1年間の予想結果分析と今後の展望

教えて!競馬民さんに予想掲載して、まる1年となりました。当初より1年間予想を同じスタンスで出して集計をするという前提でやってきました。
予想を分析して、来週からより精度を上げていきたいと考えているところですが、予想分析とあわせ、今更ながら自分の競馬予想遍歴や、馬券に対する考え方を簡単にまとめておきたいと思います。

※全編を通して2020/10/8 現在の考えとなります。今後見直す可能性あり

1.競馬予想遍歴

もう20年ぐらい前になりますが、「欲シガリマセン勝ツマデハ」という名前で競馬サイトを立ち上げ、当時あった「さるさる日記」というサービス上で毎週競馬予想を公開していました。
2000年9月の最初の記事にリニューアルと書いてあるのでそれ以前にも公開していたようですが残念ながら記憶がありません(笑)

@nifty+さるさる日記 2000/9~2011/6
さるさる日記終了に伴い終了。データのみ以下にエクスポート
http://starman1234.jugem.jp/

2011/7~2013/2 cocolog
http://starman.cocolog-nifty.com/

2013/3~2014/10
一時予想公開を休止

2014/11~ Twitterで予想再開

2017/9~2019/9 アメブロ+Twitter
https://ameblo.jp/oumade-out/entry-12315182086.html

2019/10~
教えて!競馬民+Twitter
https://www.oshiete-keibamin.com/index.html#!/keibamin/oumade_out


と、途中空白期間もありましたが、足掛け20年以上も何らかの予想公開をしてきました。
正直なところ上達したのは簡易予想文を一発勝負で書く能力だけな気はしますが…
今更2000年代の本命馬の単複回収率を出してみたりしたら面白いかもですね。

2.2019年10月からの予想

2019年10月から、教えて!競馬民さんに予想公開をすることにしました。

2ヶ月間好調だったので、去年の12月2週目から総資金を分割して複利運用するトライをしてみたのですが、ここで不調期にハマりなんとか1月の愛知杯を当ててトントンになったところで時期尚早と見てドロップアウト。やはり1年間はじっくりと予想統計を取ることに専念することにしました。

すべての本命馬成績は本noteに公開しています
やはり月単位、開催単位だとどうしても凹むタイミングがありますね。
トータルでの本命馬の単複回収率は
48-70-61-69-68-587/883
勝率 5.4% 連対率 13.4% 複勝率 20.3% 単勝回収率 89% 複勝回収率 96%

となりました。
アタマを狙う予想ではないとはいえ、勝ち馬だけ数字が凹んでいるのがちょっと残念ではあります。

3.2020年の馬券収支

馬券収支はその時々によって、掛け金や買い方が違ったり、運の要素も多大にあるので基本的には水物ではあると思ってはいるのですが、唯一最大の評価されるべき指標でもあるので、ここでは買い方がある程度安定した2020年からの成績を振り返っておきます。

Club JRA-Netでの2020年(1/5~10/4)の回収率は以下となります。

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実際には1月中旬まではA-PAT口座で買っていたり、2月末までは実馬券も買っていたりするので全馬券成績ではないので、参考程度としていただければと思います。それらを含めたTARGETでの全馬券成績は以下の通りです。
(ここ3週で大叩きしてしまったのですが、ギリギリプラス域キープでした)

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また、netkeibaの俺プロでも年間成績は同じような数値になっています。こちらも去年10月から初めて、8月末に最強位に昇格できました。

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俺プロは実馬券ではないので、より気軽にやっていることろがありますが、そこでも成績を残せていることは悪くはない結果ではないかと思います。


今年は事前予想した狙い馬を挙げつつも、他のレースもそれほど我慢せず買っているので、それを含めての成績としては上々ではないかと思いっています。特にコロナ禍でほぼ毎週在宅となった3月以降は相当レースを買うようになりましたしね。

こちらもTARGETのデータにはなりますが、教えて!競馬民で狙い馬を挙げたレースのみの回収率は119.6%でした。
6/20からより厳選度を上げて予想掲載しており、それ以降の回収率は131.7%でした。

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この数字は、条件を厳選さえすれば勝てる領域に達したのではないかという手応えを得るには十分の数字ではないかと思います。


4.1年間の予想結果分析

ここでは1年間の本命馬がどういった条件でより好走率、回収率が高いのかを分析します。(自分以外にあまり意味のある内容ではないですが。。。)

騎手

本命馬の騎手成績勝利数TOP10は以下です。

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このあたりの騎手は信頼できる印象の騎手が多いですが、数字的にもかなり信頼できますね。

逆に成績が振るわなかった騎手は以下です。

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あくまで私の狙い馬に乗った場合の数字ではありますが、名前を見ても相性の悪さというのはあるかもしれません。


脚質

これは一般的な認識同様に、逃げ馬の数字が良いです。そして前に行ければ行けるほど数字も良くなります。

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ダート

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初角位置の数値においても、5番手以内であれば回収率100%超えで、前にいればいるほどほぼ数字が良くなります。逃げ馬は意識して狙うことが多いですが、そうでなければそこまで意識していなかったのですがこれは狙い馬の選定において重要なポイントになりそうです。

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ブリンカー、性別

ブリンカー着用馬、性別別の成績が以下です。思いの外ブリンカー着用馬の成績が良く、またセン馬の成績もよかったです。ブリンカー、去勢ともにプラス要素として検討しているのでこの結果はそれが実証されたといえるかもしれません。

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人気

人気別の成績が以下です。基本的には人気通りに複勝率が良くなっていますが、回収率は似たような数値で推移しています。出走全馬での統計もこんな感じになりますね。

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オッズ別の成績が以下です。6.9倍以下での複勝率50%超は思ったより良い数字ではないかと思います。あとは今狙っているオッズ帯でも20倍台はやや凹んでおりむしろもっと上のオッズ帯のほうが複勝率が高く回収率も良くなっています。

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クラス

クラス別の成績が以下です。未勝利戦に関してはトライしながら予想をブラッシュアップしていったので情報酌量の余地はあると考えますが、オープン以上の成績がかなりのブレーキになっているのが一目瞭然です。これは今の予想スタンスがオープン向きではないのが大きいのではないかと考えており、ここは今後の改善点ですね。

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・芝
芝では1勝クラスの成績が良いですが、これはあまり自分の想像するイメージではありませんでした。

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・ダート
ダートでは2勝クラス、3勝クラスの成績が良くこれはイメージ通りでした。ダートに関してはオープン、リステッドも悪くないと考えてます。

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上記を踏まえレースを1勝クラス~3勝クラスに絞った本命馬の成績は以下です。

27-29-31-358 勝率6.1% 連対率12.6% 複勝率19.6% 単勝回収率117% 複勝回収率 109%

また、全レースで119.6%であった馬券の回収率は132.6%となりました。(さらに同様に6/20以降に絞ると144.6%)


場所

コース別の成績は以下です。函館、福島、中京が悪いですが、概ね自分の認識通りではあります。逆に東京、中山、京都、阪神の主場4場の成績がいいですが、これも認識通りです。推奨数が多いにもかかわらず複勝率でこの4場のみ20%を超え、阪神以外の3場は23~24%となっているのは今後も重視していく必要がありそうです。

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コース

6レース以上予想したコースを複勝率順に並べたのが以下です。このあたりはザックリとした傾向しかないですね。当然ですが主場のコースの成績が良いです。

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間隔

レース間隔別の成績が以下です。2週(中1週)の成績が凹んでいるのが特徴的です。

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週別履歴

週別の成績が以下です。挙げる頭数やオッズ帯には時期により違いはありますが、1頭も馬券内がなかった週は53週のうち4週しかないのはスタンスを考えればまずまずではないかと思います。

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時期

開催時期ごとの場所別の成績が以下です。TARGETで簡単に出せなかったので別途ソートしザックリ時期で分類しています。

無題

特に振るわなかった開催が以下となります。

2019年5回中山(12月)
2019年4回中京(12月)
2020年1回中山(1月)
2020年1回小倉(1-2月)
2020年1回福島(6-7月)
2020年1回函館(6-7月)
2020年2回中京(9-10月)

場所でも数字で出ていた通りではありますが、昨冬の中山開催が大ブレーキになっていたのが引っ掛かります。これが偶然なのかどうかは今年次第ですね。あとは小回りコースと中京は基本的に現状あまり予想がフィットしていないかもしれませんね。

まとめ

以上より私の厳選予想の狙い馬の傾向をまとめると以下のような感じになります。

得意
・主場4場(東京、中山、京都、阪神)の成績が良い
・1勝クラス~3勝クラスの成績が良い(特にダート)
・前に行けた馬の成績が良い(初角5番手以内)
・10倍以下の好走率は高い。20倍台はやや成績が悪く、むしろ30~99倍が良い。


苦手
・ローカル小回り(小倉、函館、福島)
・中京
・オープン、重賞(G1はまずまず)

得意条件を伸ばすべきか、苦手条件を克服するべきか、という話はありますが、未勝利戦に関してはここ1年で格段に克服できたと思うので、予想を挙げるときは得意条件ほどより自信を持って挙げつつ、振るわなかったところも伸ばしていきたいですね。

5.予想と買い方


右脳競馬予想とは

教えて!競馬民さんに予想掲載を始める際に、なにか良いキャッチコピーはないかと考えてプロフィールに書いたのが「AIに打ち勝つ、右脳競馬予想」でした。

「右脳競馬予想」とは何かいうと、いわゆる馬柱を見た瞬間に本命が決まる予想を意味しています。そこまで大きな意味はなく書いたものでしたが、競馬予想の個人的な理想形がこれではないかという気持ちはあります。

最近でいえば京成杯オータムハンデのボンセルヴィーソ。これまでの同馬の戦績と枠順、馬場傾向を見たらこれしかないと思える状況での人気薄。ここで重要なのは人気薄というところで、よく言われる期待値の高い馬に該当することが瞬時に読み取れるか、になると思います。

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以下のサイトにまさに言いたいことが記載されており抜粋させていただきましたが、まさに同じことが競馬予想にも言えると思います。

右脳と左脳の連携
https://satoshi.blogs.com/life/2005/05/post_7.html 

ソフトウェアを作っていて、ある「命題」が与えられたときに、あまり深く考える前に、いきなり「答えらしきもの」が見えることがある。それを人によっては「直感」と読んだりもするのだろうが、それは決して「第六感」のような超能力的なものではなく、過去に解いた似たような問題に照らし合わせて、脳が短絡的に「もっともそれらしい答え」をはじき出しているのだと思う。その手法は、全然ロジックの積み重ねでは無くて、どちらか言うと「パターン・マッチング」のような処理を行っているのだと思う。もちろん、それは「答えらしきもの」でしかなく、実行に移す前に、それが「正しい答」であるかどうかをロジックを使って「検証」しなければならない。そのステップを飛ばしてしまうと、他の人に「直感で行動している」と言われたり、「思わぬ思い込み」で痛い目にあったりする。ただし、優秀なエンジニアであるばあるほど、その「答えらしきもの」が実際に「正しい答」であったり「正しい答に近いもの」であったりする可能性が高いので、全てをロジックの積み重ねで解決するより、遥かに時間の節約ができるのだ。それは囲碁の名人が、考えられうる全ての手を読まずに、わずかな時間で「最適に近い手」を見つけることが出来るのと似ている。

また、昨年のマイルCSの時の東スポでも虎石氏が同じようなことを一面で記事にしていました。(残念ながら予想は外れましたが)

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最近発行されたAI競馬の書籍を読みましたが、感想としては(現時点では)AI恐るるに足りずといったところでしょうか。もちろん分析や解析のスピードでは到底叶わないでしょうが、まだ人間の持つ長年の経験の蓄積から来る直感が勝るのではないかと感じました。将棋の藤井さんがAIも読めなかった手を打って話題になりましたが、競馬にも同じことが言えると考えます。

ただし、競馬予想において時間をかけることは成績に結び付くか、といえばこれは間違いなくYESという答えにはなるとは思います。

しかし、長年の経験上、時間をかけての精査はあくまで見落としやモレの確認のために必要なものであって、あーでもないこうでもないとなった時点でそのレースが当たる可能性はかなり低いのではないでしょうか?
考え抜いた結論といえば聞こえはいいですが、競馬はそもそも、数多のファクターが絡み合っているものなので、緻密な分析の労力に見合うリターンがあるか、という意味で考えれば迷った時点で見送るのが最善手であることは自明と考えます。

とはいえ勝ちにこだわる場合の前提であり、もちろん予想そのものが楽しくてやる場合はその限りではないですし、G1なんかはあーでもないこうでもないと検討するのが楽しいのは事実なので、娯楽として捉えるかトータルでの勝ちにこだわるかによってそのあたりは変わって来るでしょう。

私は基本的には週末の競馬については、金曜の枠順発表後、早くても木曜の出走馬確定まではほぼ見ていません。これは先入観を持たないという意味もありますし、目星をつけてもその馬が予想より人気になった場合のことを考えても予想をスムーズに進めるために事前にチェックするまではしても、あくまで予想開始は、できればオッズもある程度出ていて、専門誌や夕刊紙の印である程度の人気が推定できることが絶対条件です。

また、私はこれまで予想において指数というものを重視してきませんでした。もちろんその馬の能力の指標として有効であることに疑いの余地はありませんが、競馬はセパレートコースでのスピード比べではなく、展開、不利、騎手の駆け引き、体調など数多の要素が絡み合うものです。指数上位=人気どころになりがちなのもありますが、そこで数字がいい順に買うということが自分はできなかったというのが大きいですね。

AIに打ち勝つ、つまりはデジタルに出た結論に打ち勝つ予想、といった感じになるのでしょうか。
昨今は自動投票も流行りになっていますが、買った馬券が自分でわからないとかいう話を聞くと首をひねってしまうところもあります。
馬券の醍醐味はやはり、自分で決断したうえでの勝負と読み通りだった時の嬉しさ、これに尽きると思います。営利を求める馬券とはやや相反するものはあるかもしれませんが、ここはポリシーとしては持ち続けたいところです。


馬券購入における3要素のウェイト

馬券購入における3つの要素。予想、買い方、資金管理にかけるべきウェイトについて、個人的な体感としては、予想4割、買い方3割、資金管理3割、ぐらいになると考えています。


予想について

私の予想に関して言えば、日々ブラッシュアップを繰り返しつつ、ハイレベルレース経験、血統のコース相性の2本の柱を軸に総合的な評価で選定しています。正直予想理論に関しては、独自性がそれほどないので語るほどのことはありません。ここは各自の予想ポリシーでこなしていけばいい分野と考えています。

また、右脳競馬予想とは書いたものの、なかなかそういったレースが出てくることは少ないのが現実です。ただ、とあるタイミングで閃きのようなものが出るレースというのはわりとあり、そういった感覚は大切にしたいと思います。

狙い馬の選定の大きな決め手となるのは間違いなくオッズです。いかにお買い得な馬を探すか、期待値の高い馬を探すかとはよく言われますが、馬券で勝つために一番大事な考え方ではないかと思います。来ると思う馬を人気を考えず買っていては競馬ではおそらく控除率程度にしかならないでしょう。


馬券の買い方について

もう一つ重要なものとなるのは馬券の買い方です。これも長年いろいろと試してきましたが現時点では馬連、3連複を基本とする形に落ち着きました。これも軸馬の人気は買いやすさに大きく直結する感じで中穴程度では相手選定もシビアにいかないと手を広げるとまったく回収できないので絞るしかないような組み立てになってしまうケースが多いです。

単勝30倍前後の馬からであればある程度多めにピックアップしても無理なく買い目が組めるのも利点だと感じています。
単勝、ワイドは保険で買っていましたが、その分3連複にしたほうが当たった時にリターンを得るほうがいいかもしれません。これらの馬券もオッズとの兼ね合いでうまく組み合わせられればといったところです。

あとは穴馬券ほど100円の重みが大きいということですね。跳ねた配当の時にそれを100円持っているのか200円持っているのかでは大きく回収が変わってきます。3連複まで最低200円とするとはなかなか現状の資金では難しいケースもありますが、これは忘れずに心掛けたい方針です。

資金管理について

最後に資金管理です。ここは今後本格的にトライしていくことろになります。馬券は資金管理をしっかりと行い、回収率が100%を超えていれば的中率に応じた複利運用をすれば増えていくというのはスタンダードな話であり、いろいろな資金管理法があると思いますが、自分に合った方法で進めればよいかとは思います。今後トライしたい方式については次章で紹介したいと思います。

6.2020/10/10からの取り組み


今後取り組むべきこと

現状は1レースにつき狙い馬1頭(場合によっては2頭)を挙げて、予想を公開していますが、その際に相手馬の選定を含めた全馬の考察ができていません。

自分の中に本命から相手まで狙い通りズバリ来るなどというのは幻想であり、大目に見ても本命までは実力でも相手についてはほとんど運の領域という考えがあり、正直今も相手選定に賭けている時間はかなり少ないです。

このポリシーはそれほど変わらないのですが、本命馬が好走できるかという点においては、その馬の強敵となりそうな馬が何頭いるか、ということは好走率に大きく関わってきそうという考えはあります。

前々から取り組もうとして(前日予想時間的に)できていないところなのですが、あまり消せる馬がいないレースでの穴馬推奨を再検討することりよりより精度は上がると考えていますので、できる限り取り組んでいきたい部分です。


狙い馬がいるレースに絞っての馬券購入

これは前々からやりたいとは思っていたものの、なかなか買うのを我慢するのは難しく、競馬の楽しさを優先していた部分もあり、ひとまずはあまり制限せずにやっていました。ただ、結果として明確に狙い馬がいるレースのみの購入のほうが回収率が良いという結果となり、今後はシビアに行きます。こうやって考察をまとめて宣言しているのも、自分の性格的にルールを決めたら継続力はある自負があるというところも多大にあります。ただし、購入については前日予想の狙い馬がベースにはなるものの、期待値が取れると見たレースについては、当日の判断で購入することも禁止にはしない方針です。


1年間の馬券成績からの連敗確率の考察と資金管理

1年間の狙い馬の連対率は13.4%、複勝率は20.3%となっています。少なくとも3着以内に本命馬が来ないと馬券は当たりませんので、最良の結果(=3着以内であれば的中)とした時の連敗数は以下となりました。(複勝を購入として算出)

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最大で27連敗、15連敗以上が6回となります。
的中率20%での27連敗の確率は0.242%となりますので、かなり低い確率ではありますが、やはり現実には起こりえるということですね。ちなみに15連敗ですと3.519%です。

とはいえこれは最も的中できた場合となりますので、連対ベースでも試算してみました。(馬連総流しを購入として算出。余談ですが回収率が100%超えていました)

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最大で28連敗、20連敗以上が7回となります。
的中率13%での28連敗の確率は2.026%となります。

実馬券での連敗数は統計で簡単に出せなかったので、目測ですが、最大で31連敗がありました。年間の狙い馬がいるレースでの馬券的中率は16.1%ありましたので、16%での31連敗の確率は0.45%となります。

リスクヘッジには連敗数が0.01%以下になるように資金分割するのが理想と言われていますが、そのときの許容連敗数は20%で41回、16%で53回、13%で67回となります。実際の結果としては、まだ許容連敗数まで余裕がある状態で的中できそうな感じではあります。

実際の馬券が的中するかは、その時々の相手次第なところもありますが、ひとまずは目標的中率15%に設定したいと思います。その場合のリスクヘッジとなる0.01%以下とするための資金分割は57分割となります。

2020/10/10からの馬券購入

では、どういう設定で今後馬券購入するか検討します。初期資金300000円として57分割すると、切り捨てて5200円。50分割とすると6000円となりますが、その場合の連敗確率は0.03%とやや心もとない数値になってしまいます。馬券を組むのに5000円だと現状やや超えてしまうことが多いので、6000円スタートとしたいところ。ここは、数値を信頼してひとまず以下に設定しました。

初期資金 350000円
分割数 57分割(的中率15%での連敗確率0.01%)
1レース投資額 6000円
※余剰の8000円は馬券購入時、定額を少し超過する場合の補填とする

もう一つ大事なのが、1レースにおける回収率をどのくらいに設定するかという点です。的中率15%で回収率100%を保つために必要な回収率は理論上は666.6%となります。よってレースの最低回収率は700%あたりに置きたいところではあるのですが、穴馬からの馬券であってもこれを満たす馬券を組むのが難しいケースは割と多い印象で、勿論相手を絞ることにより組むことは実現可能ではあるのですが、そこは的中率とのトレードオフになってきます。

基本的には負けない基準の回収率もしくはやや低めの回収率の的中で凌ぎつつ、跳ねる馬券の的中を待つという形になるでしょうか。経験上馬券の組み方は以下のような感じになるケースが多いです。

馬連 500%~
3連複 500%~
(超人気薄の場合、相手が絞れている場合)ワイド 200%~
(オッズ、自信度次第で)単勝

馬連、3連複の両方が的中すれば一気に跳ねますし、片方のみであっても相手次第では跳ねが見込めます。このあたりの馬券の組み方は試行錯誤しつつ改善できればと思いっています。

これらを踏まえ、以下の運用ルールで2020/10/10より実施します。

運用ルール
・1レースの投資額は1日単位で再計算する
・初期投資額(6000円)を最低投資額とし、資金が初期資金を下回った場合も最低投資額を購入する
・資金が1日の開始時の20%以上増加、もしくは減少した場合に、1レース投資額を再計算する


上記の形で、最悪は資金が底をつくこともあるかもしれませんが、一つの馬券実録として、トライしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。経過についてもできる限り公開していきたいと思っています。

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