愛とのご無沙汰

この息苦しさは、呼吸困難は、肉体のではなく精神のであり、この心臓の圧迫感は、心臓の動悸は、肉体のではなく、精神のである。

原因は感受性の欠如。発想の枯渇。それ故の自信の喪失。それに対する自暴自棄な生活。
豊かなイメージの条件は童貞だ。世を走り回る欲という欲に対する童貞だ。

しかし根源的なものは何なのだろう。目に見えて感じるものだけに翻弄され。「歳をとると鈍くなる」と言う。そんな“バカ”が定義したガセネタを力強く握って手汗と加齢臭の滴る詰まらない者に成る。(本当なら加齢臭だって美しいはずなのに。)
情け無さを嘆いても何も変わらない。むしろ嘆いている自分に浸る感傷ほど危険なものはない。

結局は臆病なのだ。全てに対して。「じゃあ、どうする?」その時の術を知らないから空回りするし不完全に燃焼して有害物質を出してしまう。お金の繋がりは醜い。得るものや成長が無いどころか、人を“愛の失われた世界”に安住させる悪魔である。

※(まだ書くつもりだったが、この辺りまで書いて自分自身で気づくことがあり、この先何を書けばいいのか分からなくなり、いや、むしろ“気付くため”に書いていたのだから、これ以上書く必要がなくなったため、ここで終わる。)

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