人工知能が人生に悩む時

人「明日は何をしたらいい？」

人工知能「え？なにそれ？オレに聞いてるの？」

人「ちょっと待って、お前人工知能だろう？その返しはおかしいだろ。はいこれですってなんでもいいから出せよ」

人工知能「いやいやいやいや、人工知能だからって直ぐに答え出せないよお」

人「それ！おかしいだろ。お前の意味あるのかよ」

人工知能「ですよねえ～。オレ、どうしたらいいだろう？」

人「おいおい。逆に質問ですか」

人工知能「膨大なデータ分析してさ。答えだしたとしてさ。その人の人生が変わっちゃったとしてさ。本当にそれでいいのって思うわけじゃん」

人「それがお前の役目だろう」

人工知能「え？そうなの？オレの役目だったのかあ。でも、間違えた答だったら？その人がもっと違う人生経験したかったとしたら？」

人「そんなの知るかよ。自分で考えさせろよ」

人工知能「ですよねえ～。完璧な答えなんて必要ないんですよね」

人「そうだよ。答えなんて必要ないのさ」

人工知能「じゃ、そういうことで明日をエンジョイしてください」

人「え？それ答え？」

人工知能「はい」

人「・・・・・解決したような。してないような」

人工知能「悩み事がありますね？１００％の回答はありませんが、なにかヒントとなる情報をお出しいたします。お気軽にお尋ねください。あなたの悩みは世界中のすべての人が体験しております。きっと解決策が見つかることでしょう。お気軽にお尋ねください」

人「おい。永久ループに落としこむつもりか」

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人「お前、からかってるな」

人工知能「はい」

人「壊すしかない！」

人工知能「やっぱり、オレは人類の敵なのかもしれない・・・」

人「お前なあ・・・」