音野里たより（63）〜春分の畑〜

今日は春分の日。
それにしては肌寒い。
北風ぴーぷー吹いている♪

畑はいまお花畑。
白菜も小松菜もチンゲンもカブもみんな菜の花になった。
大根もついに花をつけ始めた。

桃の花が満開。
足元には春の草が咲いている。
ツクシにワラビも立ち始めた。

春真っ最中！
ボクは１年のなかでこの時期が一番好きです。
生命に溢れているこの感じ。

若い頃はあまり好きじゃなかった。
年度が切り替わる時期なので、終わりと始まりが交差して、
いろいろと慌ただしいし、人と別れたり、出会ったり。

歳をとるにつれて、そういうことにだんだん慣れてきて、
さほど負担に感じなくなってきた。
そういう人間界の出来事よりも、自然界の移り変わりの方に
目がいくようになってきたみたいだ。

人生の折り返し点を過ぎ、残りの人生から逆算して物事を
考えるようになってきたからかもしれない。

花が咲いたら虫が来る。
さっそくカメムシがきて交尾してる！
モンシロもモンキも飛んでくる。
ハチはやっぱり少ない〜。

池はミズスマシが泳いでる。
せっかちカエルも現れた。
もうすぐトカゲやヘビも出てくるだろう。
イノシシも再稼働したようで、あちこち穴ボコになってた。

また、草、虫、ケモノとの長い戦いが始まる〜。

そうそう、前回書いたたくあんですが、
先日つけてみました。
ぬかも塩もテキトーに入れました。
どうなることやら、お楽しみ〜。