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新章打倒ZERO-無名貧乳中堅録5-

番外編が続いたが、今回からいつもの打倒ZERO。
ちなみに、打倒Mリーグは解説者クイズ参加者3人
誕生日記事購入15人弱。新規麻雀プロ購入0人
よって、twitterの麻雀プロ紹介はひっそり終了w
なんたって黄河らしい結果だった。

この事実に、何も変わらないMYメンタル。
オムツは自分で購入して、検証に移る。

【検証】

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ゼロマガでは第一打前に配牌に評価を付け、それに基づいて字牌を処理するよう論じている。
字牌処理について、抜粋したのがコチラ。

良い配牌
① 役牌→オタ風→端牌
② オタ風→端牌→役牌
③ 端牌→オタ風→役牌
④ 数牌から切って字牌をなるべく抱える
悪い配牌

上から順に配牌が良く、一番下が悪い配牌の字牌の切り順である。

この”第一打前に配牌に評価を付ける”、まさに黄河の講義をオマージュしたに違いない。
証拠を見せよう!私がtwitterに投稿したOLさん向け教室講義画像だ。


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ABCの手牌それぞれイケメン度(1~10)を生徒さんに順位付けしてもらう内容。ちなみに講師黄河の意見は、手牌A→評価6・手牌B→評価9・手牌C→評価5。

まさに宿敵のと瓜二つである。

え?何、全然違うって?いやいや、”手牌に評価”という点では完全に一致している。加えて、”イケメンレーダー”というキャッチ―な言葉選びが極めて秀逸だ。5分程度の短い麻雀講義には、耳に残るパンチラインが必要。見事に体現している。

話が大きく逸れたが、今回はこの字牌処理基準にことごとく反発した検証を試みた。配牌に3種の字牌がある手牌を抜粋したので、表に基づいて選んで欲しい。これを成立させれば、”トイトイスキップ”に続く新たな戦術の誕生だ!

<ゼロマガ字牌処理基準表>
良い配牌
① 役牌→オタ風→端牌
② オタ風→端牌→役牌
③ 端牌→オタ風→役牌
④ 数牌から切って字牌をなるべく抱える
悪い配牌


<局面1>
東1局 南家 ドラ東

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親の上家が西を捨てているが、何を捨てるか。表に基づき、評価を③とすると、端牌を捨てるのだが19牌が無い。そこまで悪い配牌でもないので、評価②とすれば西が無難だろう。これに対抗した黄河の選択は



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正直8sとどっちでも良かったのだが、打8p。トイトイやマンズのホンイツも見えるので、西の重なりを捨てるのが勿体ない。この後一体どうなったか気になるだろうが、結果は局面3まで紹介した後一気に見せる。


<局面2>
東1局 南家 ドラ7m

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ドラの7mも使えて、234の三色もバッチリな手牌だが、何を捨てるか。良い手牌なので評価①とすると、役牌を捨てるため打南が順当だろう。これに対抗した黄河の選択は



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打西。西と北との比較は、上手く端的に説明できる気がしないので省くが、問題は南との比較である。肝は親が南を捨てている点、つまり南の重なりを期待したのではなく、今手牌にある唯一の親の現物を残した。手牌が良くても、すぐテンパイするとは限らないので親へのケアだけは常に意識したい。


<局面3>
東3局 北家 ドラ9s

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<局面2>と比べるとパッとしない手牌だが、何を捨てるか。ソウズの両面とピンズの並びから、評価④には至らないので③くらいか。とすると、孤立した端牌である打9mが無難だろう。これに反発した黄河の選択は



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打發。ポイントは、既に点数の少ない親から仕掛けが入っている点とドラが9sである点。親が、5pツモ切り後9mをポンして打8m。マンズのホンイツなのかトイトイなのか、はたまた三色同刻なのか不明だが、とにかく捨て牌が異様。9mは対面にも親にも安全そうで、なるべくとっておきたい。役牌を重ねたい手ではないし(むしろピンフ方面に向かいたい)、かといってこの親に東を捨ててまで推したい手でもないし、後で重ねられても面倒だと發を捨てた。


さて、3つの局面が出揃った。
いよいよ答え合わせといこう。


<局面1解答>

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<局面2解答>

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<局面3解答>

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トイトイスキップの後継者にはならなかった。前にも検証結果が八段絡みだった時があったが、なんたって鳳凰卓は出しゃばりで困る。

今から10年以上前、黄河がプロになった頃は、どんなクソ打牌したとしても理由が答えられるプロであれ!と指導された。だからいつも捻りだしてそれっぽく答えていたのだが、この教え、今は率直に不要だと思っている。麻雀に最も必要な素直さが欠けてしまうからだ。
とはいえ「早く打てる基準が欲しい」そこの君、宿敵いわく評価②(オタ風→端牌→役牌)が8割強とのことだった。悩んだら”オタ風”!
私が言えるのはここまでだ。


結婚出産だけの女流でも麻雀語れたぞ。今日も背後に一歩近づいた。

読んで頂き有難うございます。とっても嬉しいです★競技麻雀界で仕事をし続けたいので、拡散やサポート、応援宜しくお願いします!母ちゃんがんばります