酢大豆

北海道では卵の供給が追いついていない。今はちょっとずつ緩和されつつある。
それはご存知の方もいると思いますが、3月下旬〜4月上旬にかけて鳥インフルエンザが流行ったことで鶏が居なくなってしまったことが影響している。
そして、「卵が買えない」という部分だけに注目してみんな揃って、意識して買うようになったことでさらに卵不足に陥っている。
これは、卵に限った話ではない。

東日本大震災の時もそうだった。
ガソリンスタンドに長蛇の列、ティッシュペーパーやトイレットペーパーが一気に無くなった。ないものねだりどころかあるのにまだねだるのか!というところだったかな。

そんなわけで、卵の値段も上がり、品数も少なく貴重なものになっている。
タンパク質の摂取はどうしたものか・・・と考えていたところ、
そうだ、畑のお肉、大豆があるじゃないかと閃いた。

義母に教わった万能!酢大豆。
大豆を水に一晩浸けます。ぷっくりと愛嬌たっぷりになったら、
そのまま一煮立ち。
シュワワワと泡があがったら、一度ザルに移します。
圧力鍋に入れて新しくお水を入れたら、一気に加圧。
柔らかいお豆になりましたら、ザルのなかでちょっと休憩。
その間に、お酢、砂糖を好みの比率にして混ぜる。塩をちょこっと。
サウナ上がりのようなお豆たちを水風呂ならぬ、酢風呂にザバッと
移します。ちょっとつけておくと味がしっかり染みて美味しい酢大豆に。

サラダのお供、カレーにトッピング、小腹が空いた時のぽりぽりおつまみ。
救世主なタンパク質です。タンパク質は卵だけが全てじゃない!

ないものねだりもいいけれど、あるもので補うって大切だなと
見直しました。

ミニマリストにまだまだ程遠いカプリコ婦人の小さなレシピでした。


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