🐎競馬🐎エリザベス女王杯に向けた頭の作り方

こんにちは！
おウマ園長DXです🐎
秋のG1も中盤に差し掛かり、今週はエリザベス女王杯👑
それではエリザベス女王杯の頭の作り方を書いていきます😄

今年のポイントは2つ

⭕️京都競馬場は差し傾向がかなり強い
⭕️G1馬1頭、G1実績馬も３頭　メンバーは過去比でもかなり軽い

まずは1つ目のポイントから
⭕️京都競馬場は差し傾向がかなり強い
👉 春天を思い出してもらえれば分かるようにひと雨降るとかなり芝が緩くなる改修後の京都競馬場。
秋開催になれば踏み固められて高速化するかと思いきや、春との傾向はあまり変わらず。東京の方が断然速い。
もちろん逃げ先行馬の粘り込みもありますが、基本的には「差し」。
速い上がりを使える馬&速い上がりを引き出せる騎手がベターと考えて良いと思います。
今週は金曜日に30ミリ超の雨予報。
馬場の回復の仕方にもよりますが、春天のような馬場になる可能性も頭には入れておきたいですね。
まあ、そうなったら昨年の馬場で好走した ジェラルディーナ・ライラックが浮上しやすくなるのでしょう。
ちなみにエリザベス女王杯で重馬場になると逃げ馬はまずノーチャンスです。

続いて2つ目のポイント
⭕️G1馬1頭、G1実績馬も３頭　メンバーは過去比でもかなり軽い
👉 エリザベス女王杯の過去の出走馬を見ても今年参戦しているメンバー実績はかなり軽いと言えます。
G 1馬はジェラルディーナ、G 1実績馬はライラック、ハーパー、シンリョクカ。シンリョクカ自体は2歳G1なのでカウントしなくても良いとさえ思えます。
これくらいG1実績馬の少ないのは2012年レインボーダリアが勝った年まで遡ります。
2012年のG1実績馬の成績はヴィルシーナ（ 1番人気２着）、ホエールキャプチャ（3番人気10着）、エリンコート（12番人気14着）。
勝ったレインボーダリアは府中牝馬Sを4着経由、3着のピクシープリンセスは条件戦経由。
こう見るとG1実績馬の少ない年は好走条件が下がるのかなと思えますが、実際2012年は雨・重馬場という条件が向いたことが大きかったと記憶しています。
それこそ2021年のアカイイトと同様に前哨戦の府中牝馬Sで速い上がりを記録して届かなかった馬が本番でスタミナが生きる流れになって浮上したという形。
金曜の雨予報がどの馬の幸運となるのか注目です。
👉2012年を教訓とするのであれば、負けた2番人気フミノイマージン・3番人気ホエールキャプチャに目を向けなければなりません。
この2頭はいずれも前哨戦を負けたが、エリザベス女王杯での巻き返しを期待されて人気に押された形。
今年でいうとジェラルディーナ（年内全て馬券外で前哨戦も馬券外）のような存在。
ただ、個人的には京都2200でムーア騎手騎乗のG1馬を消す勇気はありません。（阪神なら比較的ムーア騎手も消しやすいのですが）

最後に人気馬の短評

ブレイディヴェーグ
👉 コース・坂路併用で６本。 1週前は栗東CWラスト 1F 1．1秒加速。超抜。
あまり難しいことは考えず、ルメール騎手がハーパーと取捨してこの馬を選んだ時点で能力は間違いない。
懸念は2つ。
・リバティイアイランドを除いてこの世代の牝馬のレベルは高くないこと。
・栗東CWであれだけ非凡なスピードを出せるということは裏を返せば悪い馬場は向かない可能性がある

ジェラルディーナ
👉 コースで４本。本数・時計ともにオールカマーより調教負荷は高い。
ただ、調教についてこちらやTwitterで何度かお話ししたこともある通り、単走でしか調教しない馬の時計の遅い速いはアテにならない。
この馬に関しては今回のレース問わず高速馬場だと消してきたが、その考えに変わりはない。
逆に言えば、金曜の雨や今の京都の馬場状態は向この馬にとってプラスになる可能性は高いと思われる。
※ 最終追い切りをなんと併せ馬でやってきました。
映像はまだ見れませんが騎手騎乗で先行し、助手騎乗の併せた馬にクビ差遅れとのこと。字面の内容だけだと微妙としか受け取れない最終追い切りですね。映像の確認をしたいところ。

ディヴィーナ
👉 ７本。入念な乗り込み。 1週前にCW4F50秒。自己ベストかな？
この馬は良い面と悪い面が両方混在。
良い面としては、モーリス産駒というかスクリーンヒーローやグラスワンダーもそうだが、勢いが付くと距離や馬場を問わずどんな条件でも構わず走り、どんどん強くなる。
リーチ一発ツモでG1を掻っ攫うのが得意なのはこの血統全般の傾向。
去年のジェラルディーナなんてまさに典型的。
もちろん、2200の非根幹距離も傾向としては向く。
悪い面としては、やはり前走逃げてしまったこと。
レースで引っ掛かるかは不明だが、乗り難しい状態でレースに臨むことになるのは間違いない。
なんならいっそ出遅れた方がいいのかとさえ思う。
やるか？デムーロ
あと後述のサリエラと同じで馬体が小さいのは気になる。

ハーパー
👉 普通に考えたら全ての面で買いにくい。
・ルメール騎手に選ばれなかったこと
・世代レベル
・秋華賞好走馬自体が買いにくい
・秋華賞は内枠恩恵とルメールエスコート恩恵
逆にこの馬が来れるパターンはディヴィーナやジェラルディーナが自滅して３着内枠が勝手に空くことがだと思う

サリエラ
👉 今回もトレセンでの調教は少ない。10月28日に帰厩は最遅い。
マーカンド騎手起用で人気になる可能性もあるが、420キロ台の馬体とマーカンドの剛腕はミスマッチだと思う。
もっと言うと420キロ台以下の馬体の馬はエリザベス女王杯ではほとんど来ていない。（おそらく過去10年では0頭）
加えて今回は初の右回り。
来たらマーカンドすげえ！国枝先生すげえ！で終わってしまいそう。
基本的にこちらも買いにくい。

ライラック
👉 前走６本。今回３本。前走もだいぶ出来あがっていたので上積みまではどうかと思うが、1週前も最終も輸送あるのに大丈夫か不安になる程まあ良い動き。
府中牝馬で好走してしまったので大穴とはならないが、エリザベス女王杯のレース傾向から考えると前哨戦を凡走するよりは良いのかもしれない。
懸念は申し訳ないが戸崎騎手。特に関西圏の彼はハッキリと下手。
主観的な意見になるがライラックの調教に跨っている姿を見ると今回も踏み遅れたり、道中のポジションを落とす可能性は高いと思う。
ライラックの前進気勢にビビって馬の後ろに入れたがるはずだから。
買うなら踏み遅れても不利にならない馬場状態と判断できた時。

以上。

また週末にお会いしましょう！！！