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社不の初バイト

私は社会不適合者なので大学一年生の6月になってもバイトが決まらない。全休の日にすることが無いとすなわちそういうことになってしまうのでなんとかして予定を埋めるべく単発バイトに応募した。面接はリモートだが場所が悪く外で参加してしまったため、面接官から「すごい風が強いね」という嫌味を言われてしまったが採用はされた。

ゲーミングPCを梱包する作業をした。一台30万とかするらしいのにこんな私みたいなやつが易々と触っていいのだろうかという疑問を持ちつつ梱包して、ラベル貼って、パソコンで確認して、確認用紙埋めて、、、、を実務時間7時間半やった。中学の時の職場体験で行ったスーパーでひたすらにジャガイモの芽をむかされた記憶を思い出した。今考えれば無銭労働すぎて笑える。まあ1万行かないくらいがもらえるらしいので無事に終わってよかった。昼飯に砂肝を初食したがしゃりしゃりしてて気持ち悪かった。私には食べられないみたいだ。


家に帰宅。このすば3期を見ながら課題を終わらせると壁越しに親父が電話しているのが聞こえる。私が塾に行かず大学に受かったのをいいことに、塾行ってたら大学受かるでしょとか上から目線で受験生の親の友達にアドバイスしてた。とても気分が悪い。自慢に使われるために私は大学に行ったわけでは無いのだ。聞くに耐えないのでヘッドホンの音量を上げた。

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