善と悪

私は誰からも悪く思われたくない、という思いが正直ある。誰からも好かれたいというより、悪く思われたくない。なぜなら自分は悪ではない、善だからという思い。
私は滅多に「この人嫌い」と思う事が今までなかった。ただ、愛知に来てからはわりとある。
本当に性格の悪い人、周りから嫌われているのに気づいているのかいないのか、家族みたいに他人に気を遣わない人。私を「嫌い」だとあからさまに意思表示してくる人。
すごくキャラが濃いというか、東京にいると浮いてしまうような人がうじゃうじゃいる。
恐らく生まれてから死ぬまで地元で過ごす人が多いので、すごくあけすけで、お互いにリスペクトし合ったり、自分を大切にする人が東京などに比べて圧倒的に少ないのだと思う。
ちょっと話がどんどん逸れてしまうのだが、気候も関係していると思う。とにかく生きづらい。愛知についてはちょっとまた別の話になってしまうので一旦ストップする。

そう、『自分は悪ではなく善だ』という思いがあって、だから悪く思われるなんて心外だという気持ちがあるんだと思う。
悪がゼロで善が100の人間などいない。もし仮にいたとして、そんな人つまらない。
私は自ら「私はつまらない人間です」とアピール、それも繕っているアピールをしていたのか。

私は本当は歩いている時、犬の散歩をしている時、普通の顔をして歩けばいい。「私は悪ではないです」という気持ちで歩いてる。誰も私を悪だと思わないでと思って歩いてるけど、本当はそんなこと考える必要ない。

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