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【遊戯王MD】ヴァリアンツでマスター1(シーズン20)

達成したのでnote書きます。


デッキ構成

モンスター(29)

増殖するG×3
灰流うらら×3
フォッシル・ダイナ パキケファロ×1
クシャトリラ・フェンリル×2
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム×2
ヴァリアンツの巫女-東雲×3
ヴァリアンツB-バロン×3
EM稀代の決闘者×1
ヴァリアンツの弓引-西園×3
ヴァリアンツV-ヴァイカント×3
竜剣士マジェスティP×1
ダイナミスト・レック×1
ヴァリアンツの忍者-南月×1
ヴァリアンツM-マーキス×2

魔法(15)

金満で謙虚な壺×1
スモール・ワールド×3
VV-ソロアクティベート×3
魔法族の里×1
VV-百識公国×2
VV-真羅万象×2
墓穴の指名者×2
抹殺の指名者×1

エクストラデッキ(15)

ヴァリアンツG-グランデューク×1
針淵のヴァリアンツ-アルクトスXII×1
深淵に潜む者×1
No.41 泥睡魔獣バグースカ×1
御影志士×1
ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム×1
I:Pマスカレーナ×1
軌跡の魔術師×2
スプライト・エルフ×1
羅天神将×1
双穹の騎士アストラム×1
召命の神弓-アポロウーサ×1
破械雙王神ライゴウ×1
閉ザサレシ世界ノ冥神×1

スモールワールド対応グラフ

https://zk-phi.github.io/smallworld-visualizer/

ダイナミスト・レックスの採用理由の大半がこの表の通り、中継地点としてすべてのヴァリアンツにアクセス可能であるため。
またクシャトリラフェンリルを採用しているためクシャトリラフェンリルからサーチしたクシャトリラフェンリルでダイナミスト・レックスを中継することもできる。
また手札に引き込んだ時にダイナミスト・レックスから反対の同レベルヴァリアンツを中継してすべてのヴァリアンツやラヴァゴーレムにアクセス可能。

捲り札としてラヴァゴーレムを採用したのもラヴァゴーレムから百識側は灰流うらら、真羅側は百識側の同レベルヴァリアンツを中継することでアクセス可能。

初動であるヴァリアンツの巫女-東雲へのアクセスはダイナミスト・レックスorヴァリアンツB-バロンを中継にすると考えれば大体OK。

スモールワールド3積みに金満で謙虚な壺を入れるなどとにかくヴァリアンツの巫女-東雲へのアクセスを重視した。

ヴァリアンツの強み

強力な制圧盤面を作成できる。

魔法族の里による魔法制限 パキケファロによる特殊召喚制限 稀代の決闘者による戦闘破壊耐性 相手フィールドに設置されたフィールド魔法による無限泡影・拮抗勝負ケア スプライトエルフによる対象耐性

ペンデュラム召喚初心者でもわかりやすいテーマ内共通のペンデュラム効果。
VVフィールド魔法・ヴァリアンツの弓引-西園による後攻捲り。

ヴァリアンツの弱点

初動がヴァリアンツの巫女-東雲ありき。
手順を覚える必要があり、後攻時は相手の妨害に合わせたアドリブが必要。

展開例

ヴァリアンツの巫女-東雲 1枚初動(基本の動き)

ヴァリアンツの巫女-東雲(以下、東雲)をPスケールセットして効果発動し特殊召喚。東雲のモンスター効果でVVーソロアクティベート(以下、ソロアク)を手札に。

ソロアクを発動し、ヴァリアンツの忍者-南月(以下、南月)を東雲とは逆のPスケールにセット。

南月の効果で東雲を横に移動する。東雲の効果を発動。

ヴァリアンツV-ヴァイカント(以下、ヴァイカント)を手札に持ってくる。

東雲と南月でヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム(以下、エレクトラム)をリンク召喚。ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムの効果で竜剣士マジェスティP(以下、マジェP)をEXデッキに。

ヴァイカントをPスケールにセットし、効果発動して特殊召喚。ヴァイカントの効果を発動してEXデッキで表になっている南月をフィールドに永続魔法扱いとして置く。

エレクトラムの効果で永続魔法扱いの南月を破壊し、EXデッキで表になっている南月を手札に。

エレクトラムとヴァイカンで軌跡の魔術師(以下、ビヨンドペンデュラム、略してビヨペン)をリンク召喚。効果でEM稀代の決闘者(以下、稀代)を手札に。

EXデッキから手札に入れた南月とビヨペンでサーチした稀代をPスケールにセットし、マジェPとヴァイカントをペンデュラム召喚。

マジェP効果発動で、魔法族の里を手札に持ってきて手札を1枚捨てる。

マジェPとヴァイカンとで御影志士をエクシーズ召喚。効果でフォッシル・ダイナ パキケファロ(以下、パキケファロ)を手札に。

魔法族の里を発動し、パキケファロを召喚。

東雲+ソロアクorVV-百識公国+ヴァリアンツPモンスター

画像は稀代ですが、ビヨペンサーチでヴァリアンツPモンスターを持ってくるのでOK。

VV-百識公国が手札にある場合は先に発動する。(無限泡影のケア)

東雲を特殊召喚してソロアクorVV-百識公国(初手とは違う方)を手札に。百識公国を持ってきた場合は発動。

ソロアクを発動し、ヴァリアンツM-マーキス(以下、マーキス)を東雲とは逆のPスケールにセット。百識公国がフィールドに存在するため特殊召喚。
このあと、特殊召喚したマーキスの効果を発動し不確定なヴァリアンツカードをサーチしますが、外れても大丈夫です。仮に東雲以外のヴァリアンツPモンスターが初手にいない場合、ここでヴァリアンツPモンスターをサーチできた場合、後の展開が可能です。

フィールド魔法が存在するため墓地のソロアクの効果を発動。東雲を動かして、ヴァイカントをサーチ。

1枚始動と同じく、東雲とマーキスでエレクトラムをリンク召喚。EXデッキにマジェPを加え、ヴァイカントをPスケールにセットし、P効果で特殊召喚し、特殊召喚されたヴァイカントの効果でマーキスをエクストラモンスターゾーンと同じ縦位置に永続魔法扱いで置く。

相手側に発動されているVV-真羅万象の効果でマーキスを特殊召喚。

EXデッキからヴァリアンツG-グランデューク(以下、グランデューク)を特殊召喚。

エレクトラムの効果で百識公国を破壊し、EXデッキ表のマーキスを手札に。

エレクトラムとヴァイカントでビヨペンをリンク召喚。稀代(初手が稀代の場合はまだP効果で特殊召喚していないヴァリアンツPモンスター)をサーチ。
稀代とヴァリアンツPモンスター(画像では西園)をPスケールにセットし、ヴァイカント・マジェPをEXデッキから、マーキスを手札からペンデュラム召喚。

マジェPのペンデュラム召喚時効果で魔法族の里をサーチ。
マジェPとヴァイカントで御影志士をエクシーズ召喚。パキケファロをサーチ。
グランデュークとマーキスで針淵のヴァリアンツ-アルクトスXII(以下、アルクトス)を特殊召喚。

もし、Pスケールのモンスターが既にP効果で特殊召喚済みorヴァリアンツB-バロンの場合、そのまま魔法族の里を発動し、パキケファロを召喚。1枚初動の盤面+アルクトスになります。

EX.手札のヴァリアンツPモンスターが西園or南月の場合

南月or西園を特殊召喚。御影志士とビヨペンでスプライト・エルフをリンクマーカーが南月or西園に向くようにリンク召喚。
スプライトエルフのリンクマーカー先にパキケファロを通常召喚。
魔法族の里を発動。

これでヴァリアンツの強みで紹介した盤面が完成します。

展開注意点

自分側に置くフィールド魔法はVV-百識公国

やむを得ない場合を除き、自分側の置くフィールド魔法はVV-百識公国にしましょう。
VV-百識公国は同じ縦列の相手モンスターを永続魔法扱いとして魔法罠ゾーンに置く効果を持っていますが、これは対戦相手も使用することが可能です。

クシャトリラフェンリルを置く位置はエクストラモンスターゾーンの下

クシャトリラフェンリルを採用していますが、フィールドに出すときは必ず、エクストラモンスターゾーンの下にします。これはペンデュラム召喚やP効果による特殊召喚を邪魔しない場所だからです。

また横に動かすと効果を発動したいヴァリアンツPモンスターはフェンリルに邪魔されない方のPスケールにセットしましょう。

マジェPが初手に来た場合

マジェPは手札からペンデュラム召喚できません。(ヴァリアンツ共通の制約のため)
そのため、エレクトラム①の効果でヴァリアンツPモンスターをEXデッキに加え、マジェPをPスケールにセットし②の効果で破壊することでEXデッキ加えることができます。実質エレクトラムがヴァリアンツPモンスターサーチになるので嬉しい展開です。

東雲が引けなかった場合の展開

色々選択肢があります。例えばそのターンはバグースカをエクシーズ召喚して耐えるなど。

目安として「特殊召喚可能なヴァリアンツPモンスター2枚+表側でフィールドに置けるカード(通常召喚可能なカードorフィールド魔法orPモンスター)」での展開が最低限テーマとしての展開ができる手札です。

基本的には魔法族の里の発動を諦め、エレクトラムで東雲をエクストラデッキに加え、エレクトラムの②の効果で間接的にサーチします。

例えば以下の様な手札。

マーキスを特殊召喚して効果を使ったが不発とします。

西園を特殊召喚してエレクトラムで東雲をEXデッキに加え、エレクトラムの効果で百識公国を破壊し、東雲を手札に。

そこからなんやかんやでこんな盤面ができます。(実は置き場所ミスって、展開伸びてないのは内緒)

サンダーボルトや冥王結界波などのまくりカードが無いことを祈りましょう。

後攻展開

基本的には「ラヴァ・ゴーレムで解決できることを祈ります」。
ラヴァ・ゴーレムはスモールワールドさえ引けていれば用意できます。その場合、相手のうららや妨害を他愛無いヴァリアンツモンスターやクシャトリラフェンリルに使わせ、ラヴァ・ゴーレムで制圧を崩して、東雲を通すルートになります。

環境でどう感じたか

まず先行時の爆発力は間違いなくある。仮に増殖するGを通されても、15枚ぐらい引かせたあたりで制圧盤面が完成するので、相手がラビュリンスなどの罠を主軸としたデッキじゃない限りまず動けないと思う。

対ティアラメンツ主軸のデッキ

とにかく数が多く、ハゥフニスによる0ターン展開で止められることも多いので厳しいデッキ。冒頭のポストにある「VVフィールド魔法を増やした」理由はアギド・ケルベクの効果で1枚しか入ってないフィールドが墓地に送られてしまうことが多かったため。

またWCS2023の影響から妖精伝姫-シラユキを採用したデッキも多く、スプライト・エルフを出すことを強いられ、またシラユキは魔法使い族のため魔法を使う足がかりにされる可能性もあり基本的には気が抜けない相手。

ただし相手が先行時の盤面の多くは「ティアラメンツ・ルルカロス+スプライトエルフ+ティアラメンツ罠カード」のことが多く、2体出てくるためラヴァ・ゴーレムが通り、フィールドにティアラメンツがいなければティアラメンツ罠カードは使えないため捲れることが多かった。

先行取られても制圧が突破しやすく、相対的には楽な相手ではある。(あくまでも他デッキと比べた相対的な話。相手の運次第。ぶんまわったら無理。)

対スプライト

先行ゲー。スプライトはこちらの制圧盤面に回答がなく、ヴァリアンツ側もスプライトの制圧盤面を崩すにはフェンリル・ラヴァ・ゴーレムの2枚みたいな神手札が必要である。
コイントス運が悪いときにあたったら諦めも肝心。

対クシャトリラ(P.U.N.K)

基本的には先行を取られたら厳しい。クシャトリラが多かったので増殖するGはドローフェイズ・スタンバイフェイズに投げるのが吉。
高確率でエレクトラムが除外されるため、エレクトラムを経由しないアドリブが求められるが、相手も事故が多いデッキなのか勝てることもなかなか多い。

また相手がクシャトリラだと判明してるなら返しで制圧盤面を作成するよりもIPマスカレーナを経由した双穹の騎士アストラムを作ったほうが良い。相手に対抗手段が閉ザサレシ世界ノ冥神ぐらいしかないため。
そういう意味でも真っ先にアストラムが除外されずにエレクトラムが除外されるのは有り難い気がする。
なんかんだアストラム+パキケファロの盤面を突破できるものは少ない。

完全な制圧盤面を作れば相手に回答はないため先行とれれば勝ち。基本こういうデッキばっかりである。

対ラビュリンス

増殖するG投げられたら諦め。

制圧盤面を引ければウェルカムラビュリンス系が腐るため相手が姫様を召喚できず、城も貼れないためこちらに対する盤面に回答がないことが多い。唯一厳しいのがドラグマパニッシュメントなどでアルクトスを除去された場合で御影志士やグランデュークなどを盤面に残していないとアリアーヌが突破できずに負ける。

後攻時はだいぶ運。ラヴァゴーレムが通る場合も多いがそうではない場合も当然多く、次元障壁を使い回されるループに陥ったら負け。またラヴァゴーレムで除去してもビッグウェルカムラビュリンスの②の効果は適用できるため墓地肥やしが十分なラビュリンスには負ける。

対ルーン

先行を取られた場合、フィールドが飛ばされないことをひたすら祈るしかない。
ルーンの強みである泉はVVフィールドで案外簡単に割れるため、手札次第ではあるが、後攻してても一番相手し易いとさえ感じる。先行時は言わずもがな。

対ドラゴン族を主体としたリンクデッキ・ビーステッド

ちょっとしか当たってないのであんまり言えることはないが、ラヴァ・ゴーレムでバレルエンドドラゴンとサベージを除去できるかどうかが全てであると思う。

基本的にこちらにビーステッドが効かないのが強いと思う。が、唯一ビヨペンと御影志士でエルフを作ったタイミングでビーステッドの降臨を許してしまう。
ドルイドブルムが出てきたらパキケを出す前にアルクトスで破壊してなんとかしてエルフを破壊させるようにしないといけない。

またドラゴン族を主体としたリンク召喚デッキではなく、烙印に寄っていた場合、カルテシアの存在も無視できない。
基本的に除去できる魔法カードは入っていないと思うが…。

反省点

展開の情報収集が足りてなさすぎる。

例えば大体のヴァリアンツのデッキに神聖魔皇后セレーネが入ってるとおもうが、これ入れるべきである。(今はもう入ってる)

最初ネットで拾ったレシピだと入っていたが、使い方がよくわからず抜いたが、これは西園でエクシーズ召喚しないといけない展開のときに御影志士とビヨペンで呼び出し、西園を墓地から呼び戻す事のできる手段であるため、ちゃんと理解してれば落としてなかったな…というデュエルは結構あった。

また御影志士に対してうららされるケアでウーサを立てるなども一切できていないので純粋に回し方が下手…!

またグランデュークの使い方が甘く、このnote以上の展開も当然あるのでこんなnote読まずにもっとヴァリアンツ研究してる人のnoteなりYoutubeの動画見たほうがいいですよ。

自分の唯一誇れる点は「せっかくだからフェンリルも使いたいよね…」からスモールワールドのツールを触ってダイナミスト・レックスを掘り出したぐらい。

参考

ヴァリアンツを組むに当たって以下のnote・動画を参考にしました。

OCG環境ですが、いろいろヴァリアンツの対戦動画をみました。


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