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【DTMメモ】その1「ちょっと楽しい話」

ワイワイ

なんだかんだで、DTMを初めて一年たったので、そろそろ自分がやってることを言語化していきたいなと急に思った。「自分がやったことを振り返って言語化すること、これ大事」ってばっちゃんも言ってたし。

あと調べたり・実践したりしたことをメモしておかないと、ひたすら忘却の彼方にいってしまう。みなさんもありませんか?「あー、あれあそこに情報があるはず、ちょっと待ってね!」と友達に言って、Google検索ですごくあいまいな検索しまくること。で、結局見つからないという。← ほんまにあったんか?

なので、不定期でまとめていきます。まじで気軽に書いていくので、文章推敲とかはしないです!


ちなみに最近作って個人的に好きな曲はこれ

DTMはじめた理由

とりあえず、1年だし、振り返り系のやりたい。

当時自分はゲームばっかりやってて、ある日人生の不安を覚えた。
というより30超えて、休日ゲームばっかりやってるのは、自分でもどうかと感じ始めた。

で、世の中は人生100年時代よ。いま仕事でやってることも、たぶん30年とか40年後は存在しない気がするし(形は変わってるかもだけど)、とりあえず高齢になったときに何か打ち込めるものがないと、人生きついなと薄々感じはじめていた。

やるとすれば以下の条件はマストだった

  • 一人で完結する

  • 何かを消費するのでなく、生産をしたい(良きプロシューマーでありたい)

  • 突き詰めがいのあるものをやりたい

  • 読書とか資格とかの勉強は昔やりすぎたので、それ以外が良い(シンプルに過去の延長線上になる)

  • やったことないジャンルが良い

  • いまの仕事に関係ないことをやりたい(頭の体操になる。昔なんかの本で読んだけど、普段の仕事とかとまったく関係ないことをやったほうが脳が活性化・結果的に本業的な部分へのメリットが大きいらしい)

こういう条件のもとで、ふと思いついたのが「DTM」。あと、「Unreal Engineでゲーム作る」の二択だった。

Unreal Engineでゲーム作る

とりあえず後者から。割と調べたんだけど、Unreal Engineでゲーム作るのは、After Effectでめっちゃクリエイティブなものを作る数倍は難しいということに気づく。

もともとAEは大分触ってたけど、正直「きつかった」。モチベ的にも何か映像で表現したいものがあるのではなく、ひたすら爆発エフェクト作って個人的に楽しむみたいな、小学校低学年が好みそうな表現で満足していたのもある。

なので、結論Unreal Engineでゲーム作っても、そもそも表現したいものがないから、結果的にできあがるものは想像がついた。たぶん、草刈シミュレーターとか作って満足してしまうはず。それなら別に実家帰って、ちゃんと実利ある草刈をしたほうがマシ、みたいな。

なので、Unreal Engineを使ってゲームを作る路線はなし。ただ、スキルセット的には、DTMよりははるかに需要はある気がする。

DTM

で、最終的に候補に残ったのがDTMってわけ。まぁ上のような理由からしても、有名になりたい、とか、音楽で食っていきたいという気持ちはさらさらなく、あくまで「ゲームを消費する人生に区切りをつけたい」「爺さんになってもやれる趣味が欲しい」という感じだった。常に何かを突き詰めていないと生きた心地がしないのは昔から。

ちょうど、HARDCORE TANO*Cのメンバーが作っている曲を聴きまくっていたので、こういう曲作りたいなと浅はかに思い、DTMをはじめることにした。

DAWはFL Studio

DAWソフトは、FL Studioを購入。普通に自分の好きなアーティストが使ってるのと、日本より海外が主流ということで、FL Studio一択だった。はい、日本マイナー、海外主流が大好き人間なんです。ちょうどサムネに設定しているやつがFL StudioのUI。signature bundle買いました

※ これ、新しくFL Studio買う人にまず伝えたいのが、FL買うならsignature bundle以上買ったほうが良い。理由は、YouTubeにあふれるチュートリアルで使用しているプラグインのほとんどが、signature bundle以上のものだから。

出典:心の声

ただ、普通にプロの作曲・ミキシング・マスタリングが行われるだけあって、UIがめちゃ難しかった。実は、最初の3~4か月はほぼ音楽作っておらず、たまに開いてはペコペコピアノロール打ち込んで、なんか駄目だとなって終わる日々だった。

それこそ最初に作った限界がこれ。成長した自分をほめてあげたい…!

あとは、音楽理論系の本を読み漁ってたのもある。基本的にkindle unlimitedに入っているのは大体読んだ記憶。ただし、やっぱり理論だけだとあんまり頭に入ってこなかった。いま割と作れるようになって、ようやっと体感できるレベルに…!

とりあえず、キー、ダイアトニックコード、Cメジャーキーの音階、Aマイナーキーの音階、こいつらがわかったらある程度いける。CメジャーキーとAマイナーキーの音階は、すべて白鍵でいけるので、その音程(音の間隔)を覚えておけば、別のキーになった際にも、使用する音が何か一つ一つ確認すればマイナーとメジャーそれぞれで使用する音が分かるから。

コードも、ダイアトニックコードに加えて、セブンスとナインスはわかるけど、susとかdimになるといまでも怪しい。というより、やり方はわかるけど使いどころがわからないという感じ。

コード進行は、有名なコード進行のディグリーネーム見て合わせる感じ。自分で心地よいと思ったコード適当に打ち込むと、だいたい、丸さ進行か小室進行になるので、最近は意識的に変えてる。無意識恐ろしい….

そんなこんなで2~3か月は、ほとんどDAW触ってなかった気がする。触ってもどうすれば良いかわからない感じ…

FL Studioは素晴らしい

今思えば、FL Studio付属のプラグインは全部素晴らしい。正直、プラグインに結構金使ったけど(これは次回話す)、いま使用しているプラグインの半分はFL Studioの製品付属のやつ。

何が良いって、軽いのもあるけど、ある程度作曲に必要なものが基本そろってるのよね。EQとコンプはもちろん、リバーブ・ディレイといった空間系や、マスタリング時にぶちさすマキシマイザーとリミッターもある。ディストーション系も結構使ってるし(Wave Shaperとかオーバードライブとか)、Soundgoodizerは、原理わからないけど音圧上がるし。

最初にFL Studio開くと、アーティストが作った楽曲のテンプレートが出るんだけど、それも全部FL 付属のもので作ってるしな。いまでも、FL 付属でどうやってあそこまでの音出してるかわからないけど、それ研究するだけで勉強になる。

オートメーション系も書きやすくて、正直、FL Studioなかったらまじで困るレベル。よくジャンルに合わせてDAW考えたほうが良いって話もありますが、基本的に中身の使い心地が違うだけで、どんなジャンルもいけると思う。ただ、チュートの多さでいえば、FL Studio使用して、いわゆるアニソン系の音楽とか、ボカロとか作ってる人は少ない気がするので、そっち系なら別のDAW検討かなという感じ。

勉強面

ちょっと話は戻るが、勉強面でよく言われる耳コピ、あれは全然やってないです。

何回かチャレンジしたんですが、シンプルに音をそのまま真似できる感じではないのと、あんまり耳コピするモチベーションがわかない。

曲の展開とかは、リズム隊の拍数から小節を割り出して結構参考にしてはいます!イントロ、ブレイク、ビルドアップ、ドロップで何小節使ってて、どういうfill使ってるか、とか。

耳コピらしい耳コピをあえて挙げるなら、取ってきた歌唱サンプルをシンセのメロディーラインに置き換えるとかかな。割と簡単にできる。

個人的には作曲してて、あれどうやるんや?ってなったら、部分的に聞きこんでその部分だけ真似る、みたいなのが一番多いです。

作曲ある程度いけると、ジャンル超えて、色々な曲聞いてると楽しくなれます。ジャンルとか曲によって独特の表現とかリズムパターンがあったり、使ってる楽器も違うので、「こういう雰囲気出すときは、これか」みたいな引き出しも増えます。

いまやってたらよかったなと思うこと

で、いま振り返ると、これやってたらもっと成長早かったかな、みたいなのがいくつかあり、

とりあえず箇条書きで書いときます。

  • 作曲のジャンル決める(とりあえずフィーリングで作ってたのでよくわからない曲が量産されてた。ジャンルごとにお作法が結構あるので、まずは一つのジャンル極めること大事。一つ極めると、他ジャンルの解像度もあがるし、曲のクオリティもそれっぽくなる。how to なんちゃらで調べればチュート動画も結構あるし)

  • 音選びにこだわる(どんな良いメロディー、リズムパターンができても、音が悪いと台無し。ベストな音色のものを選べるのが、大事)

  • 音作りにこだわる(シンセとかサンプルの音も、積極的にEQとかコンプ、その他エフェクトで加工していくこと大事。もちろんそのままで問題ないときもあるけど、音作りすることでよい感じになったときの達成感が強い)

  • シンセのプリセットは積極的に加工する(実際、そのまま使うとなんかしょぼいケースが多い。シンセ上の各種パラメーターいじって、自分が欲しい音にしていくこと大事)

  • 曲は朝作る(朝作る曲は最高な気がする。逆に夜つくると「どどんがどん、ぽん!」みたいなよくわからないテンションの曲が量産される)

とりあえず、自分の場合は、積極的な音作りをもっと早い段階でやってればよかったなと思う気がする。

割とピアノロール打ち込み方法とかオートメーションとかが肝心かな?とかってに思っててそっちに時間割いてたけど、「音色がばっちりハマった音楽が一番カッコイイ」ということに気づく。情熱大陸で宇多田ヒカルが、音選びでずっと悩んでるシーンあったけど、音色選びが、楽曲の良さの全体を決めていくと思う。

なんかだらだら書いたが

ちょっと話が長くなりそうなので、いったんこんな感じで今日は締めようと思う。個人的にDTMのほうがゲームより面白くて、最近休日は一日中DTMしてる。まじで中毒性高い。

以下の話は、それぞれ回を分けてまとめたいと、とりあえず今日は思ってる

  1. シンセサイザーの話

  2. ミックス・マスタリングの話

  3. ボカロの話

  4. 個人的に好きなチュート動画

  5. サンプルプラットフォームの話

  6. 配信プラットフォームの話

  7. 収益系の話

  8. なんか思いついたら追加


という感じにしようと思います。


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