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今年触れて素晴らしかったコンテンツ

去年まではよく聴いた曲10選、みたいにしてたけど今年からコンテンツって括りで書くことにしました。全部本当に素晴らしかったので、もれなくチェックしてみてほしいなっ。

◆MUSIC UNITY2020

※現在アーカイブはサブスクライバー限定で公開してるみたいです。

コロナで世界的な自粛ムード、そしてクラブ業界の経営不振という情勢が前振りになって、本当にエモーショナルな体験になった。kzさんはじめDE DE MOUSEさん、tomgggさん、taku inoueさん、VJの矢向さん他出演者の皆さんには本当にいいものを見せてもらいました。このMU2020を皮切りに、poter robinsonの「secret sky」、最後に電音部の発表イベントであることが明かされた「ASOBINOTE」も本当に楽しかった。一連のオンラインフェスを見ていて、やっぱり私はインターネットを通した間接的なコミュニケーションが大好きなんだなぁと思った。

◆十三機兵防衛圏

神谷さん及びヴァニラウェアの「これが作りたいんだ」っていう執念とか怨念とか職人魂がゲームに焼き付けられてる感じが物凄く伝わってきたんだよね。もうとにかくそこが本当によかった。個々人のストーリーの断片によって世界の大きな物語を間接的に語るっていうストーリーテリングのやり方だったり、終末と少年少女っていうSFジュブナイルモノの良さだったりとか、ヴァニラウェアの職人芸的2Dグラフィックスとか、好きなポイントを挙げればキリがないんだけど、もうとにかく全員やってくれとしか言えないな・・・。


◆森博嗣「人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか」

今年一番幸運だったことといえば森先生の新書(エッセイ?)に出会ったことかもしれない。今年森博嗣先生の新書を10数冊読んだのだけど、先生がとてつもなくクレバーなのと、私の考え方の相性がよかったのか「この考え方は自分の生活でも運用しよう」と思うことばかりだった。今年いくつか目標を達成できたのは、間違いなく森先生の本を読んで、行動の全体的な方向性を見失わなかったからだなと本当に思う。本当に。

◆にじさんじ甲子園

Vtuberには、この1年彼らがいなかったらメンタル的にどうなっていただろう、と考えるくらいいろんな楽しさとか元気をもらった。とりわけ今年面白かったのは、やっぱりこの舞元啓介さん主催の「にじさんじ甲子園」だと思う。

やってることはにじさんじの100人もの所属ライバーを6チームに振り分けて、NPCとして対戦させているだけなんだけど、出場してるライバーも皆乗っかって、「絶対打ちます!」とかってツイートしてるんだよね。あるライバーはコメント欄でビール売りをやってみたり、あるライバーは甲子園のサイレンのモノマネ選手権を開催したり。そうやって、にじさんじライバー全員のお祭りって感じが凄く楽しいなと思ったんだよね。リアルタイムで見てたんだけど17万人も同時視聴者数がいたらしい。twitterでも大バズリだったし、あの一体感が楽しかったね。

◆ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから

人気者の女の子に思いを伝えたい心優しく口下手なアメフト男子のポール。そのポールを手助けすることになった成績優秀で内気なエリー。そんなエリーも彼女に秘かな恋心を抱いていて...。監督・脚本は『素顔の私を見つめて...』のアリス・ウー。

すごーく愛しい映画だった。メインキャラクター3人がそれぞれ不器用でとてもキュートでずっと見ていられるなーって思いながら観てた。日本のラブコメの漫画、アニメが好きな人に結構刺さるんじゃないかなーこういうの。

◆GOTCHA!

ロッテとのタイアップ「ベイビーアイラブユーだぜ」もよかったけど、今回のも素晴らしかった。群像劇的というか、いろんなキャラが入れ替わり立ち代わり出てくる感じがいいね。BUMP OF CHICKEN、ここ数年はタイアップの職人として本当に素晴らしい仕事をされててすごいなぁと思う。

◆CYBERPUNK2077

今まで間接的に、というか、受け手の想像に委ねるという形でしか成立してなかった「サイバーパンク」というジャンルを、街丸ごと成立させてしまったゲーム。そこがまず本当にすごいと思う。サブクエスト含め、良質な短編小説を読んでいるかのような、切れ味の鋭いストーリーを見せてくれて、夢中で遊んでいる。

◆よく聴いた音楽

The 1975 - If You’re Too Shy (Let Me Know)

The 1975、今年も素晴らしい曲の数々を出してくれた。if you're~はspotifyで今年一番聴いた曲だったっぽい。9月のスーパーソニックのチケット取ってたんだけど残念ながら中止になっちゃった・・・。いつか生で観たい。生で観て、マシューの掛け声で一斉にジャンプするやつをやりたい。

Kanzaki Hiro feat. Himemori Luna - Lunar Light

かんざきひろさんの曲は本当に品がいい。この曲、彼のサンクラにフルが上がってるんだけど、それを狂ったように聴いていた。

月ノ美兎 - アンチグラビティ・ガール

taku inoueさんは名曲しか作らないなぁ。”月ノ美兎感”がこれでもかと表現されてて本当にすごい。私たちはこの船に乗ってどこまでも飛んでいくわけです。その先頭には委員長がいて。

tofubeats - 陰謀論 (CONSPIRACY THEORY)

こういう頭の悪いフィルターハウスが結局最高なんですよ。フィルターハウスって最もおしゃれなジャンルの一つだと思うけど一向に再評価の機会が来ないよね。笑

◆まとめ

今年は本当にVtuberに対する興味でいっぱいだった。彼らがこんなに輝いてるのだから、別に私が輝かなくてもいい、むしろ彼らみたいに素敵な人(Vに限らず)を後方から支えられるような、そういう何か技術を磨きたいと本気で思った。半面、映画だったり音楽だったりコンテンツのインプット量が例年よりも少なかった気がする。来年はもう少しバランスよくいろんなコンテンツを観ていきたいな。

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