#014 夫的FXトレード記録‗ドル円230804
「今日はみんな大好き雇用統計だったな」
「えぇ、僕も大好きです」
「なんとか21:30にはチャートが開けるよう調整しました」
「初動は上だったが、そこから大きく下げては戻す展開だったか」
「そうですね」
「数字が強く出ても景気鈍化の傾向を否定するものではなく、急落するのは予想してました」
「ということはハナからロング待ちだったとな」
「えぇ、想定からブレることなく待てたことが今日は大きかったです」
「初動に遅れて乗っかりショートから入っていたら苦しい展開だったかもしれません」
「そうか」
「チャートを見せてくれるか」
「21:30の雇用統計発表で、142.85まで上昇してからの142.2まで急降下でした」
「ここのボラは想定と比べてどうだった?」
「上方向は予想通り、60分足100MAくらいに目線を置いてました」
「下方向は前回安値の142.3あたりと思っていたので若干踏み込まれた印象です」
「そうか」
「個別のトレードを見ていこうか」
ロング: 142.385→142.491
「指標発表後、142.3辺りを狙っていたのですが、スプ拡大により142.4を若干下回ったところでエントリー」
「スプレッドが広がった分、利幅は狭まりましたが概ね狙い通りで精神的負担の少ないトレードでした」
「含み損の時間もあったと思うが、さらに下落した時の対処については考えていたのか?」
「142.0, 141.8を節目にしてナンピンする覚悟でした」
「なぜ?」
「キリ番、1時間足の200MAを意識してざっくり目線を置いたんです」
「それにいくら指標の勢いで下げたとしても、円が買い込まれて値段が戻らない可能性は低いと思ったからです」
「まぁそれはイメージでしかないがな」
「シナリオがあったということを評価してやろう」
「・・・」
「では次」
ショート: 142.739→142.689
「これは初動で上につけた142.8に迫ろうかと勢いを持って上昇したものの、上への勢いの衰えを感じ、ショートでエントリーしたものです」
「この時想定していたことは?」
「142.8を超えるようならロスカットする」
「142.6を利確ラインとして待ってみる」
「ほう、ロスカットとは珍しいな」
「えぇ」
「初動でつけた高値をブレイクした場合、さらに上に伸びて、旧高値ラインを支持帯として上昇へ転換することもあり得るかなと思いまして”
「嫌な予感がしたわけだ」
「そういうことです」
「結局、利確ライン到達前に決着したんだな」
「はい、下方向の勢いがさほど強くないように感じ、見守るよりも今決済して次のエントリーポイントを探したいと思ったんです」
「まぁそういうこともあるわな」
「では次」
ロング: 141.858→141.950
「これは142.0を割り込んだ後、当初イメージしていた最低ライン141.8まで下落したためロングでのエントリーをしたものです」
「142.0でロングしながったのはなぜだ?」
「ローソク足を見るにまだ落ちそうと思ったからです」
「下落の傾きがなだらかで、戻りに期待して逆張りするには勢いが足りないかな、という印象でした」
「傾きと勢いか」
「これはなかなか言語化しづらいな」
「ですね」
「究極的には“なんとなく”ですが、下落する時の落差とそれにかかる時間の関係から判断しているように思います」
「下落/上昇の角度が◯°以上なら傾き(勢い)が強いためエントリーOKってことか?」
「そんなところですかね」
「もう少し深掘りして、人に伝わるレベルまで落とし込んでほしいところだな」
「うーん」
「そこはノビシロってことで」
「かまわん」
「ではまた」
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