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#007 夫的FXトレード記録‗ドル円230721

「今日はまた大相場だったな」

「えぇ」

「Twitterもドル買いに関する投稿が目立つな」
「お主はどうだ」

「残念ながら動き出した16時以降は打合せで、 トレードできませんでした」

「チャートを見ていたらあのロングを取れていたかな?」

「東京〜ロンドンタイムまで小幅のレンジでしたから初動を取った上でホールドし切るのも難しかったんじゃないかと思います」

「そうだな」
「では今日は追いかけて火傷するのを恐れて静観を決め込んだのか?」

「そうでもないです」
「18:20ごろの急落後、値幅というか激しく動いたので3回ほど」

「チャートで見せてくれるか」

'23.7.21 ドル円‗1m足
'23.7.21 ドル円‗5m足

「ふむ、なかなか強烈だな」

「17:50ごろ142円をうかがった後、18:20ごろに141.4を割るところまで急落しました」

「画面を開いてこの状況」
「何を考えていた?」

「そこから行ってこいで値を戻して142.0に再アタックかなと思って待っていたんです」

「ロングの入口を探していたんだな」

「えぇ」

「でもそうしなかったのはなぜだ」

「141.9あたりで上値が詰まっているように感じたからです」

「それは高値安値というより値動きから?」

「はい」
「この辺りはなんとなくという他、いまは言語化できないです」

「まぁよい」
「ショートで入るとして、しばらくホールドするつもりだったのか」

「いえ、ここでも狙いは3〜5pips程度です」

「ほう」
「いままでのお前なら141.2〜3まで伸びてくれとお祈りトレードしそうなものだが」

「いまの戦略上のルールは短期決着、利幅1〜5pipsですから」

「それは状況に応じてではないのか」

「そうですね」
「ただ、この時下は141.7〜6くらいで下げ止まり感があり、141.5割れもないのかなという印象でした」

「それもあって早めに利確したとな」

「そういうことです」

「ルールを守れたというのは良いことだな」
「だが、ひとつ注文をつけたい」

「なんでしょう」

「もう少しエントリー/イグジットのポイントがわかるように記録をつけてもらいたい」

「・・・」
「善処します」

「来週は政策金利発表が続くが良い準備をして臨んでくれ」

「御意」

「ではまた」

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