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【マージサバイバル】ローディング画面の切れ端メモ

ローディング画面で出てくる切れ端のメモ。
時系列的につながったものに【記号】を付けている。

捨てられた日誌の切れ端

記録A-C、No.の昇順。

  • 記録#A-8129。終末防御対策部署を拡張。各分野別に21個部署を運営。遺伝子環境研究チームの共通責任者にカーソン夫妻を選定。

  • 記録#B-63。2XXX年6月17日。実験体1419号成功。成功の原因は不明。異物介入の可能性あり。実験体1723号での再実験を決定。

  • 記録#B-138。2XXX年8月4日。実験体1723号成功。成功の原因は不明。当該実験体を基に新規プロジェクトを開始。アダムプロジェクトと命名。

  • 記録#B-299。遺伝子関連研究チーム4部署をアダムプロジェクト部署に併合。総責任者にソフィア・カーソンを選定。

  • 記録#B-512。211号サンプルからリンゴの苗に変更。既存の苗は廃棄。廃棄事由、成長速度目標値未達。

  • 記録#B-600。426号サンプルが土壌と周辺21個のサンプルに多大な影響を及ぼす。426号サンプルの根が異常成長。14時間後に効果消滅。

  • 記録#B-801。599号サンプル・リンゴの苗が19分間急成長。炭素吸収と酸素排出の増加確認。当該サンプルで追加研究費を確保。

  • 記録#B-824。614号サンプルのリンゴの苗が急速に成長。炭素吸収と酸素排出量は従来の6.5倍に及ぶ。成功の原因を分析中。

  • 記録#B-825。614号サンプル消滅。成長21時間目にして枯死。当該サンプルを基に、アダムプロジェクトのC段階移行を要請。

  • 記録#C-46。2XXX年10月5日。アダムプロジェクト拡張。16都市で軍からの支援を受けて実施。進展なし。

  • 記録#C-231。2XXX年12月28日。2か所の都市で成功サンプルを確認。Y市のサンプルが39時間を記録。

  • 記録#C-388。2XXX年1月18日。5か所の都市で成功サンプルを確認。Y市のサンプルが45時間を記録。都市環境の共通点を調査。

  • 記録#C-455。2XXX年2月12日。11か所の都市の成功報告なし。成功した5か所の都市の共通点はハチの存在と推定。

  • 記録#C-666。2XXX年2月24日。ハチの提供後、16か所の都市での成功事例を確認。ハチの活動が核心条件であると証明。

  • 【○】記録#C-1034。2XXX年5月19日。世界各地でハチの大量死発生。何種かのハチの絶滅を確認。アダムプロジェクトとの関連性を検討。

  • 記録#C-1038。2XXX年2月1日。アダムプロジェクトが生態系に及ぼす影響に関する報告書を提出。回答なし。

  • 記録#C-1515。ハチの個体数急滅以降、生態系の破壊速度は13.7倍に上昇。ハチ絶滅の原因分析チームを結成。アダムプロジェクトチーム全員非常待機。

  • 【★】記録#C-2516。2XXX年9月24日。アダムプロジェクトを破棄。全記録を抹消。発生した問題に関する責任者の選定が必要。

研究員の日誌の切れ端

正確な年数がわからない為個人的な趣味の並び替え。

  • 2XXX年1月31日。軌道エレベータープロジェクトは結局潰えた。これで宇宙へゴミを飛ばすという計画は不可能になった。

  • 【○】2XXX年5月20日。アダムプロジェクトがハチの大量死に関連していることが証明された。上層部から一時的な研究中断を指示された。

  • 2XXX年8月13日。PM2.5は最高値を記録した。アダムプロジェクトが成功すれば、大気汚染の問題も解決できるはずだ。

  • 2XXX年9月1日。海水面の上昇に伴い、太平洋に浮かんでいた14の島が完全に沈んだ。犠牲者は少ないが、経済的損失が大きい。

  • 【★】2XXX年9月24日。アダムプロジェクトは破棄され、すべての記録を削除せよとの指示が下った。尋常ではない雰囲気だ。

  • 2XXX年10月4日。L市の中心地に4個の超大型ツイスターが発生し、凄惨な被害が出た。死者数は確認されただけで298名。さらに増える見込みだ。

  • 2XXX年10月12日。ヨハンセンと私は資料を消去せず、密かに持ち出した。危険だが、過ちを正す手段もまたアダムプロジェクトだけなのだ。

  • 2XXX年11月29日。急激な猛暑により多数の死者が出たと報じられた。アダムプロジェクトが成功していれば、こんなことにはならなかっただろう。

  • 2XXX年12月16日。南極の氷河が半分に割れる光景をリアルタイムで中継している。皆が瞳に恐怖を滲ませて映像を見つめている。

  • 2XXX年1月1日。7か月以上沈黙した上層部からついに連絡が届く。アダムプロジェクトが生態系に及ぼした影響を収集・報告せよとの指示だった。

  • 2XXX年1月14日。実験当時に親しくなったY市の管理者リアムがよく連絡をしてくる。彼はアダムプロジェクトに強い愛着を持つ人物だった。

  • 2XXX年1月19日。絶望的だ。アダムプロジェクトが生態系に及ぼした影響を収集した結果は悲惨だった。現状の内容を報告するだけですべてが終わるだろう。

  • 【◆】2XXX年2月23日。リアムに私の秘密を打ち明けた。アダムプロジェクトの資料をすべて持っていると。彼は信用できる相手だ。

  • 2XXX年3月2日。1か月も回答がなかった上層部が突如、新任の責任者を派遣してきた。専門の研究員ではなかった。

  • 【◎】2XXX年3月9日。リアムが廃棄したアダムプロジェクトを独自で進めようと提案してきた。私は彼が差し伸べた希望の手を握り返した。

  • 2XXX年3月16日。様々な症状を伴う原因不明の皮膚病が急増している。未検証の薬品が裏の世界では引く手あまただ。

  • 2XXX年3月19日。原因不明のウイルス流行により根も葉もない噂が横行している。投資者が増えるにつれ、新たな製薬会社も増え続けている。

  • 2XXX年4月1日。ある製薬会社からスカウトのメールが来たが、断った。大気と水質汚染により失病が急増し、製薬会社は好景気を迎えている。

  • 2XXX年6月17日。久々に集まって酒を飲んだ。ヨハンセンが急に泣き出した。私も泣きたい。われわれ研究員はいったい何をしてしまったのだ?

  • 2XXX年7月1日。イナゴの群れがW市を襲った。ドローン撮影映像では、あの大都市のビルすら見えなくなってしまっていた。まさか、これもアダムプロジェクトが招いたのではあるまいな?

  • 2XXX年7月6日。今では室内でもマスクを外さなくなった。空気のせいではない。むせ返るような悪臭が都市に充満しているため苦しいのだ。

  • 2XXX年9月28日。XX国の7都市で90%以上の市民が白内障と皮膚がんを発症し、全区域が閉鎖された。オゾン層の問題が原因のはずだ。

  • 2XXX年12月25日。クリスマスだ。相変わらず彼は来ない。ランドは時々じっと座り、遠くを眺めながらしっぽを振っている。

  • 2XXX年2月19日。彼から引き継いだ実験はすべて失敗した。次の実験の続行は困難だ。私の身体に問題が生じたらしい。

  • 2XXX年6月5日。ランドが子を生んだ。シードと名付けた。いつまでこいつらの面倒を見てやれるだろう。


リアムのノートの切れ端

時系列が明確にわかる情報がないので個人的な趣味の並び替え。

  • 俺が悪かったのだ。俺がアンナとリンを殺した!殺したんだ!自分のことも、あいつらのことも、許すわけにはいかない!

  • プロジェクト廃棄だと?ふざけるな、愚か者ども!俺は?俺の妻と娘は?結局俺の家族は無駄死にだったというのか!

  • 自分は死に値するが、死ぬわけにはいかない。このまま俺が死ねば、アンナとリンは無駄死にで終わってしまう。

  • プロジェクト進行中に親しくなった研究員と連絡がついた。その研究員は…プロジェクトについて色んなことを知っていた。ひょっとすると…

  • 【◆】神よ!その研究員はアダムプロジェクトの全資料を持っていた!これはチャンスだ!政府は断念したが、俺は絶対に諦めるわけにはいかん!

  • 【◎】の研究員が俺の提案に応じた。やったぞ!必ず、俺のすべてを捧げてアダムプロジェクトを成功させてみせる。

  • 研究を手伝ってくれている仲間に申し訳ない。ほとんど成功する見込みのない研究だというのに、実に熱心だ。日誌もまめにつけてるしな。

  • 実験日誌だろうと思い覗き込んでみると、全身で隠してしまった。いつも書いていたあれが日誌ではなく日記だったとはな。明日謝るとしよう。

  • 近頃は、あいつの研究よりも、あいつが飼っているランドのほうに興味を感じる。あんなに利口な犬がいたとはな。

  • いったい何度目の失敗だ?どんどん自信がなくなってきた。アダムプロジェクトでは実験の成功を何度も見てきたが、なぜ俺の実験はことごとく…

  • ハチが…必要だ…頼む…

  • クーデターが起こったという知らせには驚かなかった。しかし、被害者がほとんど出なかったというのは驚きだ。逃亡からすでに1週間が経過したとは…

  • マンションの一フロアが丸ごと吹き飛ぶ事故があった。価格急騰している携帯用酸素を誰かが自作しようとして、誤って爆発を起こしたと報じられていた。

  • あちらの都市の人々には悪いが、西風が吹いてくれて幸いした。酸素呼吸器なしでは1時間も耐えられない粒子状物質の雲とはな。

  • 東アジアのXXX国が環境問題を理由に戒厳令を宣布した。該当地域の海岸はゴミに覆われ、海水が見えないほどだ。

  • 地下水の販売事業はもちろんのこと、抽出行為も禁止された。現在、違法に売られている飲み水の99%が汚染水である。

  • すべての都市が崩壊の一途をたどっている。もはや誰も政府を信用していない。この俺も含めて。

  • 結局、「あの日」以来、世界中が無政府状態になっている。それで真っ先に略奪者と化したのは軍人たちだった。連中は武器を持っているからな…

  • かつては困っている者を助けたりもしたが、それは「あの日」を迎える前までの話だ。今の世界では、親切心が仇となって自分の身を滅ぼしかねない。

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