見出し画像

映画鑑賞

『チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』を公開初日の令和4年4月8日(金曜日)に鑑賞してきました。

翌日の9日(土曜日)には、主要キャスト総出演のライブビューイングが予定されていたので、その回を鑑賞しようかとも思いましたが、今のご時世もあり、諦めて比較的観客が少ないであろう平日に行くことに決めました。

ざっくりいうと、男性同士の恋愛ものとなるのですが、内容的には男性同士に限定せず、全ての性に当てはまる心理描写が見所のお話です。

テレビ東京でドラマ化され、絶妙なキャスティングで、『チェリまほ』の愛称とともに、その話題が世界トレンド入りするほどの一部の層に爆発的な支持を受けた作品でもあります。

原作は、『豊田悠』さんの『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』ですが、日本のみならず海外翻訳版も発売されている人気作です。

主人公の冴えない30歳サラリーマン安達を赤楚衛二さんが、見た目も中身も仕事も完璧な同期の黒沢を町田啓太さんが演じられおり、2人の恋愛模様を中心に描かれています。

お互い、元々同性が好きだったわけではなく、とある理由から意識するようになり、恋愛へと繋がっていくという作品なので、原作漫画やドラマで描かれた大事な部分について、もう少し序盤に取り上げても良いかもと思ってしまいましたが、尺の問題もあって難しかったのだと思います。

ネタバレになってしまうので、知りたい方は原作漫画ドラマ版をご覧になられることをお勧めします♪

ただ、原作はいわゆる『BL』というジャンルなので、ソフトな表現ではありますが、終盤にはある程度の描写がありますので、そこに抵抗がある方はドラマ版にとどめておいてください(;^_^A

やはり内容がないようなだけに、観客はほぼほぼ女性で埋め尽くされていました。

ここに男性2人で観に行かれる方は、ある程度の覚悟を持って観に行かれてください。
言葉は悪いですが、間違いなく周りの女性たちの餌食となってしまうことでしょう(笑)
佐藤玲さんが演じる、安達と黒沢を温かく見守る藤崎さんの集まりだと思ってください♪

それにしても町田啓太さんの黒沢は完璧ですね。
この作品が映画化されるまでの支持を得たのは、町田さんあってこそだと私は思っています。
もともと、私は町田さんのファンでしたが、これまで町田さんが演じてきた様々な役柄で、最もはまり役だと思います。
先日まで放送されていた、『僕ドラ』の訛バリバリの町田さんも好きでしたが(笑)

赤楚衛二さんは、この作品以降、様々なドラマで活躍が目に付くようになりましたが、三枚目役を上手くこなしたなぁと感じさせられました。
私個人としては、町田さんよりもお若いこともあり、まだまだ発展途上の役者さんだと思っていますが、寝ぐせと自信のなさそうなたたずまいだけで、本来のイケメンの姿を消し去っています。

何はともあれ、食わず嫌いにならず、『BL』作品という偏見の目を捨てて、純粋なラブストーリーとして観ることができれば、男女問わずに楽しめる作品だと思います。

4月14日(木曜日)までは、先着入場特典で原作者のポストカードが貰えますが、公式サイトには『第1弾』とあることから、もしかすると15日(金曜日)以降に『第2弾』が待っているのかもしれませんね。