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Art Week Tokyo

Art Week Tokyoに行ってきた!
今年から始まったアートイベントで、東京の現代アートを楽しむことができる。
特筆すべきは参加団体の多様性!
東京国立近代美術館や森美術館といったミュージアムから、ギャラリーまで東京のあちこちにスポットがあるのだ!

大都市東京に点在するスポットをつなぐのは、四つの路線のアートバス!
公式サイトで販売しているパスを購入すると、種類に応じて1日〜四日間、バスが乗り放題となる。
また、ギャラリーは無料だが、有料の美術館の展示が割引になる。
バス乗り場でパスのURLを見せるとリストバンドに交換してもらい、そのあとはそれを見せてバスに乗る感じだった。

最初に行ったのは、ワタリウム美術館!

梅津庸一展 ポリネーター を見てきた。
ワタリウム美術館は現代アートの私立美術館で、話にはよく聞いていたし、記事なども読んでたけど、行くのはこれが初めて!

そして、これまた初めて作品を見るアーティストだったんだけど、面白い!緻密な点描画から、映像作品、陶芸そして紙にペンで描かれた作品と、表現の幅がすごかった。

繰り返し表現されていた二つのモチーフ!
最初、右のは深海の生き物かなって思ってたけど、椰子だ!!
不思議にニョロニョロしてる。
左のモチーフは、耳みたいで見てて面白かった。
カラフルで不思議。


ヘモグラビン!

色合いが綺麗だし、神話の少年みたいだ。

不思議なドローイング。度々non-noって書いてあった。

2階の展示が吹き抜けで3階から観れたりして、建物もとても面白かった!

ここから、Cのバスに乗ろうと思ったけど、中々来なかったのでDのバスに乗ってWAITINGROOMとMaki Fine Artsへ!

不思議な点と線!

立体感のある不思議な静物画だ〜
新聞の文字とか記事の模様だけが浮き上がってて不思議な奥行きを感じた…

そしてまたD路線で、今度は東京国立近代美術館へ〜!ここでBに乗り換えた!
バスの中では歌謡曲が流れてて、不思議な空間だった。これまた不思議な事に爆睡してしまった😴

寝ぼけながら無人島プロダクションへ!

蔵をリノベーションしたのかな?とても落ち着いた雰囲気。

壁には架空のアスリートが並んでいた。

みんな追い詰められてそうだった…

スポーツの過酷で歪んだ部分、教育現場の規律を守らせる感じ、怖いよな〜

ざわざわする。点数お願いしますって検索すると、顔の評価を求める少女達の投稿があるそうだ、、悲しい文化だな…う〜ん…

次はKANA KAWANISHI GALLERYへ。
色んな素材が組み合わされていて興味深い!

前菜の盛り合わせみたい!

その次は、ハギワラプロジェクツへ。

柔らかいタッチの水彩画だけど、よく見ると孤独さや毒があり、悪夢の様だった。
足を動かしても逃げれない夢を思い出した、、
緻密な世界観で一つの作品をよく観察すると、どんどん新しい発見や物語の断片を見つけることが出来た。

画廊の方がリンゴジュースを配っていて、頂いた!
飲み物を持ってなくて、何も口にしてなかったから生き返った、、優しい心遣い、、😭

そしてここからさらにバスに乗って京橋、銀座を抜けて途中下車せずに六本木を目指した〜。
バスが長かった〜!
モスラの曲でまたウトウトした。

着いたらもう夕方だった!
少し歩いて、オオタファインアーツ、KOTARO NUKAGA、Yutaka Kikutake Galleryへ!

最初にKOTARO NUKAGAへ。

カラフルで生き生きとした人物画に疲れが吹き飛んだ〜

次はYKG!!

煙の様な不思議な質感だ〜

そして本日のラストにオオタファインアーツ!

ノスタルジックな風景とハリボテ。決して手の届かない理想、過去の思い出のような、暖かくて美しいけど淋しさも感じた。
古い写真みたいでもある。

という訳で、初のアートウィーク、面白かった〜!行ったことのない画廊を中心に行ったのだけど、新しい発見がいっぱいあった。
これからは街の画廊やギャラリーへ積極的に足を運びたいな。もっと存在が身近になったな。
アートって面白い!

そしてハードだった!笑
広範囲だから、1路線に絞ったとしても1日だとかなり強行スケジュールになった!バスがないとかなりアクセスが悪い場所にあったりするので、とても有り難かった😭
バス停にいる係の方が、次のバスの時間を教えてくれたけど、時刻表やそれぞれのバス停間の所要時間とかが大体でも分かると、もっと計画が立てやすかったかも…

いや〜自分が行ったことのない画廊と街にバスが運んでくれるのがとっても楽しかったな〜錦糸町とか初めて行った!
大満足な一日だった!また来年も楽しみだな✨

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