ミミッキュコントロール
こんにちは。おとです。
今回の記事はnotionで書いたものの転載となります。
自分でnotionの記事を見返していて、自分でまとめている分には見やすいけど、他の人が見るには少し見づらいかなと感じたのでnoteの方でも投稿しようと思った次第です。
それでは、よろしくお願いします。
-以下転載-
デッキレシピ
12/2
デッキコード
c88DJY-V61fop-c888xx
12/2_2
デッキコード
MyXXyp-NXwHPL-MyMyEU
最終レシピ
デッキコード
8YxxcD-xXb5c4-D488xc
ゲームプラン
プラン説明
Aプラン
1. チラチーノ、チルタリス、ザシアンV、オドリドリGXで盤面を作りつつ手札を整えていく
2. 相手のサイドが1,2枚のタイミングで、リセスタ、ムサコジ、ピッケルを使い、ミミッキュVを出して手張り、バトル場に出してうらやむひとみを宣言
3. ピッケルを使い、ボスの指令でポケモンを縛り、ミミッキュVmaxに進化して手張り、ダイシャドーを宣言
4. 以後、ピッケルを使いつつ、オカルトナンバーでサイドを6枚取り切る
Bプラン
1. Aプランの1.同様
2. 相手のサイドが3枚などの、サイドを取り切られる2つ前のターンのタイミングで、ミミッキュVを出して手張りして、うらやむひとみを宣言
3. 何らかの方法でミミッキュVが倒されたり、相手がボスの指令などを使えずミミッキュV以外のポケモンを倒せなかった場合、Aプランの2.に移行する
Cプラン
1. Bプランの2.まで同様
2. 相手がボスの指令などを使い、ミミッキュV以外のポケモンを倒した場合、相手のサイドが2枚のタイミングで、リセスタ、ムサコジ、ピッケルを使い、ミミッキュVmaxに進化して手張り、ダイシャドーを宣言
3. Aプランの3.に移行
Dプラン
1. Bプランの2.まで同様
2. 相手のサイドが1枚のタイミングで、リセスタ、ピッケルを使い、ボスの指令でポケモンを縛り、ミミッキュVmaxに進化して手張り、ダイシャドーを宣言
3. Aプランの4.に移行
Eプラン
1. Bプランの2.まで同様
2. 相手のサイドが2枚のタイミングで、リセスタ、ピッケル、マチス、ムサコジを使い、ボスの指令でポケモンを縛り、ミミッキュVmaxに進化して手張り、ダイシャドーを宣言
3. Aプランの4.に移行
5つのプランを提示しましたが、大きく分けるとAプランとそれ以外という形で、Aプランのように相手のサイドが1,2枚になるまで、ミミッキュを出さないでおくのか、B~Eのプランのように相手のサイドが1,2枚になる1ターン前にミミッキュVを出して技を使うのかという違いがあります。
B~Eのプランはあくまで、Bプランの2.以降のターンでの相手の行動や自分の手札によって分岐したものです。
メリット・デメリット
状況に合わせて各プランを的確に選択できるようにするため、AプランとB~Eプランでの違いをまとめます。
今回は言語化しやすいため、B~Eプランで行う、相手のサイドが1,2枚になる1ターン前にミミッキュVを出して技を使うことのメリット・デメリットを書き出します。
メリット
- ピッケルを使う1ターン前からダメージを与え始められる
- リセスタを使うターンの前の相手のターンにボスを誘導しやすく、マリィで手札を崩されにくくなる
- Dプランのように、ムサコジを要しないパターンがある
デメリット
- ミミッキュVが2枚、超エネが3枚必要
- 要求が高い
- Cプランのように、ミミッキュVmaxが1ターン技を受けるパターンがある
これらのことから、サイド落ちなどでミミッキュV2枚と超エネ3枚がない場合や、ミミッキュVmaxが技を耐えられない相手で、Cプランのようになってしまうことが想定される場合はAプランを選択し、そうでない場合で、相手のサイドが1,2枚になる1ターン前にミミッキュVを出して技を使うことができるならB~Eプランを選択するといいと考えられます。
採用・不採用カード解説
採用カード、不採用カードについて解説します。一応すべて記述していますが、気になる部分だけ見てください。
採用カード
ポケモン 20枚
- ミミッキュV 2
フィニッシャーの進化前。
ゲーム中盤で壁として使うこともある。
- ミミッキュVmax 2
フィニッシャー。
ゲーム中に使うのは1枚のみ。
- チラーミィ 4
チラチーノの進化前。
序盤から展開しやすいように、進化後より1枚多く4枚採用。
- チラチーノ 3
特性のやりくりで手札を整える。
他のシステムポケモンも使うため盤面に3体立てられればいいと考え、3枚採用。
- チルット 2
チルタリスの進化前。
- チルタリス 2
特性のいざなうしらべで、要所で必要なサポートをサーチする。
逃げエネ0なので、バトルポケモンが倒された後とりあえずバトル場に出して、壁にしたいポケモンと入れ替えることもできる。
特性の性質上複数体必要ないため、サイド落ち考慮で2枚採用。
減らしてもいいかもしれない。
- オドリドリGX 2
チラチーノと比較して、たねでノーコストで3枚も引ける破格のポケモン。
相手のサイドが少なくなるまで暇なので、倒されたときにサイドを2枚とられることがそこまで問題にならない。
サイド落ちして使えなくなると山札を掘るスピードがかなり落ちるのと、ヘイトを集めやすく2体使うこともあるので2枚採用。
- ザシアンV 1
終盤まで技を使わないので、特性のふとうのつるぎが有効に使える。
手札次第だが、序盤はチラーミィよりも優先して場に出したい。
サイド落ちしてもそこまで問題にならないので1枚採用。
- マーシャドー 1
混沌のうねりがあるときに雪道、鉱山を通すために採用。
壁としても使える。
- ミュウ 1
連撃ウーラオスなどのベンチ狙撃に対して、盤面を崩されないようにするために採用。
クイックシューターに注意して使う。
壁としても使える。
グッズ 18枚
- レベルボール 4
チラチーノとチルタリスをサーチして盤面形成するために採用。
サーチ対象が多いので、多めの4枚採用。
- クイックボール 2
特にザシアンV、オドリドリGXをサーチする。
1枚のトラッシュが難しく、使いづらい場面もあるので2枚採用。
- しんかのおこう 2
主にチラチーノとチルタリスをサーチする。
使いやすいが、サーチ対象が少ないので2枚採用。
- ポケモン通信 1
ポケモンが20枚採用されているので一見使いやすく感じるが、手札にあるポケモンがすぐに使いたい場合はポケモン通信を使えないので、感覚的に1枚だけ採用。
- 霧の水晶 1
コストなしでオドリドリGXをサーチできるのが便利で1枚採用。
無くてもいいかも。
- ザクザクピッケル 4
こちらが安全に技を打てるのはザクザクピッケルを使っている間だけなので、最大枚数採用。
ダメージが足りるかどうかに関わるので、妥協はできない。
- リセットスタンプ 2
サイド落ち考慮で2枚採用。
- やまびこホーン 1
縛りたいポケモンを出すことと、HPの低いポケモンを出してダメージを足りさせるという2つの役割がある。
- ふつうのつりざお 1
終盤の詰めの段階で必要なカードを引くためにやりくりやたむけのまいをするが、引きすぎるとサイドを取り切る前に自分の山札がなくなるので、山札を回復させるカードが必要だった。
ともだちてちょう、タケシのガッツと悩んだ結果、グッズで使いやすく、シロナ&カトレアで戻せないポケモンとエネルギーを戻せるふつうのつりざおを採用した。
サポート 13枚
- シロナ&カトレア 4
手札を整える必要があるので、ドローサポートは博士やマリィより、縦引きであるほうが好ましい。
シロナ&カトレアは縦引きでありながら、トラッシュのサポートを回収できるので、試合中盤でやむを得ずトラッシュしたムサコジやボスを回収できる。
また、マチスと一緒に使うとトラッシュから回収したサポートをそのターン中に使える。
ゲーム中ずっと使うタイミングがあるので、4枚採用。
- アセロラの予感 3
オカルトナンバーのために使うことはもちろん、ドローサポートとしても使える。
サイドを取りきるまでにオカルトナンバーを3回ほど使うため3枚だと少し不安に思われるかもしれないが、序盤にドローサポートとして使ってもシロナ&カトレアで回収できることや、サイド落ちしてもポケモンを倒していく中で拾えることもあると考えて、オカルトナンバーを使う回数と同じ3枚採用。
- マチスの作戦 2
終盤にムサコジとボスを同じターンに使えるようになる。
また、シロナ&カトレアと一緒に使うとトラッシュのサポートを使えるので、実質的に他のサポートの枚数を増やすことができる。
必須というわけではないが、あるとプレイに幅が出るので2枚採用。
- ムサシとコジロウ 2
終盤にスタンプと合わせて相手の手札を0にし、行動不能にさせる。
1枚しか使わないので、サイド落ち考慮で2枚採用。
- ボスの指令 2
技を使えないポケモンをバトル場に出して縛ることで、行動不能にさせる。
1枚しか使わないので、サイド落ち考慮で2枚採用。
スタジアム 3枚
- 頂への雪道 2
ゲノセクトV、ザシアンV、こくばVmaxなどの特性をなくして、行動不能の状態をより強固にする。
1枚しか使わないので、サイド落ち考慮で2枚採用。
- ガラル鉱山 1
雪道を使わない相手に対してはこちらを使い、行動不能の状態をより強固にする。
ザクザクピッケルでエネルギーがあたり札じゃなくなる程度で、そこまで重要なカードではないので1枚採用。
無くてもいいかも。
エネルギー 6枚
- 基本超エネルギー 3
プラン上ホラー超エネルギーであるメリットが少ないため、基本超エネルギーを選択。
2枚あればいいので、サイド落ち考慮で2枚採用。
- キャプチャーエネルギー 3
ゲーム序・中盤はエネルギーを手張りする必要がないので、トラッシュなしのクイックボールのような感覚で採用。
1ターンに2度使えないことや、3回ほど使えば役割としては間に合っているので、3枚採用。
不採用カード
- フィオネ
相手のアタッカーをベンチに送ることで妨害できる。
ベンチにもアタッカーがいると意味がないと判断し不採用。
- マタドガス
ミミッキュVmaxの場合、ムサコジと合わせてダイシャドーでのハンデスもあるため、必要ないと判断。
- ポケモンいれかえ
相手のガラル鉱山やツールジャマーを考慮するなら、ふうせんはポケモンいれかえでもいいかもしれない。
今回は何度も使えるふうせんを採用したため、ポケモンいれかえを不採用に。
同様の理由でとりつかいもありな気がしている。
- ともだちてちょう
山札を戻す手段。
今回はサポートはシロナ&カトレアで回収できると考えて、ふつうのつりざおを採用した。
- ふうせん
主に壁にしたいポケモンを出すために使う。
エネルギーやチルタリスで間に合っているので不採用。
- シャクヤ
サイドに落ちて欲しくないカードは2枚ずつ採用してサイド落ちケアしているが、それでも怖い場合は安定性を削いで採用するのもあり。
シャクヤでサイドから欲しいものを拾う時、そのサイドから欲しいカードと同じ枚数手札からサイドにカードを置かないといけないので、手札が潤沢でないと使えない。
ダメージは足りるのか
Aプランの場合
1. うらやむひとみで120or150
2. ダイシャドーで120
3. オカルトナンバー3回で130×3=390
合計 630or660
Bプランの場合
1. うらやむひとみで90
2. 以下Aプランの1〜3と同様
合計 720or750
C〜Eプランの場合
1. うらやむひとみで90
2. ダイシャドーで120
3. オカルトナンバー4回で130×3+40=430or130×4=520
合計 640or730
実例を挙げると膨大な分量になってしまうので割愛するが、大体660程度あればダメージは足りるので、やまびこホーンや準備段階でダメージを入れておくなどして工夫することでダメージは足りるようになると考えられる。
【事件】セルフLO
12/2に「せっかくVmaxクライマックスが出てすぐの大会に出るんだし、ミミッキュVmaxのデッキ組みたいなあ」とトイレの中で考えていたところ、過去にシティリーグで準優勝したミュウツーV-unionのコントロールデッキを思い出した。
そこで、ミュウツーV-unionの部分をミミッキュVmaxに代えられないかと考え、デッキを制作。
3,4日に一人回しツールやnotionを用いてレシピを最適化していき、プランも考えて頭に叩き込んで、5日いざ大会へ。
1戦目はれんげきウーラオスで、普通に盤面をボコボコに崩壊させられ順当に敗北。
2戦目事件は起きた。
順調にサイドが取られていき「よーし!スタンプムサコジピッケルで縛っちゃうぞ!」と思ったところ、悪の塔があったのでガラル鉱山が必要に。
だが山札は5枚。
これ以上引いてしまうとサイドを取り切るまでに自分の山札がなくなってしまうので、やりくりを我慢して番を返したところ、トップに置いたゲンガーを悪の塔でトラッシュし、そこから博士を引かれて普通に負け。
何が言いたかったかというと、机上論だけで実践してないデッキを持ち込むと、本番に欠陥を見つけて勝てなくなるよ。ということ。
今回は山札を回復させる手段が必要だった、ということに気づかなかったために大会中全敗(サイドイベントも含め0勝10敗)してしまったが、失敗に気づいて構築を改めればその紙束は自分しか使いこなすことのできない強デッキに昇華することだろう。
おわりに
今回はミミッキュVmaxを使いたいという動機からデッキを組み始め、結果的に大失敗に終わってしまったわけですが、失敗は成功の元ということで記事を投稿した次第です。
(本当はせっかくまとめたのに後悔しないのはもったいないから投稿した)
僕はいつもこういったオリジナルデッキを生み出しては壊してを繰り返しているタイプのプレイヤーなので、たまには失敗したパターンの記事も見ていただけたらなと思いますw
他にもレギュレーション変更に向けていっぱいデッキを組んでいるので、今後何度か記事を投稿すると思います(多分)。
その時は是非よろしくお願いします。
おしまい。
【付録】サイド落ち確認
必要なパーツが落ちてないか確認する
- ミミッキュV
- ミミッキュVmax
- 超エネ
- スタンプ
- ムサコジ
- ボス
何回行動できるか確認する
- ザクザクピッケル
相手次第で
- マーシャドー
- ミュウ
- 雪道
サポートもお待ちしてます!