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高校野球のファンになった私が考える、「ファンをつくる」ということ。

日焼けしすぎて最近よく「木みたいだね」と言われます、

須河(@ssugawan)です。

応援されると、自分の力以上のものを発揮できるような気がします。
陸上で言えばレース中に「さおりー!がんばれー!」と声をかけてもらって
どれだけ背中を押されたことか、数え切れません。

家族、友人、親戚、上司、同僚、先輩、後輩・・・
いつも本当にありがとうございます。皆さんのおかげです。

ですが、今のところほぼ身内です。笑

最近、高校野球の魅力にはまりつつある私はふと考えたことがあります。

「あれ、私野球好きだったっけ?」

「いやいや・・・そうでもない。」

未だにルールを始め野球全般のことは無知だけど、
なんで、練習試合まで観戦に行くようになったのか。
なんで、贔屓したい学校まで出てきて、校歌や応援歌まで覚えてしまったのか。。

つまり、なんでファンになってしまったのかと。

(ちなみに、横浜高校を応援しています。)

自分なりに考えてみた結果、以下のことが思い当たりました。

①身近な人(家族、友人)が熱狂的なファン。
②共通点がある。
③感動秘話(裏話)を知った。

私の兄は高校野球のファンで、車のBGMが好きな高校の校歌、ユニフォームをネットで注文、試合観戦はビデオカメラ持参、という少し引いてしまうような熱の入りようです。身近にそういう人がいることで、高校野球は素晴らしいという概念が無意識のうちに自分の中に刷り込まれていったと思います。

そして、富山県出身で野球のことも詳しくない(横浜高校のOBが誰なのかもあんまり知らない)私がなぜ「横浜高校」に魅力を感じたのか、その理由の一つに半年間ほど横浜市民だった経緯があります。横浜市内で働きながら、とてもいい街だなと魅力を感じていました。横浜高校の最寄り駅も近かったという事実を後ほど知り、親近感がわきました。

また、たまたまドキュメンタリー番組か何かで横浜高校の特集を見たときに、親元を離れて暮らす県外出身選手が多いものの、寮に入れるのはごくわずかな部員で、日々熾烈な争いの中生活していることを知りました。

私は高校に進学する際に、県内にしようか県外にしようか悩んだ挙句、県内の高校に進みました。お世話になった富山県に恩返ししたい気持ちもありましたが、その年齢の自分にとって、家族に年に数回しか会えなくなる県外に進学するという選択肢はとても大きな勇気が必要でした。親元を遠く離れてまで強くなりたいという決断ができる強さに感動しました。

野球については何も知らなかった私が、家族や友人が野球ファンという入り口から、共通点を見つけ、涙を誘うような裏話に感動し、いろんなことを知るうちに、すっかりファン?になってしまいました。

身内以外のファンをつくることって、奥が深いなあと自分なりのロジックを辿りながら妙に感心してしまいました。

応援してもらうには、まずは存在を知ってもらうところから。
誰でも情報発信できる世の中だからこそ、もっといろんなことをアウトプットしていく努力をしたいと思います・・・!

※母手作り旗です!似顔絵を描いてくれましたが、何回見ても似ていない…。

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