赤ちゃんや親にやさしい世界へ

こんにちは。ayukoです。

きょうは、こちらの記事にかなり触発されていて、記事を書いてみたいとおもいます。

私がずっと感じて来た事が、この方の記事には、別の角度で書かれてあって。めっちゃ書きたくなってしまいました。

私自身は、職歴的にアレすぎるビジネスパーソンというものには程遠い人間なんですが、こんな事書くには少し恥ずかしいなと思いつつ書かせて頂きます。

ずっと感じて来た、夫婦の絆と働き方。


私はずっとこんな事を感じてきました。


今の日本の産前産後の夫婦関係ってヤバイ人多いよね・・・?
今の日本の働き方って、夫婦の絆を破壊しているよね・・・?
だから、大人も子供も、楽しめなくて苦しい人が増えるよね・・・。

と。

それを感じるきっかけは後述するとして。


夫婦関係が破綻する最初のきっかけとなるのが
『産前産後』である場合がむちゃくちゃ多いように感じています。
まだ『感じて』なので、ちょっとこんどアンケート取ってみようかな。
(もし本当にやる事になったら、良かったらご協力お願いします。)

子供が出来たとなるとどうなるか


男性は相変わらず『よし!子供産まれたんだからお金を稼ごう!(愛情表現)』になっちゃう。
女性は相変わらず、『せっかくそ稼いでくれたし・・・子供の為にも・・・』と、お金を使おうとせず(そもそも生活費だけでアップアップで貯金もなく、使えないパターンもあり)、心も体も無理して助けを求めず子育てするから(愛情表現)。


そしてそれが、当たり前だから。

・・・・・めちゃくちゃ愛情表現なんすよ。お互い。

全部全部、愛情表現すぎて悲しくなるくらい、すれ違う。


お金や経済だけを中心に考えるから
愛情表現だと気付けない。お互い。

お金に不安があるから
愛情ベースで考える事に罪悪感を持つ。

お金に不安があるから
お金を使えない。仕事を休めない。

でも、産前産後は、1人で頑張れるものじゃない。
(不妊治療・子育て含む)

それをみんな知らないから。

そしてそれを質問するのは、大体、同性。

男は男だけで相談し合い話し合い『稼ぐのが当然』『家は任せるのが当たり前』となり
女は女だけで相談し合い話し合い『手伝ってくれない(話を聞いてくれない)なんてひどい』となり

同性だから、同性のルールや当たり前で考える。


そうして、

うっすらわかっている相手の要求をかわす罪悪感を
自分たちの知っている当たり前・正義へすり替えたり

当たり前に固執して、相手の言っている事が聞こえなくなったり

そんな価値観がある事を知らなくて相手の言ってる意味がわからなかったり

それが
お互いの愛情を『自分への攻撃』と取り
じわりじわりと破綻に向かっていくきっかけとなるんだろうなと

意地を張り続けるようになる、きっかけ。

本当は、

こんなに相手の事を大事にしてるってわかって欲しいだけなのに。

本当は、

相手を楽にしていあげたいだけなのに

お互いの愛情が、お互いの心を刺していく。

見えないから。

知らないから。

わからないから。

負けたくないから。

辛くて抜け出したいのに

辛い方法を取ってしまう。

そして破綻していく

そう感じるようになったきっかけ

かくいう私は、この手の夫婦関係の破綻は回避できた人間です。

心理学(心屋流@矢野講座系統/交流分析を主に、家族療法などの色んな事を現在20年以上独学で勉強してます)と、
ニート時代に読み倒してた〇チャンネルの夫婦相談系スレや夫婦相談系メルマガで、

『産前産後だけは、旦那にも絶対一緒にクリアしてもらわないとヤバイやつ。会社優先されたらメンタルか夫婦関係が死ぬやつ。』

と思っていたのがきっかけです。



そしてそれを知っていたために、結婚前から妊娠中に、ちまちま言っていました。(不妊の知識含めて)

病院や地域での両親(母親)教室以外にも私は相当調べまくった方なので、知っている方、そして旦那に伝えるのはしっかりやって来た方だと思います。
(母親教室、両親教室の意味が分かんない人は、ググってね。)

産前産後の事をしっかり伝えられれば、
同じ感覚で子育ての事も伝えられるようになりました。


それでも甘く、引っ越し鬱(結婚前から単身赴任状態だったので、引っ越した)になったり、それが終わったら今度は二人目で産後鬱になったり。

でも、何回かメンタルは死亡したけど、夫婦関係の破綻はしなかった。

それは、会社に従うこと、会社に命をかける事が当たり前としていた彼が
私の欝状態により、
少しずつ、仕事を早く切り上げてくれるようになったり、宿泊勤務を全部全部自分でしなくなったからじゃないかなと思っています。

ちなみに、彼の給料は正直、下がるどころか何故かあがってます。ええ。

どうすれば解決できるのか?

私が、夫婦関係を『ちゃんとした意味で』継続しようと思った時に、やった方が良い事は結構あると思ってます。

【心理学的観点】

・一人で抱え込まない

・相手に対してちゃんと頼る。(特に頑張り屋女性)

・気持ちを言語化する

・相手が悪いと感じた時に、相手の愛情じゃないかと疑ってみる。

・相手の辛さ・痛みを直視する。(わからなければ体験)

・自分の辛さ・痛みも直視する。
・落としどころを探る
・常識を疑う
・きちんと自分の辛さを、正しさではなく、感情として伝える。

・正義を封印して、気持ちを伝える。
(気持ちはずっと伝えてる!って人は、逆に理論的に説明するのをやってみるのもアリかもしれない。)

・とにかく辛くなったら、カウンセリングを受けてみる
(治療、というイメージでハードル高いですが、昔のお寺の説法や教会の懺悔室の代わりなイメージだとどうでしょう?)

【社会的観点】

・多様な働き方・価値観を認めていく

・女性の働き方はもちろん、男性の働き方の見直し

・男女で話し相談し合える場を作る

・男性が子育てや妊娠出産に関する相談できる場を作る
(2ちゃんねる、悪しきイメージだけれども、男女の常識が違うと学ぶにはめちゃくちゃ良かったし、だからか、既婚男性板の相談スレッドの住人ですら『産前産後とは!』を心得ていた紳士さまがたくさんいらした)

・働くという事に対してライフプラン等の教育する際、『男女ともに』産前産後の事をしっかり入れる
(保活やお金関連は良く言われるけれど、妊娠したら即つわりが来るとか、妊娠直後の方がゆっくりしないと流産の危険性とか、不妊治療とはなんぞやとか。)

・妊娠出産が個人的なものでワガママである、だから勝手にしろ、という価値観なんとかする←

・そのためには、他の世代の働き方も、見直す必要がある

・20代で子供が産める環境を整える
(30代で子供を産む人に対して批判的に思うわけではなく・・・後述します。)

とりあえず、今思い出せるのはこれくらいです
(思い出したら、追記します)

私自身、心理学を20年勉強していて、なんなら母親専門カウンセリングスクールに通った後、1年半ほど母親専門カウンセリングスクールのアシスタントをしていましたが。

正直、心理だけじゃ、個人だけじゃなんともならんと思っています。

というより、カウンセラーという職業が、商売あがったりになる世の中の方が絶対良いと思います。
(ヒロアカのホークス大好き←)

それには、妊娠出産育児を、お母さんだけのものにする時代を、終わらせたい。

私には、そんな思いがあります。

最後に。

私が産前産後、読みまくっていたブログやHPのうちの一つで、かなりお世話になったAmebaブログの元トップブロガーで、『きゅーさん』という、産婦人科の先生がいます。
開業されてから更新がほとんどなかったのですが、コロナ騒ぎがあったからか、また少し更新してくれるようになりました。(ファンでもあるので嬉しい)

その方が、こんな記事を書かれています。


要するにここにかかれている事は。

仕事の為にプライベートを犠牲にするのが当たり前。
それのツケが、少子化として、ここまで回って来た。
医療者として考えたくない、反対したい、生殖ルールのグレーゾーンを考えるに至るまでに。

という事です。



・・・私はこれを解決するカギは。
まだ手を全く入れていない、働き方だと思います。

母親の子育て支援は腐るほどある。
だけど、母親になるまでの支援や、父親の支援はほとんど見たことが無いんですよ。

母親が子育てをする事が当たり前。
子育てと仕事は分けて考えるのが当たり前。




私は、仕事だけに生きたい、という人は、それで良いと思います。

良いというか、そういう人も、絶対必要だと思うから。

そういう人は、ガッツリ活躍して、その活躍はみんなの希望になるから。


だけど、そうじゃない人が。

子供がちゃんといて、夫婦円満で、プライベートを充実させたい。
産前産後を、夫婦で協力して乗り切りたい。
子供を若いうちに産みたい。不妊治療はしたくない。

そう思ってる人は、仕事人としてダメな人なんでしょうか?




事実。

ウチの旦那は家事も育児も私が専業(なんなら欝)の時から手伝ってくれていたし、なんなら私より料理うまいし、公園とお風呂は旦那だし、洗い物もかなりの確率でやってくれるという状況で。

仕事でも実績をあげているし、コロナ禍の中、ほとんどボーナスアップですよええ。(旦那かっこよすぎて痺れる)




私が欝になった当初までは、旦那も死ぬほど働いてたんですよ。
午前0時とか当たり前だったんですよ。



その時よりも今の方が、俄然実績出して、お給料も増えている。

・・・家の事を優先したとしても、働く時間を短くしても、実績は出る。
という事なんだと思います。

彼はスーパーマンでしょうか?

いいえ。
ウチの旦那は意識高い系では決してない。
本もほとんど読まないし、家では家事と子供の相手以外はずっとゲームしてるし。家ではステテコとよれよれのTシャツしか着てないし。
(でも私や子供が相手しろと近づくとしゃーないなーと構ってくれる。ほぼほぼトトロ。)

ちなみに、産後支援は、義母さんが仕事があるため2週間、両親が3ヶ月ほどいてくれましたが、後はノーフォローです。(両方とも遠方)

なので、仕事をやればやる程実績が出る、という常識は疑ってみる方が良い常識だと思うんです。

夫婦関係や子育てをある程度優先しても、実績が出るのかもしれない、と。

そして。

子育てがきつい。
子供と24時間いる事がキツイ。
子供と365日一緒にいる事がキツイ。

それを多くのお父さんが、今、コロナ禍で体感した、今がチャンスなんじゃないかとも感じています。



子育てと仕事を、天と線で結べるチャンス。


短い目で見たら、仕事があるから子育てができる

でも、長い目で見たら、子育てがあるから仕事が出来るんですよ。



そして、

お父さんとお母さんが安心していたら
子供も安心して挑戦出来るし

お父さんやお母さんが生き生きとしているから
子供も『自分本来の』夢が見れる

だから、その為に

私がやれる事を、やっていきたいと思います。

私は、子供がちゃんと夢を見れる世界にしたいから。



その為に、国家資格を取ろうと思ってます。
今までの経験上、すぐ挫折してきた人間なので、めっちゃ怖いですが
それでも挑戦してみたいと思います。

PS:日本全国の夫婦関係がよくなると・・・

少子化だけでなく

結婚しない人が増えた事・離婚・熟年離婚
自殺や精神病、孤独死、過労死
産後鬱、不登校や虐待、家庭内暴力


この辺の問題も結構解消されるんじゃないかと思ってます。

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