🐎ジャパンカップに向けた頭の作り方🐎

こんにちは！
おウマ園長DXです！
マイルCSは見事なまでに藤岡康太騎手に切って落とされましたねぇ。
京都競馬場を静かにさせるあっぱれな騎乗でした！
今週はジャパンカップ。楽しんでいきましょう！

ジャパンカップは超総合力決定戦

ジャパンカップは全ての能力が求められます。
末脚だけでもダメ。スタミナだけでもダメ。
道中タフな流れを追走して尚且つ上がりも繰り出すといったイメージ。
イメージとして近いのは距離が違えど安田記念です。

－20年近く変わらない傾向－
① 年内で３回以上の馬券外を外している馬は来ない
② 大穴をあけるとすれば、今年まだ２走しか走っていない馬

冒頭で超総合力決定戦と言ったように競馬場云々やレースの流れ云々で馬券外に外れるような能力値の馬は基本的には買いにくいという事です。
また、大穴をあけているのは年内の出走回数が少なく調子の良し悪しがハッキリしていない馬という事です。

ジャパンカップが基本的に上位人気馬で決まるのはそういった側面があるからだと思います。

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有力どころの短評と懸念

最終追い切り前の臨戦過程の評価などを個別で書いていきます

イクイノックス
中3週で追い切り4本（予定）
まず、過去最短の中3週でも1週前追い切りは美浦Wできっちり併せ馬を消化して、尚且つ6Fから終いまで時計を出してきた
2・3歳時に比べて体質強化は歴然
大レコードの後だけに反動が心配されるが、調教過程から不安は感じない
ただ、実際はレースで走ってみないと分からない
それは天皇賞・秋だけを見てもシンボリクリスエス（JC3着）然りウォッカ（JC3着）然りアーモンドアイ（有馬9着）然りと歴史が証明してる
父キタサンブラックも天皇賞・春をレコード賭けして誰もが勝つと思った宝塚記念で凡走した
普通に調教が動いていてもだ
もちろん、スペシャルウィーク（JC 1着）・カンパニー（マイルCS 1着）・トーセンジョーダン（JC2着）のように次戦も結果を出す馬もいる
ただ、ひとつ言えることは先行して踏ん張って競馬をして出したレコードの方が反動は出やすい
イクイノックスの天皇賞・秋は踏ん張ってると言えるのか？？w
 
リバティアイランド
中5週で追い切り３本（予定）
秋華賞は追い切り７本とこの馬としては最多本数で乗り込んできた
絶対に落とせないという気概を感じる調整過程だったのは確か
今回の追い切り過程は同じ間隔のオークスと類似
オークスとの違いは2つ
◯最終前の日曜に時計を出していない（オークス時は終い伸ばした）
◯２週前の坂路は１.５秒速い追い切り
帳尻は合わせられていると思う
オークス同様に最終追い切りでしっかり追い切ってこれるのかは要確認
秋華賞の着差が期待値ほど大きくなかったことを指摘する人もいるが、外目を先行して尚且つ3〜4コーナーでも外に進路を取った安全運転での勝利。能力に疑いようは無い。
ドゥラメンテ産駒は勢いのある内に買うのがもっとも有効なため、当然頭まであると思う。
懸念材料はこちらも反動がある可能性は否定できないこと。
陣営曰く前走は身体が「減っていた」とのこと。
実際はプラス10キロでの出走だったが、週中の報道だとプラス30〜40キロあってもおかしくないようなことはチラチラ耳にした。
つまり陣営からすると想定以上に身体を減らしての出走だったのだろう。
仮に最終追い切りも軽いとなるとこの辺が起因していることも想定しておきたい。
 
ドォデュース
中3週で追い切り６本（予定）
天皇賞・秋を走った後の4日後にはもう乗り出しているんだから、そのタフさは驚異的
タフさなら歴代 1位じゃないかと本気で思ってる
これだけタフであることやハーツクライ産駒であることを考えても一回叩いた効果は大きいと思う　肉体的にも精神的にも
ただ、馬の武器や騎手の特性を考えると武豊騎手が乗れないというのはやはりマイナスと言わざるおえない
仮に戸崎騎手への騎乗依頼が有馬記念とセットならば、ある程度戸崎さんの好きなように乗るというプランもあるだろうが、おそらく有馬記念は武豊騎手への乗り替わりが前提
厩舎的には前走の敗因も踏まえてリラックスさせながら後方で足を溜めて直線勝負というオーダーになるのでしょうが、こういう乗り方は戸崎騎手が1番苦手とするところ
武豊騎手なら得意だけれども、実際この辺が噛み合うかどうかが最大の問題となると思う
テン乗りで他の騎手が乗るよりは戸崎騎手継続の方が個人的も大賛成だが果たして
あと少し気になるのは馬体が随分大きくなったということ
マイラーとは思わないが走りや馬体的には有馬記念の方が向いているような気はする
 
タイトルホルダー
中9週で追い切り8本（予定）
前走のオールカマー時は競争中止明けもあり、オール単走調教で「超」が付くほどの慎重な立ち上げだった
その状態であのメンバーで2着なら能力落ちはない
ここで万全の状態に仕上げていざ決戦へ！といきたいところだったが、今回もなかなか慎重な調整過程を踏んできている
語弊の無い様に言うと前走よりは確実に良い。
前走と違い坂路・ウッド併用で 1週前はしっかり併せ馬を敢行。調教内容は濃い。
ただ、今年の日経賞と比較するとまだ攻めきれていないし、馬自体も動けていない
あくまで 1週前追い切りの動きだけ見るとの話
元来、唸るように併せた馬を置きざる当馬が追って追ってやっと先着の形良い
まだ上積みを残してると言っていい
オールカマー〈今回〈日経賞　と言うイメージで良いと思う
パンサラッサの参戦がどういう影響を与えるかは謎
ジャパンカップ自体は東京G1実績のある馬の好走歴が多いのだが、東京実績のないタイプだと実はステイヤーの好走が多い
オウケンブルースリ、ジャガーメイル、デルタブルースなど
そういう意味では好感は持てる
 
ダノンベルーガ
中3週で追い切り３本（予定）
前走は追い切り８本 過去最多の乗り込み量だった
その分、天皇賞・秋組で1番反動があるのはこの馬かもしれない
同じ臨戦過程の昨年は４本
坂路 1本分本数が少ない上に出している時計も昨年の方が上
昨年出していた日曜の時計も無し
前走より状態が上という可能性は現時点は無いと思う
現時点（11/21）で出走するかも分からないという陣営の談だけに出走してきてもどのみち評価はしにくい
とりあえず、最終追い切りを確認したい
 
スターズオンアース
中3週（回避）で追い切り5本（予定）
一頓挫明けの分、まだ緩いとの陣営の談
ただ、天皇賞・秋の時も思ったのだが、春より全体時計も終い時計もイマイチ出ていないのは気になるところ
同じような追い切り内容は両脚骨折明けの秋華賞でもあった
追い切りだけで言えば字面内容的には絶好調だった今年の春には及ばず昨年の秋くらいの状態でどうかというくらいだと思う
ちなみに過去20年でも3ヶ月以上の休み明けでの好走歴は無いので並んでいる字面的には色々厳しそうではある

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最終追い切り前の段階では4頭しか買う馬がいないという結論になってしまいました💦
それでは明日の最終追い切りを楽しみしましょう！