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立憲民主党のマドンナ・石垣のりこ議員と菅野完氏「不倫」報道のウラ事情

週刊ポストが報じた立憲民主党・石垣のりこ参議院議員と著述家・菅野完氏の「不倫騒動」。ネットで第一報が流れた際には、両氏の名前がTwitterのトレンド入りするなど大きな話題を呼んだ。だが、事態は急速に沈静化。週刊ポスト本誌発売の週明けには話題にさえ上らない始末だ。
立憲民主党幹部議員がこう語る。
「確かに、石垣議員は用心が足りなかった。しかしあの報道内容をよく読めば、『不倫裁判』の争点は、不倫関係ではなく、そもそも『内縁関係』の有無だと分かります。それは党としても注意のしようもない」
週刊誌からの取材を受けた直後から始まった石垣議員のお詫び行脚のせいもあってか、党内ではむしろ石垣議員への同情の声さえ聴こえるという。
「議員になる前の話が今頃持ち出されている。しかも離婚後の交際関係が問題視されている。不思議な裁判です。石垣議員は交通事故にあったようなもんですよ」(同前)
一方、石垣議員の『不倫騒動』が”不発“に終わったことを受け、躍起になって暗躍するグループがいるという。
野党の動向に詳しい政治ジャーナリストに話を聞いた。
「その一派はもともと、沖縄の選挙や市民運動を応援する本土の運動家のグループでした。沖縄の選挙で一定の“成功”を収めた彼らは、以前から、立憲民主党をはじめとする野党各党の陣営に、『自分たちを選挙で使え』『自分たちを秘書で使え』と執拗に売り込みかけていました」
このグループの“売り”はTwitterでの影響力にあるという。グループの頭目の一人・Cは、匿名個人アカウントながら数万人のTwitterフォロワー数を誇る。
「Cをはじめ、本土出身ながら沖縄在住のジャーナリストなど、このグループの主戦場はTwitter。彼らは自分たちのTwitterにおける影響力を誇示することで野党各陣営への営業材料としてきました。しかし売り込み先も馬鹿じゃない。彼らの素性の怪しさや評判の悪さから、軒並み出入り禁止を食らっています。活動家然とした人物の出入りが多い石垣事務所は彼らの格好の標的でした。しかし石垣事務所への売込みも失敗。諦めきれない彼らは今、営業材料だったTwitterの影響力を使って、石垣議員へのイヤガラセを活発化させています。その標的になったのが、石垣氏の私設秘書を務めた著述家の菅野完氏。あのグループは菅野完氏と交際関係にあった女性を訪ね歩き、その声を『被害者女性』に仕立て上げ、各メディアに売り込んでいます。かくいう私も、そのグループから『被害者女性』を紹介されましたが、同じ女性の私から見ても、被害でもなんでもない。単に、痴話喧嘩にすぎず、開いた口が塞がりませんでした。」(同前)
これだけであれば単に国会議員への逆恨みをこじらせた市民活動家の軽挙妄動でしかないが、問題はこのグループを利用しようとするメディアや立憲民主党関係者の存在だという。「宮城県選出の石垣議員は、国対委員長を務める安住淳衆議院議員に極めて近い。党内で安住議員を快く思わない一派が追い落としの材料を得るため、このグループに近づいているのです。また、ベストセラー作家ということもあり菅野完氏はTwitterの有名人。彼の話題は良きにつけ悪しきにつけ『バズる』。記事の閲覧数を稼ぎたいだけの週刊誌メディアの記者たちが話題性だけに惹きつけられて、このグループが振りまくガセネタに飛びついています。とある雑誌社では彼らからガセネタをつかまされた記者のクビが飛びそうになった騒動までありました。しかしどのメディアもビュー数は欲しい。誘惑に負けたメディアから、そのうち、大きな記事が出るんじゃないでしょうか」
本誌取材班にも石垣議員および菅野完氏に関する情報が寄せられたが、『ガセネタ』とまでは呼べないものの、取るに足りないものばかり。本誌に寄せられたタレコミ情報を前出政治ジャーナリストに見せたところ、「間違いない。これと全く同じ話を、あのグループはあちこちに振りまいています」との証言を得た。
しかしこのグループも一枚岩ではないらしい。
「最近、沖縄で真剣に活動する運動家たちから、このグループに対する苦情の声が上がってきた。他の活動でもやり方が汚いからです。グループの評判が落ちるにつれ離脱する人たちも出てきた。離脱組は今、自分の生き残りをかけてグループの内情を暴露する方向に動いています。このグループがしでかした証拠改ざんや証言偽造の証拠が漏れはじめています」と語るのは、沖縄で反基地運動に従事するベテラン活動家だ。
「石垣議員だけでなく、数々の立憲民主党議員に関する金銭疑惑や、活動家同士のありもしない不倫話など、あのグループは誰に対しても同じような方法で陥れようとする。それに付き合わされてきた人たちもそろそろ嫌気がさしてきたんでしょう。5月に入ってからはグループチャットの様子まで外部に流出してくるようになった。聞くところによると、このグループにあらぬ噂を流された立憲民主党の某衆議院議員は、このグループに属するとある人物を名誉毀損で訴える用意があるそうです」(同前)
解散総選挙が近づき永田町では下世話な話が飛び交う季節となってきた。しかしそのネタ元には“用心”が必要ということだろう。

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以上、匿名記者氏からのご寄稿でした。

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