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ジャズアレンジがにくい - Christmas Time

毎年、冬の季節になると紹介したくなるアルバム、「Christmas Time」。

お馴染みのクリスマス・ソングも、どれもユニークなアレンジに。それでいて、原曲のハートを失わない絶妙なバランスで、懐かしさと新鮮さが同時に味わえます。

普通に口ずさもうと思うと不意をつかれますが(笑)、そんなアレンジも徐々に冬の季節に欠かせないバージョンの一つとなっていきます。

ピアノの堀秀彰さん、ベースの高瀬裕さんが長年かけて蓄積してきたものを、ギュッとアルバムに収められた Christmas Time。初めて聞くときはクリスマス・ソングのビックリ箱の様な感覚が味わえます。

ベース音が好きな私ですが、CDに収まるとせっかくの音色がなかなか届いて来ないことを残念に思うことが多いですが、このアルバムではばっちり聞こえてきます。

まるでライブ音源かのような、ライブ感満載なアルバムであるのも、嬉しいです。それでいて、このアルバムには収まりきらない、一つ、二つと増えていく新アレンジの曲達は、生演奏ならではの特典です。

ピアノ・ベースデュオ好き、クリスマス曲好き、ジャズ編曲好きの三拍子が揃い過ぎて、ついつい紹介までもが年間行事になりつつあるのを許して下さい。

Christmas Time
Hideaki Hori (pf)
Hiroshi Takase (bass)

視聴はこちら↓

(2021.12.03記録より)

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