見出し画像

11月10日はフランソワ・クープランの日(架空記念日ブログ)

本日は令和5年11月10日(金)です。今日は明けで明日はお休み。1110と言えば二進数で12ですね。さて1933年11月10日は宇宙飛行士のロナルド・エヴァンスが生まれた日です。エヴァンスはアメリカ航空宇宙局の宇宙飛行士。アポロ計画で月を訪れた24人の1人。宇宙に出たのは1972年12月7日に打ち上げられたアポロ17号。アポロ17号は1972年12月19日に帰還。宇宙での滞在時間は12日13時間52分でした。このアポロ17号はアポロ計画の史上6度目の有人月面着陸でこれが最後になりました。

ロナルド・エヴァンス(1933-1990)

今日の架空記念日は?

385年前の今日

1668年11月10日にフランスの作曲家フランソワ・クープランが生まれました。クープラン家は叔父ルイ・クープランが1653年の復活祭でパリ4区のマレ地区にあるサン・ジェルヴェ教会オルガニストの地位についてから、17世紀から20世紀初頭までの約200年もの間、クープラン家が楽師を務めました。そのクープラン家の中で一番優秀とされ「大クープラン」と評されたのが、今日ご紹介するフランソワ・クープランです。

フランソワ・クープラン(1668-1733)

フランソワ・クープランという人

父はシャルル・クープランで、ルイ・クープランの弟。1661年からルイの後任としてサン・ジェルヴェ協会のオルガニストを務める。理髪師の娘マリ・ゲランと結婚し1668年11月10日フランソワ・クープランが生まれる。フランソワは当然の如く、父から音楽の英才教育を受けるが、フランソワが10歳の時に父シャルルが他界してしまう。

宮廷音楽家の英才教育

教会評議会はフランソワが18歳の誕生日に父親の地位を継ぐことに同意して、その間はミシェル=リシャール・ドラランド(ルイ14世国王の宮廷音楽家)が代理を務める事になった。フランソワの教育はサン・ジャック・ド・ラ・ブシュリー教会のオルガニストのジャック・トムラン(ルイ14世国王のオルガニスト)が引き受けた。フランソワは才能を開花させ、約束を待たずに教会オルガニストの仕事をするようになった。1685年11月1日に評議会は17歳のフランソワに対する報酬の支払いを決定している。

ミシェル=リシャール・ドラランド(1657-1726)

太陽王のオルガニスト

1689年にマリ=アンヌ・アッソーと結婚。1690年にオルガン曲集を出版。1693年にはジャック・トムランの後任として、ルイ14世国王のオルガニストになった。宮廷との繋がりを強めたフランソワは王家の人々にクラヴサン(チェンバロ)を教えた。王室楽団では、ジャン・バディスト・アンリ・ダングルベールの代役とて常任クラヴサン奏者を務めた。さらに宮廷作曲家としても活動し、室内楽だけでなく王室礼拝堂用の宗教音楽も手掛けた。

「ルイ14世の肖像」リゴー(1659-1743)作

数々の出版


1703年〜1705年 国王の命を受けた3組のヴァーセット集を出版
1713年 『クラヴサン曲集第1巻』出版
1716年 『クラヴサン奏法』出版
1717年 『クラヴサン奏法』第2版、『クラヴサン曲集第2巻』出版
1722年 『クラヴサン曲集第3巻』出版
1730年 『クラヴサン曲集第4巻』出版

1733年9月11日永眠

まとめ

ドラマは少ないけど、何十人といるクープラン家の楽師の中で、唯一宮廷に仕えたところから如何にフランソワが有能かがわかる経歴ではないでしょうか。

今日のさわだくん

111日チャレンジ33曲目

Rainy Blue(レイニーブル)/徳永英明

1986年1月21日リリース、徳永英明のデビューシングル。軽井沢のバイト先で知り合った大木誠と共に作り上げた楽曲。

あとがき

ご飯作らなきゃなのでまた後ほど

日刊スポーツより

中日ドラゴンズバヤシこと岡林勇希選手、2年連続ゴールデン・グラブ賞おめでとうございます。
得票数196票は外野部門で2位という事で全体1位の近本選手には敵いませんでしたが、全体で6位、セリーグでの3位と素晴らしい評価だったと思います。

ではまた明日。