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龍脈と狐と国常立尊

まだ、長崎の記事を書き終えていないが
記憶が新しいうちに奥多摩でのことを
記そうと思う。


数ヶ月前より、海巫女より
「檜原村へ行ってほしい」と告げられていた。

今回は、わたし単独ではなく
もう一人の祈り手との共同作業が
あるというのだ。


その場所とは、稲荷神社と貴布祢伊龍神社はきふねいりゅうじんじゃ


どうやら、それぞれがその場所に行き
同時にミッションをする必要があるようだった。


まずは、二人で稲荷神社へ。
と、その前に車で通った時に
パッと目に入った「春日神社」へ立ち寄る。


本殿裏に社と大きな欅があり、
社を覗くと「比売社」とあった。(確か…)
近くには川が流れており、
瀬織津姫を連想させた。

こちらの春日神社は、古くは檜原城の
鬼門を守護していた明神だったらしい。


手を合わせると急に

「や〜ぶらこうじの ぶらこうじ〜」

と聴こえてくる・・・



え?これってなんだっけ?

もしかして じゅげむ??


なんで、神社でこのタイミングでじゅげむ?
その場で調べると、じゅげむは平仮名で記憶していたが漢字で書くと寿限無らしい。


だから何なんだ?!と毎度おなじみの展開…
考えても分からないので、放っておくことにした。(そして後に繋がる



稲荷神社へ

まず、稲荷神社へ向かった。


いつもなら、儀式の手順の具体的な指令が来るのだが全くと言っていいほど来ない…笑

すると


「ここは稲巫女に委ねればよい」
と、もう一人の祈り手の名前が出てきたので
そのまま稲巫女に伝え、その指示に従った。



遡ること数ヶ月前、海巫女と一緒にいる時に
別のお稲荷さんにて稲巫女宛の「卵」を預かり
それを海巫女が持ったままになっていたのだった。


稲荷神社へ向かう道中、そのことを思い出し
海巫女に連絡すると
「白い狐が慌てて持っていった」と笑


その卵を今回の儀式で使うのかは不明なままだったが稲巫女に確認すると、どうやら今回使うらしい。


数多く飾られている陶器の狐さんのうち
とある狐さんから、その卵を受け取る稲巫女

受け取ったであろうと思われる瞬間に
晴れ間がさした。


二人でその場を整え、
一旦、わたしの持ち場である
貴布祢伊龍神社まで車で送ってもらい
稲巫女は再び稲荷神社へと戻った。



貴布祢伊龍神社編



稲巫女の準備が整うまで
わたしもわたしで準備をする。

足を踏み入れた瞬間
阿蘇の幣立神宮に似たあのエネルギーを感じ、
全身に鳥肌が立った。


「ここは…すごい…」
一人で何度も呟きながら足を進める。


本殿の下には巨石があり滝が
そして本殿奥には磐座があり
あまりの存在感に圧倒される。
(磐座はビリビリするほど



さらに、二本の木の間をくぐった先に
小さな祠があった。



貴布祢伊龍神社の御祭神は

国常尊と不動明王であるが 
明治元年社寺分離令により
明治三年に貴布祢神社となり 
又明治四十四年に
祭神天手力雄尊伊龍神社を合祀し 
貴布祢伊龍神社と号するに至った
「拝殿改築記念碑」より抜粋


ちなみに、現在の御祭神は
天手力男命あめのたぢからおのみこと
国常立尊くにのとこたちのみこと
猿田彦神さるたひこのかみ
三柱とされているらしいが

猿田彦さんはいらっしゃらないのでは?と
思うほど感じられなかった。


今回の儀式の場は磐座であったが
先にご挨拶をと、磐座の奥にある
祠の前で手を合わせた瞬間
「伊龍大権現」と名乗られた。


伊龍大権現=国常立尊??
いや、エネルギーが違う。
不動明王とも違う。


伊龍大権現って⁇

ここからは帰ってきた後、今これを
書きながらもしかして?!と思ったことだが
払沢ほっさわの滝の龍神、
そのものなのではないだろうか?



磐座に戻り、今回の儀式の
インスピレーションを受け取る。
どうやら、稲巫女のいる稲荷神社から
この貴布祢伊龍神社まで地下で繋がっているらしく卵だった龍が、その穴を通るうちに龍へと成長し穴から出ていくイメージだった、


その通り道が詰まっている感じだったので
先に、調整をして通りやすいようにした。


いよいよ儀式の時

稲巫女の準備も整い、お互い
場所は離れているが、「今」というタイミングで
各々の場所で儀式を始める。


すると、卵が穴の中にスポンと入るのを感じ
それが大きなうねりとなって、こちらに迫ってくる。


次の瞬間、磐座の下にある穴から
それはそれは大きな、地球、
いや宇宙をも包み込むような大きさの
透明な龍が飛び出してきた。



国常立尊だと直感した。


個人的に、勝手なイメージで国常立尊は
色で表すと「黒」だと思っていたが
なるほど、根源の色は「クリア」「透明」らしい。


しばらくそのエネルギーに圧倒される。



儀式後、質問をしてみた。
なぜ、今回「狐と龍」だったのか?


すると「狐と龍は相互関係」だと言う。


確かに、稲(農業)を育てるためには
水が必須となるし、逆に水だけあっても
作物の種がなければ、五穀豊穣は成り立たない。


今、ふと思い出したが映画「天気の子」でも
稲荷系と龍神系の話が出てくる。

晴れと雨
作物と水


それは切っても切れない関係
無限大のマークのように巡る関係


寿限無の回収

儀式後の帰り道、海巫女に報告をすると
寿限無のことをまだ話していない時に

「稲荷社と貴布祢伊龍神社を
無限大のマークで囲った時に、その中心を
通す必要があったんだね」


と。


しかも、その朝に引いたカードが
「celebration」まさに「祝福」のカード
だったという。


寿限無
無限寿


出来すぎやしないか?笑



今回の件を通して感じたのは
指令をもらった時には龍と狐?なんで?
と、?しかなかったが、

セットで解放する必要のある場所
他にもあるのだろうということ。


後日、実際に「セットで解放」する案件が
またあったのだが、それはまた別で
書くこととする。


つづく

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