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「舘山寺殺人事件」

感想呟きスペースのための下書き(駄文)
noteは初めて書くので軽く自己紹介でもしときますね。

おとです🍅 どこにでもいるような至って平凡な中2。現在は演劇部と新聞部に所属していて、舞台に立ったり裏方したり記事書いたり、こっそり脚本まで書いてみたりたまーに配信してみたり。
ちなみに広島住。その割には浜松への出没頻度が高い人。いや人じゃないか。ここではプチトマトということにしとこう🍅

MUNA-POCKET COFFEEHOUSE 24 Produce「太陽の上で」Cast A&B コトネ役。「分からないです!」の人。
「太陽の上で」の1つ前のムナポケさんの公演「オイル」を観て、そこで初めてムナポケさんに関わり、それと同時に狐野さんやFOX WORKSさんを知った。
自分は簡単に言うとムナポケさんLOVE状態。それはそれで良いけど、ムナポケさんに固執する必要はないと思い、視野を広げるためにFOX WORKSさんの「舘山寺殺人事件」を観ることにした。

会場が鴨江。自分が「太陽の上で」の稽古をした場所だった。
オンラインでの練習は何度かあったけど、実際に皆様と一緒に稽古をしたのは1度だけ。
開演する前、開場して待っている時に泣きそうになった。
鴨江に入った時「おかえり」って言われた気がして、稽古の時の思い出がより一層鮮明に蘇った。
階段を上っている時も、自分にとっては1段1段が微妙に高くて上りにくかったのを思い出した笑
開場よりかなり早く行き、1階ロビーで待機していたこともあり役者さんとすれ違ったりもした笑

ただ、それと同時に疑問が生まれた。
「あの鴨江で本番やるの???」
開場前に舞台の構成が気になった。道具はともかく、音照はどう設置するの?
そんな疑問とは裏腹に、音照は素晴らしいものだった。(詳しくは後に語ります)
まず会場に入り受付をしてもらう。その時、自分の受付した名前(本名)を言おうとしたら、その前に「500円お願いします」と言われた。
一目で学生であるということは分かると思うけど、思わずびっくり。
更にそれに加えて出迎えて下さった方が何とキャストさん!!!
元々推していたキャストさんと目を合わせることはできなかった…恥ずかしかったんだろうな…笑
「太陽の上で」で関わりがあった音響さんにはご挨拶できました笑
自分の後に来られたお客様にスタッフさんが「前の方のお席空いておりますので…」と勧めていたが、そのお客様は「すみません、前の方は苦手で…」と仰っていたから自分は元々座っていた後ろの席から最前列の席に移動した。
後々、そのお客様に助けられたことを実感することになる。
最前列の席は自分に取って大当たり。しかも自分が座った席は推しの役者さんに凄く近くてとても嬉しかった。
名前こそ知らないけど自分の後に入られたお客様、ありがとうございます笑

何で本編に入ってないのにこんなに話長いの笑
そろそろ本編に移りましょう。

キャスト、スタッフの皆様お疲れ様でした!
これから自分なりの「愛」を書くので気が向いたら見てみてね🍅

舘山寺殺人事件、非常に見やすい舞台でした。
コメディとシリアスがクッキリ分かれていていいなーって思いました。
あと、あの会場ならではの、役者さんと自分含むお客さんの距離が普通の舞台に比べて近すぎるのもド迫力で良かった。
特に女性陣。声の幅広すぎて何事??
男性陣は特にコメディ重視だった。
自分の傾向として、舞台全体を良かったというよりピンポイントで良かったという方が得意だと思うのでこれから細かく語っていくよ。

1、本村伝右衛門役 森下さん
はいかっこいい。ありがとうございました。らぶ。
やっとお会いできた。でも、自分が思ってたイメージとは真反対だった。
繊細な演技をされる方なのかと思っていたけど、繊細さなんて微塵もなかった。
カッコよすぎて少し怖いまである。
自分の欲望をバカ正直に言うところは何か心に刺さるものがあった。
本村伝右衛門はどれほど素直な人なんだろう。
警察になるまでの努力を感じさせないような明るさと素直さがあった。
だからこそ突発的な効果音だったり、駄々をこねる子供のようになったりするのはコメディの良さがとても出ていて面白かった。

狐野さんから「役者と話したりする際は距離を保って」という注意があったにも関わらず、観劇後に抱きつきに行った。本当にお話できたことが嬉しすぎる。
でもお話しした時は既に自分が想像していた優しい森下さんになっていて、威厳は全くなかった。恐ろしい。

2、鈴木銀四郎役 石牧さん やーい!!!
自分が座っていた席から観て1番近くで演じて下さった役者さん。ファンです(?)
迫力凄すぎる。
本村伝右衛門とは裏腹に、警察になるまでの努力が少し垣間見えたような気がしました。最初は真面目なのに、段々と伝右衛門に感化されていく感じがもうたまらない。最高。
表情がコロコロ変わっていくのが見応えがあって面白かった。
パルパルファミリー全員言ったの凄すぎる!!!ちなみにトマトーナのところで自分の目が光りました(どうでもいい)
かとぅでとぅ が悪くなるところツボすぎる。
やっぱ演じる幅広くて凄いな〜ってなりました。
あと、ネクタイピンが眼鏡の形してて衣装凝ってるなーって思った。
自分も視力は良い方なので勝手に仲間意識持った笑

観劇後、挨拶に行きました。
まあもういつも通りのラフな感じ。でも何故か「久しぶり」という言葉は出てなかったなーって思います。
安定感のあるお芝居本当に最高なんだよな…。

3、朝霧あかね役 みとさん

可愛い。伝右衛門との絡み最高。
色んな役との絡みがあって生きる役だなって思いました。
たまに部長刑事(上司)に自分の意見を伝えてみたり、勇気ある行動取ってて凄いなって思いました。
あの衣装似合うのも凄い。自分なら似合わない笑
どうやら学生生活最後の公演だったようで、まだ学生さんなの!?って思ったくらいびっくり。
めっちゃ大人びてて素敵な方だなって思いました。
こんな明るく可愛い人が職場にいたら幸せだろうなって思いました。

観劇後、挨拶こそできなかったけどお写真を撮らせて頂きました。そしたら横でどっかの鈴木さんと、自分の隣で観劇してたオシャレな人が死体になってて(?)それもパシャリ。
あんまりお話できなくて残念だったな〜。めっちゃ可愛かったです!(大事なことなので2回言いました)

4、大山田八五郎役 宮地さん
あの動きは只者じゃないよなぁ〜。
コメディには欠かせないツッコミ。なのにこの劇はボケとツッコミの割合が明らかにおかしい。貴重なツッコミ要員でした。
犯人がツッコミってどういうことだよって今は思います。
最初の登場シーン、この曲どこかで聞いたことあるなあって思った。ノリノリでめっちゃ楽しそうだった笑
なのに後半に行くに連れて段々とシリアスに転調していく。演じ分けの天才ですか???
悲しいまでに愛していたことがよく伝わる。表現が段々と繊細になっていって凄かった。首を絞める表現、凄かったな…。

観劇後、宮地さんとは全くお話できず残念…。
めっちゃカッコよかったですって伝えようと思ったのに〜!!
どの役より葛藤感を感じる素敵な演技、最高でした。

5、大山アイ役 心晴さん
鳥肌が立った。でもそれと同時に既視感を覚えた。
舞台で映える役だよなぁ。ああいうお嬢様的で上から目線の美しい女性、結構見たことがある。
ただ、それだけじゃなかった。
大山田を試しているように見えて、既に依存していたのではないのかと思った。
自分のことが美しいと言っているのは凄い自信だと思ったけど、それは事実だし客観的に分析できる人だと思った。
だから最後の「愛してる」が心に響いた。最後に少しだけ本心を出せたのかな。
声の綺麗さ故悲しすぎる。コメディとの対比が全くなかった分、惹きつけるものがあった。

心春さんとも観劇後にお話しはできず…。
でも自分も込みでキャストさんの写真を撮った際に「こんな美しいんだ」って見惚れてしまいました笑

6、?役 大川さん
大川さんと呼び慣れていないので先生と呼ばせてもらいます。
ずるすぎる!!とにかくずるい!!!!!
初登場が特に印象的。何光浴びせてんだこの野郎!(褒め言葉)
あと光る眼鏡も印象的だな。どの役者さんに対してよりも笑った。
本当にボケに全振りだったな。
誰よりも声量があって会場に響く声から心の底から楽しんでるように思った。
だからこそお客さんの心をわし掴みにできたんだろうしお客さんみんな楽しんでた。
正直ストーリー的にはいなくても良い役だと思ったけど、自分がこの劇を観て必要不可欠な役だと思った。
先生ずるいよ!!!何もかもずるいけど憎めないくらい面白くて大好きだった。

観劇後、少し遅くなったけど挨拶に行きました。
どうやら認知して頂いていたようで…。光る眼鏡もつけれてめっちゃ嬉しかったです。
最高にツボでした。

7、演出、音響、照明など
初めて狐野さん演出の作品を見たけど、OPと最後が凄かった。
どちらも役者さん1人ずつが際立っていて、音照などの効果が重なり凄く綺麗だった。
OPはみんなで集まってたのに最後の1人ずつ別方向に散っていくのは何。残酷すぎた。
せめて八五郎とアイだけでも、一緒にいて欲しかった。

音響は、素直じゃないなと思った。(褒め言葉)
自分ならここで効果音を入れる!って思ったとこもあったけど、でもやっぱり音響さんの技術は流石で凄いと思った。
肝心なシーンで音がなくて役者さんと照明だけで表現してるのもよかったなぁ〜。
あと最後に挨拶させて頂いた時「役者の方が大変」と言われていて、やっぱり凄いなぁと思った。自分なら自分だけのことで精一杯になってしまうから本当に尊敬する。映像投影も綺麗だったなぁ〜。

照明は、そもそものセットが斬新で面白かった。斜めに光を入れて主にスポットで表現するのめっちゃ好きだった。暗転しても飽きさせないし本当に凄すぎる。綺麗だったなぁ〜。

ひとまずこんな感じ!他にスペースで何か話すかもね!!!
ここまで読んで下さった方、長いと思いますがありがとうございました。
これを入力するのに4時間くらいかけました笑

個人的な話にはなりますが、恐らくこれが中学最後の遠征となります。
浜松への遠征は、また出演しない限りは確実に最後でしょう。
自分が関わる、学校の公演の1週間前でありかつ試験2週間前という結構やばい時に遠征しましたが、無事帰ることができました。
それも皆様のおかげですし、心の底から感謝しています。素敵な演劇をありがとうございました。
舘山寺を観劇する数日前、FOX WORKSさんの舞台に立っている夢を見ました。
それが正夢になることを心より願っています。

またいつか浜松へ行った時は、どうぞよろしくお願いします🍅

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