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【メインプランに用いるカードは多めに入れよう】というお話

こんにちは。おとです。

今回から【】というお話シリーズやっていこうと思います。

このシリーズは、ある1つのデッキを紹介するのではなく、僕なりの構築論やプレイング論について語っていくものです。


突然ですが、皆さんは以下のデッキレシピに関してどのように感じますか?

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このデッキレシピは先日行われたcl横浜のマスターリーグで9位だった三神ザシアンです。

ほぼ全ての対戦で使用する三神やザシアンが一般的な三神ザシアンのレシピに比べて多めに採用はれてることに僕はとても共感しました。

その他細かいカードの採用についても思うところはありますが、本記事では【メインプランに用いるカードは多めに入れよう】ということについて書いていこうと思います。


本当に必要なこと

ポケモンカードをしているとよく「事故った〜」なんてことを経験すると思います。

例えば三神ザシアンでいうと、先行1ターン目に三神にエネルギーをつけられなかった、であったり、2ターン目までに水エネルギーを引けなかった、ポケモンを入れ替えられなかったということが事故にあたると考えています。

要するに序盤に、構築した時に考えていた通りの動きが出来なかった。ということですね。


ではその時に本当に必要なことは何だったのか。


先行1ターン目には三神エネルギー、2ターン目にはもう片方のエネルギー三神をバトル場に出すカード(ポケモンいれかえ、ふうせん等)。

(前の相手の番にエネルギーをトラッシュされた場合は鋼ポケモンとメタルソーサーとエネルギーつけかえが必要になったりなど、相手の動きによって要求値が上がることはありますが、今回は考えないこととします。)


同じカードはデッキに4枚までしか入れることができませんが、クイックボールタッグコールぼうけんのかばんグズマ&ハラ等のカードを採用することで実質的に枚数を増やすことができます。


つまり、ゲームの序盤に必要なカードに加えて、それらのカードを持ってこれるカードでデッキの大半を占めることで事故による負けを回避しやすくなる、ということです。

特にゲーム序盤は要求を満たすのが難しいので、序盤に欲しいカードほどゲーム中に必要な枚数より多く採用して引きやすくしたいですよね。



相手がいること

毎回構築段階で考えているプランを行っても必ず勝てるとは限りません。

特に今回例に挙げた三神ザシアンは環境の中心であり、多くの人がこのデッキを想定してデッキを構築してくるからです。

例えば、かんしゃくヘッド10+ドレッドエンド270=280や、ズガドーンのひのたまサーカスで炎エネルギーを6枚トラッシュ50×60=300をオルターの次の番にされると三神側は盤面にエネルギーが残りません。


そこで三神ザシアン側も黙っているわけにはいかないので、そのような動きに対応するためにメタルソーサー、大きなお守りなど、序盤のメインプランには必要でないカードを採用します。


ただ、ここでもう一度考えていただきたいのが、相手のプランに対応するためには「自分が序盤に事故っていないこと」が前提条件となります。

そもそも事故ってたら対応も何も、相手に普段通りの動きをされただけで負けてしまいます。


相手のプランに対応するためにも地盤はしっかり固めておく必要があると僕は考えています。


序盤を安定させるカードと、相手の動きに対応するカードの比率はとても難しい課題だと思うんですけどねw


さいごに

なんとなく僕の言いたいことが伝わったならいいなと思います。

今まで三神ザシアンの三神は2枚!ザシアンは3枚!という固定観念があったのですが、それぞれ1枚ずつ増やしたところオルターまでの動きがとてもスムーズになり、毎試合安定した試合ができるようになったので、この感覚を共有したいと思い本記事を書かせていただきました。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

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