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15の手紙 拝啓 20歳の自分へ。

オトバンク陸上部最年長須河です。
今回は、少し思い出話を。

いただいた手紙は大切にとってあるのですが、とりわけふと思い出したように読み返す手紙があります。

それは、15歳の自分からの手紙です。
中学校を卒業するときに『20歳の自分へ』という名目で自分宛に好き放題書いたそれです。

「都道府県駅伝アンカーで区間賞をとって、北日本新聞に取り上げられてばあちゃんを喜ばせていますか。」

都道府県駅伝は、富山県代表として中学2年から大学4年までずっとエントリーさせていただいた思い入れのある大会です。初出場した中学生のときに区間3位になり、翌日の地元の新聞に掲載され、実家で一緒に暮らしている祖母が穴が開くのではというくらい真剣に記事を見入っていたのが印象的です。

私が走ることでこんなにもいろんな人が喜んでくれるんだ、1番だったらもっとかな、と頑張る理由が見つかりました。いつかは最長区間のアンカーで地元を背負ってゴールしたい、と強く思いました。

そして未来の自分に対してこんな質問も。

「就きたい仕事は今の時点では決まっていないけど、いろんなことを経験していく中で天職を見つけていますか。」

「強くてキラキラ輝いている女性になっていますか。」

う~ん、いまはどれも「いいえ」かなぁ・・・。

でも、当時の自分に胸を張って言ってあげられそうなのは「今やってる途中!!」ということです。10年前の自分が思い描いた夢や理想は今も変わっていません。まだ実現はしていないけれど、追い求めている最中です。

15歳の自分からの問いに対する答えが「はい」に変わるように
できることを1つ1つ積み重ねていきたいと思います。

※修学旅行でギリシャに行ったときの写真です。
上:マラソン発祥のマラトンの丘…?でゴールを決めている15歳の須河。
(いつでも走れるように練習用のアシックスのシューズで修学旅行に行く意識の高さ…!)
下:同級生は9人‥!たしかミコノス島…?をバックに集合写真。

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