「SwitchBot スマートロック プロ」が初期不良でうまく動かなかったが・・・
SwitchBot スマートロック プロという自宅の玄関施錠開錠をスマホや指紋認証で出来るようにしてしまおうという商品を購入したが、これが初期不良でうまく動かなかった。
しかしすぐにサポートが対応してくれて、スムーズに交換対応してくれた。
導入の背景
元々これを導入しようと思ったのは、元々自宅の玄関に設置されていたLIXILの電子錠が壊れたことによる。
そう、もともとスマートロックみたいなやつが我が家にはあったのだが、これが経年劣化により壊れて施錠開錠ができなくなってしまったのだ。
メーカーに修理を見積もってもらったが、14万くらいかかると言われ、それなら後付けでほぼ同様の機能が得られる（さらに機能アップも見込める）SwitchBot スマートロック プロの導入に踏み切った。
購入商品
購入商品はこれだ。
SwitchBotの「スマートロック プロ」という商品と、玄関の外に設置して、指紋や暗証番号で開錠出来る「指紋認証パッド」をセットで購入した。
「指紋認証パッド」がない場合は、スマホでアプリを立ち上げて開錠するしかない。これでは利便性が落ちると考え、「指紋認証パッド」もセットのこちらを購入したわけだ。
設置をサポートに問い合わせ
本商品はドアのサムターンに両面テープで設置することで、
サムターンの形状やドアのスペースによっては設置出来ない可能性がある。
一応公式には設置可能なサイズ等載っているが、
我が家はぎりぎりだったこともあり、本当に設置が可能かをサポートに問い合わせた。
結果は「設置可能」
公式からお墨付きをいただけたこともあり、購入に踏み切った。
設置したが指紋認証パッドが正常に動作しない
購入、設置は完了したが、指紋認証パッドが正常に動作しないことが分かった。
指紋認証パッドには
・暗証番号
・指紋認証
・NFCカード
の3機能がある。
指紋認証とNFCカードは問題なく機能しているようだが、暗証番号がどうもおかしい。
どうおかしいかというと、
・7キーを押下
⇒暗証番号認識処理に進んでしまう。（7キーを押下した時の動作が"パスワード入力決定キー"と同じになっている？）
・8キーを押下
⇒施錠が動作してしまい暗証番号を入力できなくなる。(8キーを押した時の動作が"施錠キー"と同じになっている)
・0キーを押下
⇒最後まで暗証番号の入力は出来ていそうだが、正しいパスワードを入力しても開錠できない
どうもボタンの割り付けがおかしなことになっているようだった。
ちなみに、暗証番号に7、8、0を含まなければ暗証番号での開錠は可能だった。
再びサポートに問い合わせた
本件をメーカー(switchBot)サポートに問い合わせた。
再起動や動画の撮影などを行った後、すぐに交換対応ということになった。
問題があったのは「指紋認証パッド」だけだが、セットで購入したこともありセットでの返品となった。
返品は即日だった。
既に設置、運用を始めていたタイミングであったので、取り外しと返品工程は抵抗があったが、今のままでは非常に使いにくいこともあり返品対応してもらうことにした。
購入はAmazonからしたので、返品や返品手続きはAmazon側に聞いてほしいとのことだった。
指示に従い、Amazonの返品手続きを進めた。
土曜に発送したので、向こうに届いて内容チェックして・・・・とかやってからかと思っていたら、次の日の日曜にはもう交換商品が届いた。
この迅速な対応には驚いた。さすがはAmazon！と思っていたのだが・・・
Amazonから返品不可のメールが
どうも返品した商品のチェックで問題が見つかったらしい。
以下そのメールを一部抜粋したものだ
いつもAmazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。
アマゾン返品係へ下記ご注文商品についてご返品いただきましたが、以下の理由により、返品処理を進めることができません。
商品名：『SwitchBot スマートロック プロ 指紋認証パッド 暗証番号 - スイッチボット 鍵 スマートキー オートロック ドアロック 玄関 スマートホーム Alexa Google Home Siriに対応 遠隔対応 工事不要 取付カンタン 防犯対策 後付け ブラック』
返品処理が進められない理由：使用感、傷・汚れあり
詳細：商品に使用感があるため。
保管期限：2024年10月10日（木）
お送りいただいた商品は、2024年10月10日（木）までにご連絡またはお手続きがなければ、アマゾン返品係から着払いにて返送させていただきます。返送先の住所を、左記期限までに当サイトへご連絡ください。お受け取りいただけなかった場合は、一定期間経過後、【廃棄】させていただきます。また、返送先住所のご連絡がなかった場合は、返送先が不明な場合として、一定期間経過後、【廃棄】させていただきます。交換品を受け取られている場合は、交換商品の代金をご登録のクレジットカードへ請求いたします。
商品に使用感があるのは初期不良であるから当然で、今回の場合は一度設置したのち取り外している為だ。
ということでAmazonに連絡。電話対応となった。
Amazonのカスタマーサービスが神対応
結論から言うと、カスタマーサービスに電話で問い合わせた結果、話はまとまってこちらからへの追加請求はなし、返品も問題なく受理してもらった。
カスタマーサービスが神対応で、事情を説明するとむちゃくちゃ丁寧に、そしてスムーズに対応してくれた。
交換商品は問題なし
交換商品は全く問題なく、暗証番号での開錠もきちんとできた。
やはり最初に使用した商品は初期不良で、たまたまあたってしまったようだ。
返品対応には頭が下がる
対応に当たってくれたSwithBot及びAmazonの担当者さんの対応はいずれも丁寧で本当に頭が下がる。初期不良でこちらに非はないとはいえ、手間がかかるわりに売り上げにはつながらない返品対応を丁寧に実施していただき感謝しかない。
このような人たちのおかげで我々はこの便利な生活をおくれているのだ。
商品を使ってみてよかった点
実際に使ってみてよかった点は以下の通りだ。
・
肝心な使い勝手は非常によい。
特に
・オートロックが非常に便利（指紋認証なので締め出される心配もない）
・普段の開錠も指紋で行うので鍵を出す必要もなく楽
これは地味にめちゃくちゃ便利である。
加えて、
・親など、普段鍵を渡していない人にも暗証番号を伝えることで開錠してもらえる
・ペットシッターさんなど、不在時に家に入ってもらう必要がある場合も暗証番号を伝えることで対応できる。（1度しか使えない暗証番号や期間限定の暗証番号も設定出来るので安心）
等、この辺りは非常に様々な用途に使えている。
商品を使ってみてよくなかった点は？
では気になった点をあげていこう
・サイズが大きいので、設置後は玄関ドアが若干不格好になる
⇒割とすぐ慣れた
・ハンズフリー開錠には非対応
⇒Qrio Lockなど、他社製品では対応しているハンズフリー対応は本製品では非対応だ。
この辺りを気にされる方は参考にしてほしい。
まとめ
購入費用は、我が家の場合はサムターンがドアの上下2か所にあるタイプだったのでSwitchBot ロックプロ2つと指紋認証パッドがセットで4万以下だった。
ドアメーカーに電子錠の修理を依頼していたら14万くらいかかっていことや、今の使い勝手を考えるといい買い物だったと言える。
初期不良に当たってしまった不運こそあったが、精密機械に初期不良はつきものだし、サポートが素晴らしかったので帳消しだ。
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