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読書の楽しさを教えてくれた本📚

髙澤です!

実は私は小学生のころまで本を読むことが好きではありませんでした。

でも中学生になり、バス通学だった私は乗っている時間の暇つぶしとして本を読むようになりました。

その時読んだのが、山田悠介さんの『その時までサヨナラ』という本でした!!この本に出合って私は少しずつ本に興味を持ち、読書が好きになりました!(^^

そこで今回は私に読書の楽しさを教えてくれた山田悠介さんの本、ベスト3(私の中の)をご紹介します!

第3位「キリン」
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【あらすじ】
優秀な子を産めば自分の幸せになると信じる厚子は、長身の美男子で学歴も年収も高く、IQ180を超える天才数学者の精子をオークションで競り落とす。
そうして男の子を出産したが、その子は頭脳は優秀だが容姿に優れなくて不満だったので、
もう一度オークションで精子を競り落とし、もう一人男の子を出産する。

そうやって生まれた弟の麒麟(キリン)は『パーフェクトベビー』を望む厚子の期待を背負っていたが、ある日、背中に不思議なシミが出来、その時から成長が止まり、厚子は麒麟に『失敗作』の烙印を押してしまう。その日から麒麟の過酷な人生が始まる。

母と兄から捨てられ、孤島に幽閉されても家族を信じ続ける麒麟に運命は過酷で残酷な試練を与える。
最も切ない山田悠介作品です!
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第2位「スイッチを押すとき」
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【あらすじ】
若年層の自殺が社会問題となり、少子化にともなう税負担が増える中、政府は2008年に「青少年自殺抑制プロジェクト」を立ち上げます。
青少年の深層心理の解明のために、日本全国からランダムに選ばれた子供たちが5歳の時にスイッチを押せば死ぬことが出来る機械を心臓に設置され、10歳になった時に身柄を拘束されてしまうようになりました。

子供たちは家族から引き離され、外部とは一切接触できない施設に閉じ込められ、テレビも娯楽もなく、自由のない生活をしいられ監視をされ続けます。
子供たちには辛いことがあったらスイッチを押せばすぐに自殺できるとだけ教えらます。
施設での生活は辛く、スイッチを押して自殺をする子が後を絶たない。

主人公は横浜の施設で監視員をしていて、17歳の4人の子供たちを監視することになり、その子達とかかわる事で自身の生き方に変化が表れてきます。

極限状態の中、7年間もスイッチを押さずに生きてきた4人、なぜ生きてこれたのか。
実験と称し自殺に追い込まれる子供たちを主人公は助けることが出来るのか。
生きる意味を問う衝撃のストーリーです!
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第1位「その時までサヨナラ」
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森悟は大手出版社に勤める敏腕編集者。ところが、すべてを犠牲にして仕事に打ち込んできた結果、妻・亜紀と4歳になる息子・裕太とは決定的な溝ができてしまう。
2ヶ月前、亜紀は裕太を連れて実家に帰り、離婚を待つばかりだった。そこに舞い込んだ福島での列車事故の知らせ――。亜紀は亡くなり、裕太は奇跡的に無傷ではあったが、心に大きな傷を負ってしまう。

悟は、自分にはまったくなつこうとせず、仕事をする上で邪魔としか思えない裕太を、義理の両親に引き取らせるつもりだった。

そんな時、亜紀の親友・宮前晴子が自宅にやってくる。悟と裕太がしっかりと暮らしていけるように助けてほしいと、死の直前に偶然亜紀から頼まれていたため、その約束を果たしに来たのだという。

怒り、戸惑い、そして徐々に晴子を受け入れていく悟。家事・育児などまったくできなかった男が、ゆっくりと成長していくのだが……。
列車事故の詳細が判明してゆくうちに、謎が謎を呼び、事態は思いがけない方向へ動き出す。はたして彼女は何者なのか。
そして事故現場から見つかった結婚指輪に、妻が託した想いとは?悟は失いかけた“絆”を取り戻すことができるのか!?
ホラーの鬼才が切り拓く愛と絆の感動ミステリーです!
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どの作品も本当に面白くて引き込まれます!!

普段なにげなく過ごしているよくある日常にとんでもない、ありえない事が起こるので面白く感じるのだと思います。

映画になっている作品もあるのでそちらでも楽しめるかもしれません!!!

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