#010 夫的FXトレード記録‗ドル円230727
「ここのところ好調だな」
「えぇ」
「利確を速めることを意識したのが良かったかもしれません」
「というと?」
「エントリーした後、値動きが思ったほど伸びない場合には1~3pipsでも利確し執着しないということです」
「今までは上位足に対して順張り方向だからと大した根拠もなくホールドして資金が寝る時間、含み損とストレスを抱える時間が長かったんです」
「利幅は小さくなるかもしれんが、効率が上がるということだな」
「おっしゃる通りで」
「では今日のトレードについて教えてもらおうか」
ECB政策金利,米国雇用関連・GDP指標発表デー
「昨晩から早朝のFOMC政策金利発表にかけてドル円は大きく下落し、今朝は140.5まで値を戻したものの再度下落」
「139円台前半まで下落は続きました」
「140.0でエントリーという手はなかったのか」
「もちろん、今朝の段階では考えました」
「ただ、その時間帯にチャートを見れず、逃した感がありました」
「いざ入っていたとしても、その後放置となるようでは損切りになった可能性もあるし、逆に良かったんじゃないか」
「チャートを見せてくれ」
「5m足で振り返ると、18時すぎに21MAを上抜け、RCI(青色)が上向きに折り返したあたりが狙い目立ったように思うな」
「そうですね」
「その時間はまだデスクにいました・・」
「一見するとわかりやすい値動きだが、短時間で利確するとなるとエントリーするときは1m足を見ていたのか?」
「えぇ」
「そうか、では1m足も見せてくれるか」
「エントリー、利確のポイントをプロットすることも忘れずにな」
ロング:140.159→140.220
「画像では見づらいですが、20時以降ボラがないまま推移してきて、突然下方向へ動き140.2を割り込んだところです」
「ただ、この下方向の値動きは瞬間的なもので140.1~140.0に到達するようなものではないと判断して買い場を探りました」
「ふーむ」
「大きく動いた後の戻りを狙うシンプルな逆張りだな」
「まさしく」
「利確の水準に関する考え方は?」
「ひとまずは21MAに到達したら、あわよくば全戻し、のイメージでした」
「なるほど」
「結果的に、21MAを上に抜けたところで潔く利確したとな」
「次も考え方は同じです」
ショート:140.510→140.440
「ほう、これは指標発表後の行ってこいか?」
「そうです」
「今日は米国GDPと失業保険申請数の発表でした」
「140.3から140.5~6まで動いた中で140.5付近でエントリーしたんだな」
「はい」
「140.6付近でショートしたいのが本音でしたが、待っている間に上方向の動きが弱まっているように感じ、140.5でエントリーしました」
「再度上昇に転ずるとは思わなかったか?」
「それも頭にありました」
「1分足で見ると大きく上げ/下げた後はいったんMAまで値を戻して再度同水準まで伸長するケースを何度も見てきましたからね」
「そうしたらまたそこでナンピンか」
「えぇ」
「でも、入るとしたら140.6を超えた後、値が伸び切ったところです」
「そうか」
「利確については何かあるか?」
「140.6でなく140.5でのエントリーになったため指標後の行ってこい狙いではあるものの利幅は10pips→5pips程度と意識しました」
「早めの利確を徹底してるな」
「はい」
「でも、この後にナンピンで捕まりました」
ショート:140.542~764→140.650
「こうして後からチャートを見て何を思う」
「なぜそこでショートだったのだろうと・・」
「全く同感だ」
「2つ目、3つ目はボリンジャーバンド3σ線に近しいポイントだから逆張りという点では理解できる」
「エントリーの基準が緩んだ結果、即損切の判断もできず、ナンピンに頼らざるを得ない状態に自ら入ってしまいました」
「今日、プラ転して救済できたことが後に引かないと良いが」
「おっしゃる通りで」
「今月、2週目のあのドカンをきちんと教訓として生かさねばなりません」
「まぁ、今日のところは欲をかいてホールドせず、21MA到達前に決済したことを良しとしたいな」
「ですね」
「精進いたします」
「ではまた」
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