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3ヶ月利用したMagic Keyboardのレビュー

あれは確か3月の半ば、まだコロナウイルスがここまでの侵攻するなんて考えてすらいなかった時期だ。

僕らはiPadを宙に浮かせながらスタバでドヤる未来を心待ちにしていた。そう、iPad用のMagic Keyboardの発売である。

僕も遅ればせながら4月末にそれを手に入れ、今日まで使ってきた。およそ4ヶ月というところだろうか、スタバでドヤれないことを除けば実に良い。

Magic KeyboardとPCスタンド

前から利用していたMOFTと組み合わせることでスマートキーボードフォリオよりも造形的に美しくなったというのが第一印象、使いやすさもそうだけど何より見た目が好き。

このMagic KeyboardとMOFTの組み合わせについては、また別の記事でレビューしていこうと思う。

宙に浮くiPad Pro

Appleのサイトでローンチされた時の1番の衝撃はここ、フローティングデザインを採用したことにより、iPadが浮くデザインと共に、可動域の中で無段階に調整できるようになった。

おそらくこの浮くデザインが、PCスタンドとの相性が抜群なのだろう。

最高で高品質なトラックパッド

さすがAppleと言わざるおえないトラックパッド、1年前まで利用していたMacBook Airと何ら遜色ない滑らかな動きを再現してくれる。

これもスマートキーボードフォリオを使っていた時とは違う、本当にストレスが少なくなった。

マウスも悪くないが、やはり楽は正義。腕や指の可動域を考えるとトラックパッドは必要だ。

しかし承知してもらいたいのは、トラックパッドのサイズ。僕はiPad Pro11インチを使っているが、もちろんMacBookよりトラックパッドは小さく作られている。

同じ業務をするなら、間違いなくPCの方が効率的だ。

シザーキーで心地いいタイピング


進化という面でいえば昨今のAppleで顕著なシザーキーボードだ。今までのスマートキーボードフォリオは悪くはないけど、もう戻れない。

一時期利用していたBluetooth版Magic Keyboardも良かったが、外で利用すると高音が気になっていた。

パススルー充電は見た目も機能も◎

Magic Keyboardのパススルー充電の成果は計り知れない。見た目をスタイリッシュにしてくれるだけでなく、iPad本体のタイプC雌を別のことに利用できる。

こうなっているのと、

こうなっているのでは全く違った。

カフェでiPad Proを使ってブログを書いている時に充電ケーブルがごちゃついているのが大嫌いだった。

空いたタイプCにはマルチハブを

カメラや動画を始めたこともあり、USB-Cマルチハブを購入した。これが充電をしながら使えるのは最高。

このハブにもタイプCが挿せるが、そこで充電するとこうなる。

うん、なんとも美しくない。1つ1つの商品はいいのにアンバランスで不細工になってしまう。iPad Proをそんなおじさんにしてはダメだと思う。

100点じゃないけどそこがいい

もちろん100点の製品じゃない。600gって重いし、360度回転しないし、思ったより可動域狭いし、11インチでも3万超えるし。

きっと普通の職場の人にこれを3万で買ったって言ったら、馬鹿の一言で一蹴されるだろう。でもそれがいいんだ。

うっすら入ったAppleのロゴも、2018年モデルにも対応してくれた配慮も、これだから買っちゃうんだよね。

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