儀式と枝の行方


奈良県でのミッションを終えた翌日
12/22 冬至に海巫女と淡路島で合流し
儀式の命名を授かることになる。




それと同時に、京都御苑で授かった
「鈴」の具体的なイメージも。

巫女たちの鈴を創ってらっしゃる職人さんに
浮かんだそのままのイメージをお伝えし
オーダーメイドをしていただくことになった。



数日前まで、なんの構想もアイテムも浮かばず
先の見えなかった儀式の輪郭が
今回の旅を通じてはっきりとして来たのだった。


そして、冬至の翌日の出逢いが
大きな足がかりとなり
九頭神社での枝が依代となる儀式を
年明けに実際に執り行ったのであった。



音で深くへと潜り
エネルギーで対話しながら
ひとつずつ絡まった糸を解いてゆく


儀式の最中、突然
「赤とんぼ」のメロディが浮かび
歌った瞬間、その方の過去世の記憶に触れ
涙が止まらなくなった。


儀式が終わる頃には生まれ変わったように
肌艶が戻り、表情も赤ちゃんのように
なっていた。



ひとりではどうにもできない
過去世の呪縛を解放する

これからやっていく儀式の
手応えを感じた日であった。


年明けに来た、次の指令


儀式を終え、自分の中でも大きな局面を迎え
乗り越えた先に次なる指令が待っていた。


次なる行き先は奈良〜新潟。


まず、儀式に用いたこの枝を
春日大社の鹿に返しに行く必要があるという…


前回の鹿とは別の鹿が
待っているという。


それと同時に、新たなミッションが始まるー


キーワードは地震と鬼


奈良にて鹿に枝を返すのは
始まりに過ぎず

そこから新潟へ移動する必要があると
海巫女は言う。


新潟…?
なぜ、新潟??


ノーマークの地名だったので
戸惑うわたし…


それでも、数年前から
気になっていた地名があった。
それが糸魚川ー


糸魚川静岡構造線はフォッサマグナの西側であり
2004年には新潟県中越地震が発生


https://fmm.geo-itoigawa.com/event-learning/fossamagna_japan-archipelago/


さらに、今回呼ばれている柏崎も
柏崎千葉構造線の上にあり、
原発もある土地となっている



中央構造線から始まり、フォッサマグナ・・・
否が応でも、地震を連想させる土地に
「今」いくことが求められている気がして
ならない。



そして、海巫女からの指令の中に
「鬼集め」があった…


九鬼

各地に9柱の鬼が待っているらしい。
その鬼たちは「導いてくれる存在」だと言う。


しかし、中には土地のエネルギーが
人の念などで歪んでしまい
出たくても出られない鬼たちもいるらしい


それが「歪」となり、その土地が
不協和音を起こしている。



それが地震の要因の一つであることを
直感した。


各地を巡りながら、その鬼たちを解放し
集めるのが月巫女の次なるミッションである。


旅立つ前に、まず関東で呼んでいる
「鬼」に関する神社へ赴くのであったー


つづく


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