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ニンジャスレイヤーTRPG2版非公式プラグイン:ハッカースキルの拡張

これは『ニンジャスレイヤーTRPG2版』の『非公式』プラグインです。
 PLがこのプラグインを使用する際には、その都度NMの許可を得てから使用して下さい。
 おかしな点、使用上不都合な点、改善点などあればコメントやTwitterでご指摘頂ければ幸いです。


本プラグインの長所と短所

 このプラグインを採用した場合、ハッキングスキルのバリエーションを更に増やすことが出来る。
 一方物理火力を投げ捨てるようなスキルもあり、ハッキングターゲット以外には手も足も出ないような状況になる可能性もある。

更新履歴
23/1/29:記事公開
23/5/08:大改造 原型を留めなくなりました



参考資料

🔥ニンジャスレイヤーTRPG2版プラグイン:ハッカーニンジャ(2022/11/28更新)|ニンジャスレイヤー公式/ダイハードテイルズ (diehardtales.com)

ハッカースキルリスト


ハッキング強化

◉コードロジスト

このニンジャは旧世紀のコードやプロトコルの知識を持つ魔女達、または彼女らの生みだしたウイルスの熱心な収集家だ。(例:サキュバス)

前提:【ワザマエ】8以上 + ◉知識:電子ウイルス
効果種別:ハッキング強化

このスキルを持つキャラは、自身の所持している
『ウイルス入りフロッピー』をリチャージ1として扱う。

また、ウイルス入りフロッピーの使用時に即応ダイスの消費を宣言することで、ハッキング判定数を更に即応ダイス分×2だけ追加する。

★◉コトダマ空間直結

このニンジャは強力なコトダマ空間適性を持ち、LAN端子を持たない相手に対してのハッキングさえも可能とする(例:ウォーロック)

前提:ハッカー系ソウルの【ジツ】値4以上
コスト:精神力3、維持精神力1(手番開始)
効果種別:ハッキング強化

手番フェイズに「その他の行動」として『ハッキング判定:UH2』を行う。
成功した場合、この戦闘中全ての敵を『ハッキングターゲット』と見なす
極度の集中が必要なため、効果中このニンジャは『麻痺状態』となる
【ジツ7以上】:『拘束状態』に軽減される


ヒサツ・ワザ

◉ヒサツ・ワザ:多重ログインkick

暗黒電子戦奥義。多重ログイン体による矢継ぎ早の連撃を繰り出し、相手のファイアウォールを破壊する。(例:ダイダロス)

前提:【ニューロン】10以上+電脳系タツジン系スキル
コスト:精神力1+回避ダイス2
効果種別:ハッキング、ヒサツ・ワザ

このニンジャが『◉kill-9』で【6,6,6,6】を発生させた場合、その効果を直ちに『●ヒサツ・ワザ:多重ログインkick』に置き換えてもよい。

『●ヒサツ・ワザ:多重ログインkick』:
1ダメージ(固定)を2D3回与える(『回避:NORMAL』『時間差可』)。
▷ファイアウォールは1ダメージずつ適応される。

◉ヒサツ・ワザ:サモン・ゲートキーパー

 暗黒電子戦の禁じ手。相手を黄金立方体の近くにまで弾き飛ばし、電子の番人に始末させる道連れめいた荒技。(例:ナンシー)

前提:【ニューロン】12以上+電脳系タツジン系スキル
コスト:精神力2+回避ダイス2
効果種別:ハッキング、ヒサツ・ワザ

このニンジャが『◉kill-9』で【6,6,6,6】を発生させた場合、その効果を直ちに『●ヒサツ・ワザ:サモン・ゲイトキーパー』に置き換えてもよい。

『●ヒサツ・ワザ:サモン・ゲイトキーパー』:『回避:U-HARD』。敵がこの回避に失敗した場合、2ダメージ(固定)を2D3回与える(回避不能)。

この攻撃を回避された場合、術者は『回避:U-HARD』で判定を行う。
失敗した場合、上記のダメージを術者が受ける。


自律射撃

◉サモン・スキャナー

術者は飛行ドローンや監視カメラを呼び出し、索敵を行う。ニンジャの幻覚や隠密のジツは、機械に対しなんら効果を発揮しないことも珍しくない。(例:ヘッジホッグ)

前提:「『◉タツジン:ハッカー』+【ニューロン】8以上」 または「ハッカー系ソウルの【ジツ】値5以上」
コスト:【精神力】2、維持精神力1(1T毎)
種別:ハッキング、自律射撃

攻撃フェイズに「その他の行動」として『ハッキング判定:U-HARD』を行う。判定に成功した場合、監視ドローンが行動を開始し、戦闘終了まで自動スキャンを行う。これらはマップ上に配置されない(仮に破壊されても次々に追加されるからだ)。

効果が持続していている間、術者が【手番開始フェイズ】に精神力を1消費したターン、味方全員は「通常移動」時と「全力移動」時の移動可能マス数+2、『攻撃ダイス』+1個、『射撃ダイス』+3個、ターン開始時に獲得する『回避ダイス』+2個、の効果をすべて得る
(◉戦略視界ナビと重複しない)
集中のため、効果中術者は崩れ状態となる。

発動時【6,6,6,6】:
術者とその味方は、術者よりも低いイニシアチブ値の敵ニンジャの発動したジツ、スキルによる環境効果(および敵がステルス状態にあることなど)による攻撃難易度/射撃難易度へのペナルティを1だけ軽減する。

◉サモン・デーモン

術者は電脳戦に備え、コトダマ空間に各種トラップ、自律AIを配置する。
(例:ヴィジランス)

前提:「『◉タツジン:ハッカー』+【ニューロン】10以上」
または「ハッカー系ソウルの【ジツ】値5以上」
コスト:【精神力】2、維持精神力1(1T毎)
種別:ハッキング、自律射撃、効果継続(戦闘中)

攻撃フェイズに「その他の行動」として『ハッキング判定:U-HARD』を行う。判定に成功した場合、デーモンが行動を開始し、戦闘終了まで妨害行為を行う。これらはマップ上に配置されない(仮に破壊されても次々に追加されるからだ)。

効果が持続していている間、自分よりイニシアチブの低い敵が行う
『ハッキング判定』の難易度を+1する。

発動時【6,6,6,6】:
術者のイニシアチブ値と比較して敵のイニシアチブ値が半分以下の場合
『ハッキング判定』の難易度は+2される。

◉サモン・スター

術者は監視衛星や周辺カメラを掌握し、毎秒スキャンを行う。
(例:アルゴス)

前提:「『タツジン:ハッカー』+【ニューロン】15以上」
または「ハッカー系ソウルの【ジツ】値7以上」
コスト:【精神力】3、維持精神力2(1T毎)
種別:ハッキング、自律射撃、効果継続(戦闘中)

攻撃フェイズに「その他の行動」として『ハッキング判定:UH4』を行う。判定に成功した場合、監視衛星が行動を開始し、戦闘終了まで自動スキャンを行う。これらはマップ上に配置されない(仮に破壊されても次々に追加されるからだ)。

効果が持続していている間、術者とその味方全員は「通常移動」時と「全力移動」時の移動可能マス数+3、『攻撃ダイス』+2個、『射撃ダイス』+4個、ターン開始時に獲得する『回避ダイス』+3個、の効果をすべて得る
(◉戦略視界ナビと重複しない)
集中のため、効果中術者は崩れ状態となる。

発動時【6,6,6,6,6】:
術者とその味方は、術者よりも低いイニシアチブ値の敵ニンジャの発動したジツ、スキルによる環境効果(および敵がステルス状態にあることなど)による攻撃難易度/射撃難易度へのペナルティを無視する。


召喚

◉サモン・サポーター

術者はデーモンやインテリジェンス・デバイス、直結奴隷にハッキングのサポートをさせる。(例:ディテクティヴ、ヴィジランス)

前提:「『◉タツジン:ハッカー』」
    または「ハッカー系ソウルの【ジツ】値4以上」
コスト:【精神力】2
種別:ハッキング、召喚

攻撃フェイズに「その他の行動」として『ハッキング判定:HARD』を行う。判定に成功した場合、サポートAIが行動を開始し、戦闘終了まで独自にハッキングを行う。これらは【体力】2、【精神力】-モブと見なされるが、マップ上には配置されない(物理肉体が極めて小さい、または存在しないことすらある)。
このモブは、種別:ハッキング以外の攻撃を受けない。

自律AIは術者の行動直後に独自の『攻撃フェイズ』を有し、『ハッキング判定』を行う(配置、視線は術者と同位置と扱う)。ハッキングダイスは4ダイスであり、フロッピーなどによる追加は出来ない。この自律AIは『◉kill-9』を持っているとみなし、『◉タツジン:ハッカー』を術者がアクティブにしている場合、『6,6,6』で『サツバツ!』を、『6,6,6,6』で『ナムアミダブツ!』を発生させる事が出来る。


【ニューロン】8以上:【体力】4,ハッキングダイスは6になる
【ニューロン】14以上:【体力】6,ハッキングダイスは8になる。

◉サモン・ハウンド

術者は自身が所有する猟犬型ロボットに戦闘命令を下し、現場に急行させる。(例:ブルハウンド)

前提:「『◉タツジン:ハッカー』+【ニューロン】8以上」 
    または「ハッカー系ソウルの【ジツ】値4以上」
コスト:【精神力】2
効果種別:ハッキング、召喚(同時存在の上限は合計3体まで)

手番攻撃フェイズに「その他の行動」として『ハッキング判定:HARD』を行う。成功した場合、術者本人がいる部屋のドアのうち、術者側初期配置エリア側に最も近いドアからハイエナ2体が出現する。このハイエナは、このターン中すぐ行動を開始する。
戦闘終了までこのハイエナは味方とみなされ、終了とともにオジギして帰っていく(マップから取り除かれる)。

このハイエナには、標準的なハイエナのNPCデータを使用する。

発動時【6,6,6,6】:ハイエナの召喚数が3体になる。

◉サモン・ドクロ

術者は自身が所有する自立型多脚ウォーカーに戦闘命令を下し、現場に急行させる。適切な指示さえあれば、この兵器は猛威を振るうだろう。
(例:ダイダロス)

前提:「『◉タツジン:ハッカー』+【ニューロン】13以上」 
または『ハッカー系ソウルの【ジツ】値7以上」
コスト:【精神力】3
効果種別:ハッキング、召喚(同時存在の上限は合計1体まで)

手番攻撃フェイズに「その他の行動」として『ハッキング判定:UH3』を行う。成功した場合、術者本人がいる部屋のドアのうち、術者側初期配置エリア側に最も近いドアからモータードクロ1体が出現する。このモータードクロは、このターン中にまだ行動できない。
戦闘終了までこのモータードクロは味方とみなされ、終了とともにオジギして帰っていく(マップから取り除かれる)。

このモータードクロには、標準的なモータードクロ、ヘヴィ・モータードクロのNPCデータを使用する。

【ドーモ!モータードクロ、デス!】
モータードクロを召喚した術者は、【手番開始フェイズ】または【攻撃フェイズ】に精神力を1消費して『ハッキング判定:UH2』を行うことで、モータードクロを制御下に置くことが出来る。この制御判定は毎ターン行う必要がある。
制御判定に失敗した場合/行わなかった場合、モータードクロは暴走し、完全にランダムに攻撃を行う(ダイスで攻撃先を決定する)。

発動時【6,6,6,6,6】:モータードクロはこのターンから即座に行動を開始する。
(このターンの制御判定に成功していると見なす)