🏇競馬/マイラーズCとフローラS 🏇週末の重賞に向けた頭の作り方

こんにちは。
おウマ園長です。
G1は中休みですが、オークストライアルのフローラSと安田記念に向けたマイラーズCがありますので、楽しみにしたいですね。
さて、それでは週末の重賞に向けた頭の作り方を書いていきますね。

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今回の記事の流れはコチラ☟

• マイラーズC　例年の傾向／路盤工事後の傾向

• フローラS　乗り方ひとつでどうにでも

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マイラーズCに向けた頭の作り方

・例年の傾向
　例年ですと開幕週ということもあり、阪神開催・京都開催に関わらず、良馬場なら能力以上に着順を上げやすいのは前内組。それから自力で差して来れるだけの末脚を持っている実力上位馬。という形になります。
　荒れるパターンの筆頭は、２０１６年のような形が典型。

2016 マイラーズC 

→１番人気のフィエロは徐々にポジション取りを悪くして一番大外で届かず。１・２・３着馬は内前組で勝ち馬のクルーガーはイン強襲。当時を覚えていますが、メンツ的には明らかにフィエロの地力は１枚上でしたが、それでも乗りへグる差し損ねるぞという感覚です。
動画で見るのが一番わかりやすいと思いますのでお時間があれば見て下さい。
　おさらいで頭に入れておきたいのは能力以上に着順を上げやすいのは前内組。逆に危ない組の筆頭は外目から直線も外を回す組。いずれも「例年であれば」という強調付きでお伝えしておきます。

・路盤工事後の最初の重賞をどう見るか
　「例年であれば」と強調したのは路盤工事後だからです。そもそも路盤工事は何をするかというのはページの一番下に書いておきますが、簡単に我々の身近なものに例えると「道路を下水道から全部作り直すよ」という感じです。地盤が沈まないように～、水捌けが良くなるように～、ガタガタしないように～。みたいな。
　では、馬券を研究する我々として、どういうイメージを持っておくべきかというと「芝コースは土ごと柔らかいぞ」というイメージが必要。芝が生えている土は競馬で踏まれることで固くなりますからね。
さらに付け加えると洋芝のオーバーシードをして半年以上競馬が無い中で生長し、シャタリングやエアレーションといった作業が加わっていますのでそれはフカフカで柔らかいことでしょう。（ダートコースは走ってみないとわからない。僕は。）

京都競馬場の芝状態 JAR HP引用

　以上を頭に入れて、路盤工事後の芝コースのベターな競馬の流れを示しておくと大体２パターンです。

「騎手の皆さんが様子見スタートのパターン」
１、様子見で牽制し合い、前残りがいくつか続く
２、「前残るじゃん」と思った騎手によりペースが上がって差しが決まる
３、そうこうしてる間にコースが踏み固められて前・内が有利になる

「騎手の皆さんが高速馬場だと思っているパターン」
１、高速馬場だと思い、ポジション取るが、思ったよりも差しが決まる
２、「おかしいな」という騎手の迷いの雰囲気がレースにも現れて、ペースが遅くなり、前が残る
３、そうこうしてる間にコースが踏み固められて前・内が有利になる

最終的に「コースが踏み固められて前・内が有利になる」のは同じです。
そして８～９割型で今回は「騎手の皆さんが様子見スタートのパターン」でしょう。長期改修後ですし。

では、マイラーズCの頃に芝状態がどうなっているのかというと、それは「まったく分かりません」というのが答え。実際の芝状態を見て、騎手の動きや博打の流れを見て判断するのが正しい。

芝が固くなってきたなと感じたら、坂井瑠星騎乗で積極策を取るであろうキングエルメスや前走前崩れの中で先行したシャイニーロック。
まだまだ差しが決まるなと感じたら、昨年の富士Sハイレベル組のソウルラッシュ。
という風に落ち着いていくのかなと思います。

面白そうなのは土曜の午前中。
土曜の京都は午前中の１・３・４Ｒに芝での競走が含まれているという特殊な番組構成の上に、オープニングの第１Ｒ芝2000Ｍはフルゲート18頭が枚挙するなんとも派手な事態にｗ
なので、第１Ｒはゴチャついて差し馬の活躍があると、３・４Ｒあたりでは前残りが発生しやすいのはかなと思って見立てていますが、果たしてどうでしょうか。狙ってみたいところです。

馬場の話ばっかりしてマイラーズCの話を全然してなくてすみませんｗ

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フローラSに向けた頭の作り方

・基本的に乗り方ひとつでどうにでもなってしまう重賞
春の３歳牝馬限定戦、東京芝2000開幕週、そして他頭数。誰がどう見たって展開ひとつで着順がいくらでも変わるでしょうという条件。
まぁ、そんな元も子もないことを言ってもしょうがないので、いくつか地味ではありますが傾向を羅列します。
１、基本的には開幕週だから先行馬もしくは先行経験有の馬が買いやすい
２、出遅れてもリカバリーできる外枠の方が良い
３、地力があるなら差し馬も外枠の方が良い（内で揉まれるより気持ちよく走る方が優先）
４、乗り方ひとつでどうにでもなる＝積極的にポジションを取る騎手の方が買いやすい
５、パドックは見た方が良い（ここで初遠征の馬も多いため、パドックの時点で危ないパターンも多い）

こんなところですかね。
あと３月の降雨量が多い年は８枠が来やすい（芝の生長具合の問題か）というネタもあるのですが、あんまり自信がないので心の隅にでも・・・。

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長くなってしまったので福島牝馬Sはこ細かく書きませんが、僕はバットを長く持って目一杯振り抜きたくなるのが福島牝馬Sですｗ皆さんはどうですかね。
斤量の出し入れで見るとクリノプレミアム一択なんですが、枠順や福島の傾向も見てチャレンジしてみたいですね。

それではまた週末にお会いしましょう。
ありがとうございました！

おウマ園長

路盤工事…
競馬場の路盤工事は、競馬場の地盤を安定化させるための工事です。競馬場では、馬が高速で走行するために平坦で安定した路盤が必要です。路盤工事には、地盤改良、排水対策、土工事、舗装工事などが含まれます。
地盤改良は、地盤が軟弱であったり、不安定であったりする場合に行われます。例えば、砂地や軟弱な地盤を固めたり、地盤に深い柱状改良杭を打ち込んだりすることがあります。
排水対策は、雨水が路盤に浸透し、地盤の軟弱化を招くのを防ぐために行われます。排水路の整備や、地下水位の調整などが含まれます。
土工事は、路盤の高低差を均し、平坦な路面を作るために行われます。路面にかかる負荷に応じて、路盤の厚さや強度を調整することもあります。
舗装工事は、路盤にアスファルトやコンクリートなどの舗装材を敷き詰める作業です。舗装材は、耐久性や摩耗に優れており、馬が高速で走行しても崩れにくいように設計されています。
以上のように、競馬場の路盤工事は、地盤の安定化や路盤の整備、舗装材の敷設など、様々な作業が含まれています。