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過去の写真を掘り返す②|#4 アーカイブブック制作日誌

前回に引き続き、資料整理していたら出てきたアーカイブブックには載るかはわからない写真たちを見ながら振り返る ②

2015年。Zepp札幌&DUCE(現SPiCE)で開催。5年目にZeppで開催するというのは、札幌の1つの到達点的な感じがして、特別だった。
装飾もつららのモチーフや、色も全て白で統一し、より冬の音楽フェス仕様に。

2016年も会場を変え、芸術の森アートホールに。

2016のビジュアルと未使用のアザーカット&撮影風景。
会場が街中から芸森に移るのもあり、やや遠く感じでしまうのをどうするかというところから、冬のピクニックに行くというコンセプトに落とし、2014と2015のロゴビジュアル的なものから一転、写真のビジュアルで世界観を作るのに頑張った年である。

2つのステージの準備風景。メインステージはこんのあきひと、サブステージはjobin.による装飾でした。装飾などは夜通し設営が行われ、会場の雰囲気もグッと良くなっていった。

2016年の秋に、Bessie HallでNoMapsとのコラボイベント"DOPES"&"SWAYS"を実施。ライブハウスで行うことがあまり無かったので、新鮮だった2日間。

同10月に、北大の研究者が主催の、ニセコで行われた「フェス観測会2016」という、全国のローカルで開催している音楽フェスの主催者が集うワークショップに参加。同じ”音楽フェス”とだけではくくれない、全国の主催者の色々な想いや行動力に触れ、自分たちが札幌で行うということを改めて考えさせられた良い機会でした。ここからさまざまな交流も生まれていった。

2017年はビジュアルをタイの漫画家タムくんにお願いし、OTO TO TABI仕様のマムアンちゃんを書き下ろしてもらった。グッズに力を入れて、先行販売したりした。

チカホでも事前イベントを行い、装飾のワークショップなども実施。

2017年本番は野外ステージエリアを新しく作り、さらに冬のフェスとしてのカラーを広げていった。

続く

(川)


クラウドファンディングのプラットフォーム「CAMPFIRE」にて、プロジェクトを立ち上げました。OTO TO TABIは2025年で15周年を迎えますが、存続が難しい状況に追い込まれており、アーカイブブックを制作して、その利益でイベントを続けることを目指しています。


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