見出し画像

そもそもでドライフラワーとは

ドライフラワーって一昔前では『枯れたお花』、『ただの水が切れて乾燥したお花』こんな括りでした。

が、数年前からのブームでこのイメージは崩れて『お洒落なお花』に切り替わっていきました。
そう、実はもともと私のようなドライフラワーで商売をする者(言い方‥笑)にとっては
『丹精込めて』『作り方に拘りを持って』作ったお花
なんです。
言い方がとっても悪いかもしれませんが、
ここがユーザー様側との連携が取れてなかったことで『枯れた花』みたいな括りになってしまっていたんだと思います。

ひゃー難しい!

そしてブームになった今
皆さまからよくある質問として、
『どうすれば綺麗なドライが出来るのか』

これが圧倒的に多い質問です。

『せっかく花のある暮らしをするようになったから自分でも作ってみたい!』
『頂いたお花をせっかくだからドライにして保存したい!』

ってなりますよね。
当然の事だと思います。

基本とするものはとっても簡単なんです。

『新鮮』『風通し』『早さ』

これなんです。

私は生花は字の如く『生きている花』
ドライフラワーは『活きている花』と唱えています。ドライフラワーは鮮度によって出来が異なるからです。
ではでは、3つ上げた事を掘り下げてみましょう!

新鮮』は
いかに買ってきたばかりの状態でお花を干すか。
私たち専門として仕事をしている立場は、『ドライフラワーのために』花を仕入れます。
私で言えば、卸売も行っている関係で100本など入っている花を競りや注文で市場から購入し、それをすぐに乾燥室へ干します。

花屋さんでロス解消のためにドライを作っているところも最近はよく見受けられますが、ここが専門で行なっている場合と第二で行なっている場合大きく違います。

ではお家の場合は‥?
なんとなく想像できた方も多いかと思いますが
何日か飾ってから干す!だとほとんどの方の場合タイミングを逃してしまうのです。
私はお家で楽しむ場合、生花を楽しんでから干す。これを否定するつもりはありません。
ただ綺麗なドライフラワーを作るのであれば、それは1-2日で終わらせて干してみましょう!
それだけでも違うはずです☺️

風通し』は、
ドライの天敵は湿気!!
じめじめーで水分が抜けるわけがありません!
エアコンとかでもいいので、風通しが良いところで干しましょう◎
特に関東含め日本は梅雨があります。
その時期には、お店でも乾燥室を持ってない場合や乾燥した環境を作れない場合、作成を止める所もあるぐらいです。
不慣れな場合は辞めておきましょう😂
春や冬などは意外に作成しやすいです!(秋は秋雨もあるので‥)

そして最後に『早さ』!
私の場合は、乾燥室を持っているのでバラでも1-2日である程度乾燥させる事が出来ます。
※通常の環境下ですと2週間前後、長いものですと1ヶ月弱なんてものもあります。

が普通は乾燥室なんてあるわけがないです。
実は少量であれば、裏技があります!
これはまた別記事で書きます✏️
ひとまず素早く乾燥させる事が大切、そしてひとつめの早く干すともイコールだと受け取っておいてください。


今回の記事は、多くのドライ事業者が開示しているようなお話でしたがいかがでしょうか?
まだまだ奥深いドライフラワー

次の記事もどうぞよろしくお願いします☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?