《奈良編》杖と岐神


新生活をスタートさせる拠点を求め
宮崎に住むつもりで九州へ下見を兼ねて
ご神事の旅に出たのに・・・


今回の旅の神意が、
引越し先を探すためではなく
完全に地震に関することであることを知り
わたしは住む場所を見失った笑


あれ?薄々感じてはいたけど、
もしかしてわたし一ヶ所に留まることが
できないのでは?


その予感は後々的中することになる。。。




九州へ行く前よりも、行き先不明になり
先の見えないわたしは海巫女に連絡をした。



すると・・・やはり
「九州はこれにて終了!」とのこと。
(宮崎に住む気でいたのだけれど…)


そして、次は奈良へ。。。



そういえば、ここ最近友人がシェアしていた
「鹿男あをによし」という文字がやたら氣になってたっけ。

奈良・京都・大阪を舞台にしたドラマで
地震を収めるために主人公が奮闘する内容。
卑弥呼や鹿が出てくる・・・



さらに、龍蛇信仰に関する動画を見ていたら…

道案内をする神=道祖神
=結界の役割=さえぎる=さえの神

その原型となったのが、岐神くなどのかみ
だと…。


くなどとは?
日本書紀ではイザナギが
黄泉の国から追いかけてくる
伊邪那美に対して投げたから生まれた神

古事記ではイナザギが禊払いをした時に
投げ捨てたから生まれた神

とされている。。。



奈良県宇陀市に杖に「御」がつく場所があった。
御杖神社

やはり、御祭神は久那斗神くなどのかみ
八衢比古神やちまたひこのかみ八衢比女神やちまたひめのかみ

この三柱を道祖神とする説があるそうだ。



道祖神とは、村境、峠などの路傍にあり
外から来る魔・災いを遮り防いで安全を守る神

とされており、何の根拠も参考となる記述もないが、わたしの感覚では地鎮の役割もあるのではないかと感じている。


それと同時に、その力を逆手に取られ
封印されてしまったものもある。

陰謀論が好きなわけではないが
「誰かにとって都合の悪いことは葬られる」
それゆえ、封印されてきた
神々がいることも事実。


表には書かれていないところを探り読み解き
解放していくことにもなるのだろうー


御杖場所を含め、九州の旅から数週間後
今度は奈良を巡ることになった。

そして、そこでドラマさながらの展開が
待ち受けていたー。


つづく

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