音野里たより(18)〜イタチごっこ〜
先日、畑でカラスが何かをついばんでいた。
よく見ると、なんとイタチの死骸!
カラスを追い払い、畑地の隅にお墓を作りました。ナンマンダブ〜
実は、最近、畑のあちこちに穴が開いていて、ひどいときには
畝の作物ごとボッコリ穴になっている〜マコトにアナーキーな状態!
柵は壊れていない。イノシシみたいにハデに掘られていない。
穴は途中まで、トンネルにはなっていないのでモグラではないだろう。
とすると〜??
答えは、そう、イタチかな〜⁈
この前死んでたヤツの仲間かも?
畝に穴掘るのが楽しいのかな?あちこちボコボコだ〜!
畝外なら大丈夫だけど、作物ごとは黙認できません〜。
とりあえず穴を埋めて元通り。
ところが、翌日来たらまた開いている。
まさに、イタチごっこだね〜。
ネットで調べたら、忌避剤とかいうものを置いたら良いと書いてあったけど、
広い畑で効果あるのだろうか。変な薬だったら自然農の精神に反するし〜。
そろそろあったかくなってきたので、虫も出始めたし、ヒヨドリも来てるし、
これにイノシシまでやって来たらどうなるんだろう。
まあ、ある程度は食われても仕方ない、お裾分けだと思っている。
そんなこと言えるのはボクがシュミでやってるからだ。
つくづくプロの農家は大変だと思う。
一生懸命育てても、動物や病気にやられるから薬を使わざるを得ない。
農薬使ったら文句言われ、虫食いがあったら文句言われ、
形や大きさが合わなかったら出荷もできない。
一部の愚かな消費者に振り回されている。
形が違っても、虫食いがあっても、その分安くして売ればいいのに。
売れないのかな、売れるんじゃないかな〜。
いま野菜、高過ぎるので、少々見栄えが悪くても安い方を選ぶのでは?
食べ物は自然の恵みだ。お金を出せば無条件に手に入るとは限らない。
飢え死が迫ってきて初めて食べ物の有り難みが分かるようでは遅過ぎるのだ。
TV見たら毎日のようにグルメ番組やってるし、大食いも懲りずにやっている。
そんなに食い物が大事なら、自然を、農業を、生き物の命を大切にせえよ!
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