青野流後手番対策

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この後△5二玉 ▲3六歩 △7六飛 ▲7七角 に△2六歩が研究手だ

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この歩の垂らしに対応は3つある

1▲2八歩

2▲3八銀(最善)

3▲3七桂

1▲2八歩から見ていく

▲2八歩 △2七歩成 ▲同歩 △同角成

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ここも①同桂 ②同金がある

①同金

これが一番いや、先手少し指しやすい

△7四飛 ▲同飛 △同歩にⅠ▲8三飛orⅡ▲2八角の分岐がある

Ⅰ▲8三飛に△7三角 ▲2八角 △7二銀 ▲8八龍 △2八角成 ▲同銀 △7三角 ▲3七角 △3三桂と進む

桂馬を跳ねて強引に攻める感じ

新規棋譜40手

Ⅱ▲2八角 には△7三角 ▲同角成 △同桂 と進み互角

新規棋譜34手

②同桂

△5五角 ここで先手の分岐がある

良く指されるのが▲6六角 ちなみに最善は▲8四飛でこれ以外は有利

▲6六角 には△同飛 ▲同歩 △1九角成 ▲3八銀△2六歩

新規棋譜34手

▲同歩には△2七歩と垂らす

▲3二飛成 △同銀 ▲3一飛の変化は6一の金に紐をつける9四角の筋を覚えておけばうまくいくだろう。

▲8四飛には△8二歩 ▲8七金と催促にくる

以下△7五飛 ▲7六歩 △7四飛 ▲同飛 △同歩 ▲3七角に角取りを無視して△8九飛まで

新規棋譜38手

形勢は互角だが飛車を成れるとまあまあやれるだろう。

2▲3八銀

△7七角成 ▲同桂 △5五角 ▲2二歩 △3三桂 ▲2一歩成 △4二銀 

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ここも分岐がある。①▲2三歩 or②▲8四飛

①▲2三歩 △同金 ▲8四飛 △4五桂 ▲8一飛成△7七角成 ▲同金 △同飛成と進む

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以下▲6八角と打つしかない △6六桂 ▲同歩 △5七桂成 ▲5九玉と進み、そこであえて角を取らずに△6六龍としてどうか

新規棋譜44手

相手の対応が多いが▲5七角には △同龍 ▲5八歩 △9五角 ▲6八桂 △7七龍 あとはガジガジと絡みつけば行けるだろう

▲5八歩には △6八成桂 ▲同銀 △9五角と打ってやはりガジガジ流で行けそうだ

9五角の筋が急所になると思う

②▲8四飛

これが厄介で△8二歩 の後▲2三歩 or▲7二歩などの分岐がある。

▲2三歩 一度△2七歩成もあるようだが、△4五桂のほうが別の研究と似た形になりやすいので攻めやすいと考える。

新規棋譜34手

▲7二歩 △同銀 ▲8二飛成 △7四歩 ▲8七龍 △7五歩

新規棋譜38手

まだまだ一局の将棋だが、少し後手不満

3▲3七桂

これが意外にやっかい

△2七歩成 ▲4五桂 △7七角成 ▲同桂 △2三角 ▲3五飛 △3七と ▲6五桂 △4二銀

新規棋譜32手


受ける展開になる。ちなみにこのあとの▲8二歩は同銀と受けることになる

評価値的には互角なのでギリやれなくもない

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