免許更新のときに思い出した過去の会話。 なりたい自分像を口に出し続けてきて良かった。
須河です。
つい先日初めての免許更新に行ってきました。
私が免許を取得したのは、社会人1年目で今から3年ほど前になります。所属していた実業団チームを辞めて地元に戻り、新しい職場で働きはじめたときです。長年の寮ぐらしから解放され、一人ぐらしに心躍らせつつも、仕事に慣れることに精一杯で神経をすり減らしながら生活を送っていました。
追い打ちをかけるように、できるだけ早く自動車免許をとるようにとの上司からの指令が…。学生のときに取っておくべきだったと何度も後悔しながら、週休を全て教習に費やしたことが懐かしいです。
教習の合間に、担当の教官と雑談しながら、自分自身について話をする機会がありました。
「地元に帰ってきたのは久しぶりでなんだか嬉しいんです。」
という話から、
「でも志半ばで中断したことがあって、実はまだやりたいことがあるんです。だから今はいい充電期間と思って、今までやれなかったことに挑戦しつつ、また自分の夢に向かって再スタートを切りたいと思っています。」
と。
親交が深いわけでもなんでもなく、自動車教習の指導員と生徒というただそれだけの関係なのですが、お互いのことを全く知らない間柄だからこそスラスラと自分の言いたいことが言えました。しかも、その指導員は真剣に話を聞いてくれて、将来テレビに出る姿を見て応援する、とまで言ってくださり背中を押された気持ちになりました。
ちなみに今はその指導員の名前すら憶えていません。
免許更新の手続きをしながらふと、このエピソードを思い出し、夢に向かって再スタートを切っている今があることを嬉しく思いました。
以前は「不言実行」という言葉がカッコいいなと思っていましたが、今は「有言実行」という言葉に魅力を感じています。どんなことでもまず宣言して、それに向かって惜しまず努力を続けていく。自分が口に出したことは、いつか必ず実現できると思っています。口に出すことで、自分自身にいいプレッシャーをかけることになると思います。
そして、何より周りの人が共感してくれたり、協力してくれたりすることを肌で感じてきました。夢に関して、口に出して損はないなと。
そんな私の夢は「マラソンで日本代表になること」です。
遠ーい道のりですが、一歩一歩確実にステップアップしていきたいと思います。
(須河直筆:理想実現)
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