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誰の質問力をあげる?

質問力、という言葉がある。

疑問に思い、その疑問を自分の言葉で
相手に伝える力のことだ。

さて、この定義だと、
この質問力を一番持っていて欲しいのは誰だろうか?

そう、学生さんだ。

質問力はバイザーではなく、
学生があがらなければならない。

僕はそう考えている。

けど、困った事に、バイザーは学生さんを質問攻めにし、
それに学生さんが困り果ててしまう。

質問する事に、抵抗すら感じているだろう。

それでは、ダメだ。

安心して質問が出来る。これが大前提だ。

どんな馬鹿な質問にも真摯に答える。
どんなことにも答えるというスタンスが、
質問に対しての抵抗感をなくす。

そのうえで、質問の内容から、
バイザーは必ず学びに落とし込む。

この繰り返しが、学生さんに様々な質問パターンを
学習させる事につながる。

しかも、質問出来ない原因の解消にもつながるのだ。


作業療法塾 主宰 齋藤 信
臨床共育メンター(R)

「臨床共育」の研究と実践の資金になります。論文化、書籍化のあかつきには、優先的に講義をしに伺います! あなたの情熱にありがとう!