日の新馬戦」として、穴の単勝狙いで新馬戦の狙い馬を挙げていますが、これが想像以上に好成績を収めています。
基本的に単勝オッズ10倍を超えそうなものを本推奨として、それ以下となりそうな人気馬を相手、参考として挙げていますが、ピックアップのポイントはすべて同じ基準で選定しています。
2023/1/15現在の成績は以下です。2022年シーズンは2021年シーズンの結果を踏まえ芝のみでの推奨としています。
また2021年、2022年(現時点)での推奨馬の戦績は以下です。
◎(穴の単勝推奨)での単勝回収率が出せているうえ人気どころでは好走率が高く継続して結果が出ています。
また、◎の月ごとの成績が以下です。月に1回の穴単を目標に挙げていますが、叶わずの月もあるものの、2022年は単勝万馬券も2回的中し全体としては満足いく結果となっています。
新馬戦を買うことの優位性
新馬戦を継続して同じ評価ポイントで推奨し、結果を見てみようと軽い気持ちで考えて始めたものだったのですが、想定以上の成果が出せました。
なぜ新馬戦で穴の単勝を狙おうかと思ったというと以下の点になります。
1.予想を出す人が少ないブルーオーシャンであること
新馬戦予想は全体から見ると実施している人は少なく、影響度のあるパタ ーンもほぼないと言ってよい分野だと思います。そのためそこで成績を残すことに意義があると考えました。
2.予想するうえで参考とできるファクターが少ないこと
新馬戦に関しては人気形成のファクターが少なくマスコミの評判、調教、血統が大きなファクターを占めています。ほかにも厩舎や生産者等ありますが、他のレースのようなレース内容からのアプローチができないためどうしても人気と実力に乖離が発生するパターンが多くなります。穴単を狙う理由の一つはここにあります。
3.(ここ2年に関しては)2歳単勝でオッズが有利であること
これはおまけですが、JRAの施策で単勝に5%上乗せするキャンペーンが行われており、わずかながらも回収率的に優位になります。
4.同じ評価ポイントで予想しているため、全くブレが発生しないこと
これは私の予想における優位性ですが、全馬を同じ定量的な評価ポイントで選定しているため、選定にブレが発生しません。オッズ見込みを誤ることは稀にありますが、他のポイントを一切無視してポイントのみで予想しているので、ここは予想における大きな優位性になると考えます。
今年度はほぼ新馬戦も終了しているので、来期も同様のスタンスで推奨馬を選定し、より良い購入方法を検討し挑戦していきたいです。
6.ハイレベル戦チェックの重要性
2020/6から予想の前段階で、ハイレベル経験馬へのチェックを実施していますが、そのチェック馬の戦績が以下です。
私の狙い馬トータルの数字よりも良いのが少し悲しいですが、ハイレベル経験は妙味がなくなったという声も聞きますが、体感的にはまだまだ妙味十分の考え方であると思います。確かに着順だけ見ると大敗している馬がハイレベル戦を根拠に人気するケースも多く見受けられるようにはなりましたが、世の中の人気形成にムラがあるというか、何故こっちは人気でこっちは人気がないのかと思うことも多いので、単純に後者を買えばいいということになります。
現状、ハイレベル戦に出ていただけで全く何の見せ場もなかったという馬はあまり積極的に狙っていないのですが、たびたび激走があるので相手としては押さえて損はないかもしれません。
7.2023年の取り組み
予想配信内容についての取り組み
予想に関しては数を出して的中を引っかける方向とするか、レース数を絞る方向とするか悩むところでしたが、少なくとも配信としては後者を意識しての配信としたいと思います。
その理由としては、自信度高めでの成績が良かったこと、堅軸配信が安定していることが大きく、参考にしていただくとしても少ない自信ありのレースをわかりやすくしたほうがいいと考えました。配信レースは極力現行の自信度BとCぐらいに位置するものを挙げたいと思っています。
2022年の配信予想に対し、事前に個人的にABCの3段階で自信度をつけて集計していました。その結果が以下です。基本はCでBやAは割とシビアに選定したので少なめですが、満足いく結果は出せたと思います
配信で自信度を挙げるかというのは難しいところではありますが、1年間統計を取り結果も出たことから、本年は「期待度」という形で出したいと思います。
上記より、配信の内容は変えませんが、期待度がA、Bの場合は付与する形で示したいと思います。また、本日の勝負は3レース以上の配信としていましたが、無理して挙げることとなるケースを避けつつ、最低レース数は堅軸同様とするという観点で2レース以上とします。
買い目についても、見解の中で重視したい券種や組み合わせがある場合は極力示すような形を考えています。
また、重賞に関しては昨年も意識して穴予想をしていたのですが、大阪杯のポタジェ等のヒットもありました。重賞は時間をかけ分析する人や情報、ファクターが多岐に渡っており、同じ土俵で勝負する必要はないという考えがあり、より人気の盲点を突ける予想を目指し、今年も継続していきます。
予想印について
予想印については、基本的に以下のイメージで付与することとします。いずれも同じ印を複数につける場合があります。◎~△で馬券を組み、×は人気次第、3連系のみのイメージです。
◎ 狙い馬
〇 対抗、相手本線
▲ 3番手、単穴
△ 馬券的に買いの相手馬
× 念のために押さえる馬、3連系の押さえ。
消 妙味を見て消したい人気馬。今回は馬券外となると見た人気馬
買い目について
買い目指定はベタ買いでの集計となりますが、レースごとに重視したい券種を示します。
基本的に買い目は単勝、馬連、ワイド中心とし、想定されるオッズを勘案し提示します。
相手や想定オッズ次第では馬単、3連複、3連単も推奨する場合があります。
積極的に買いたい狙い馬が2頭いる場合、レースの狙い馬を2頭とする場合があります。
レース回収(500%以上を目安)が見込める想定で馬券を組んでいますが、オッズ的に難しい場合は重視したい券種に絞る、単勝のみとする、見送る等も検討ください。
予想を参考にしていただく場合は、狙い馬や馬印を参考にしていただく、
相手や3連系の1軸目、2軸目として参考にしていただく等も検討ください。
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