六法画像_3関税暫定措置法施行規則

関税暫定措置法施行規則 第9条

実質的な変更を加える加工又は製造の指定

令第二十六条第一項第二号 に規定する財務省令で定める加工又は製造は、法第八条の二第一項 又は第三項 の規定の適用を受けようとする物品の該当する関税定率法 別表の番号の項が当該物品の原料又は材料(令第二十六条 の規定により当該物品を生産した国又は地域が原産地とされる物品(別表において「原産品」という。)以外のもの(以下この条及び別表において「非原産品」という。)に限る。)の該当する同表の番号の項と異なることとなる加工又は製造(別表の中欄に掲げる物品にあつては、それぞれ同表の下欄に掲げる加工又は製造)とする。ただし、輸送又は保存のための乾燥、冷凍、塩水漬けその他これらに類する操作、単なる切断、選別、瓶、箱その他これらに類する包装容器に詰めること、改装、仕分け、製品又は包装にマークを付け又はラベルその他の表示を張り付け若しくは添付すること、非原産品の単なる混合、単なる部分品の組立て及びセットにすること並びにこれらから成る操作を除く。


2  前項の規定の適用上、関税定率法 別表第五十類から第六十三類までに該当する物品にあつては、当該物品の生産に使用された非原産品からの加工又は製造(同項に定める加工又は製造に該当しないものに限る。)が同項に定める加工又は製造に該当するか否かを決定するに当たり、当該非原産品の総重量が当該物品の総重量の十パーセント以下の場合には、当該非原産品からの加工又は製造が同項に定める加工又は製造に該当するか否かは考慮しないものとする。


3  第一項の規定の適用上、異なる材料から成る物品、異なる構成要素で作られた物品及び小売用のセットにした物品にあつては、関税定率法 別表の関税率表の解釈に関する通則3により同表における当該物品の所属が決定される場合には、当該所属に基づいて、同項に定める加工又は製造に該当するか否かを決定する。 

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